イカは日本人に好まれている食材だ。イカは素晴らしい。生でも焼いても蒸しても干しても美味しく食べることができる嬉しい食べ物になる。
醤油にマヨネーズを少し入れてかき混ぜる。そして生のイカをつけて食べるとそこに広がるには幸せの楽園だ。大海原でクジラが潮を吹きながらそばでは群れをなすイカがダンスをしてる姿を思い浮かべる。
イカは美味しいのだ。
このイカがダイエットにも利用できるという。美味しくダイエットができるとなるとこれほど嬉しいことはない。いったいイカをどのようにダイエットへ活かすことができるのだろうか?
イカの基礎代謝を上げるダイエット効果とは
一概に「イカ」と言ってもその種類は多い。普段から目にするイカから深海で息を潜めながらクジラを食べる巨大なイカもいる。何種類ほどいるのだろうか?
2種?
いや、少なすぎる。
10種?
もっといるはずだ。
100種?
もっともっとだ。
1億種?
それは多すぎる。
世界には400種以上ものイカの種類が存在している。では、日本人がよく食べているイカはどれにあたるのだろうか?イカの中でも日本人がもっともよく食べるのが秋に旬をむかえる「スルメイカ」という種類だ。
今日では海に足を運ぶとエギングをしている人をみかける。エギングはイカ釣りのことだ。餌木と呼ばれるエビに似たルアーを使いイカを誘い出す。餌木にイカが抱いたらあとは足がちぎれないように慎重に釣り上げる。
最近では釣りをする女性が激増しているようだ。ルアー釣りは生き餌・死餌をつけなくてよいことから「汚れない・臭くならない」などの理由により好まれている。
日本で釣れるイカの種類は「アオリイカ・ヒイカ(ジンドウイカ)・ヤリイカ・スルメイカ・ケンサキイカ(アカイカ、マイカ、ヤリイカ)・コウイカ(スミイカ)」があげられる。
自分で釣ったイカでダイエットを楽しむのもまた一味違うかもしれない。
イカでダイエット効果を高める一つの理由として「タウリン」と呼ばれる成分がある。タウリンはタコ・ハマグリなどにも含まれているのだが、注目するべきはスルメイカのタウリンは低カロリーだということ。
イカのカロリーはどのくらい?
- 88Kcal (100g)
- 264Kcal (300g 1杯)
イカは良質なタンパク質を含みながら低カロリーの低脂肪。まさにダイエットに向いている食材だといえる。
痩せる秘密「タウリン」とは
問題のタウリンである。そもそもタウリンとはどのような成分なのだろうか?
タウリンはアミノ酸に似た成分なのだが、たんぱく質を分解する過程で生成される。人の身体でもタウリンは生成することができるものの、その量には限りがある。そのため十分な量を摂取するには食材から取り入れる必要があるのだ。
タウリンの作用
- 心臓機能の向上
- 肝臓機能の向上
- 視力の回復
- インスリン分泌を促進
- 高血圧の予防
- コレステロール抑制
- 代謝を促す
- 血液をサラサラにする
タウリンを含む食品を摂取すると「胆汁・胆汁酸」の分泌量が増える。大量の分泌により肝臓は栄養素を効率的に分解するために、必要なときに使えるように蓄えることができる。
その結果、肝臓内の中性脂肪を取り除くことで肝臓から脂肪を排出される作用に期待ができるのだ。
またイカを食べると噛む動作が多くなる。スルメイカを乾燥すると特に噛む回数が増える。尋常じゃないほど増えるのだ。
顎が痛くなるほどである。
噛むことで満腹感をえやすくなるため暴食・過食を防ぐことができる。ダイエットは空腹感との闘いになるため嬉しい作用である。
ただし噛み過ぎは危険だ。
50回以上噛む人は30回噛む人に比べて顎の筋肉が発達し過ぎるという研究報告もある。顎が発達することで小顔とは真逆の効果になりかねない。噛むほど痩せるというわけではないのだ。原則30回がベストである。
まとめ イカのダイエット効果
イカの低カロリーなタウリンを摂取することで血液がサラサラになるため血液循環が向上。新陳代謝が活発に働く。それは脂肪燃焼を促進させる効果につながるのだ。イカダイエットでは健康的なダイエットが可能だ。