待望の赤ちゃんが産まれて幸せいっぱい胸いっぱい。
さぁ、出産も無事に終わり今度はわたしの体型を元に戻さないと。
産後にダイエットをはじめる人も多いのですが、授乳中は赤ちゃんの分まで栄養も摂る必要があるため、単に食事を減らすと赤ちゃんに必要な栄養が不足してしまう恐れがある。
また、運動についても出産で体力が相当減っている状態。産後におこなうダイエットで気を付けることはないの?
元気な赤ちゃん産んだあとは瘦せなきゃ♪
授乳中の産後ダイエットとは?
赤ちゃんが産まれて安心したその身体。
10か月ほど我が子を守ってきたその身体。
出産後は体力が落ち、安堵感から一気に疲れがやってくる。
そんな中でもすぐに美スタイルに戻したい人は少なくない。「綺麗なママ」でいたいと思うのは当然です。
こう思われて悲しくなる人はいない。
しかし授乳中の産後では気を付けたい点がある。哺乳瓶であげる人もいるのですが、ほとんどの人が母乳から栄養を赤ちゃんに贈る人が多い。
問題はこの母乳を通しての栄養素。必要な栄養成分とその量を摂取しなければ、母体と赤ちゃんの両方に影響が及ぶことになる。
もしも栄養が足りず出産後にやつれてしまったら?
近所のおばちゃんも出産を祝うどころではなくなる。
食事のカロリー量に気を配る
授乳中の摂取カロリーには目安があるのだが、これを参考にして赤ちゃんの栄養を第一に考えながらバランス良く摂ることが大切。
もちろん母親の栄養も十分に必要になる。母親の体力が落ちると赤ちゃんの世話をするのに疲れやすくなるから。疲れはマイナス要素を生み出しやすい。
また糖質制限ダイエットなどは人によって「イライラ」などを引き起こす副作用がある。糖質は精神を安定させるために必要な栄養素ともいえる。赤ちゃんの夜泣きなどでストレスがたまり、追い打ちをかけるように糖質不足でイライラが募る。
それだけは避けたい。
産後はとくにバランスの良い食事が求められている。
- 目安カロリー「一般女性の1日の総摂取カロリー」 ⇒ 1800kcal
- 妊娠初期 … +50kcal
- 妊娠中期 … +250Kcal
- 妊娠末期 … +450Kcal
- 授乳期 … +500Kcal
赤ちゃんに高い栄養をおくる
ダイエットは一般的にカロリーを抑えようとするのですが、授乳期間は2人分の栄養を摂る必要がある。
赤ちゃんのカロリー分を足す必要があります。母乳に大切なたんぱく質・カルシウム・鉄などを摂るようにすると良い。
大豆類や魚類に含まれるたんぱく質を摂り、授乳中は1日約20gの鉄分が必要。
鉄分が豊富に含まれるほうれん草・ひじき・ゴマ、牛乳・木綿豆腐などに含まれるカルシウムを1日900g程度摂るようにする。
自分の身体と赤ちゃんの様子を見ながら調整していく。一番大事なのは体力がほとんどない赤ちゃんに十分な栄養を与えること。
産後の運動・筋トレ方法。産後いつから?
産後は母親の体力が落ちている。授乳期間のダイエットは過激な運動をしないほうが良い。中にはすぐに筋トレなどハードな運動をおこなう人もいるのですが、出産に伴い骨盤が歪んでいる可能性がある。
無理はせずに有酸素運動をメインにおこなうと良い。
軽く身体を動かすなど、疲れない程度の運動にしておく。赤ちゃんをベビーカーにのせて一緒に公園をウォーキングしながら散歩するのも立派な運動。
産後から通常の運動量に戻る場合は「1ヶ月目」程を目安に考え、医師の許可が出てから本格的にダイエットをはじめると安心です。
まとめ 産後に無理はしないこと
産後ダイエットは自分のためでもあり赤ちゃんのためでもある。極端な食事制限を避け、無理のない運動にとどめておくことが大切だ。