ダイエットをしていると常にカロリーを意識してしまう。カロリーが高い食べ物は脂肪がつきやすいため極力避けた食生活にしている人も多いのではないだろうか?
そんな中、どんなに食べても太ることがないダイエット方法があるという。本当だろうか?ダイエットの基本は摂取量よりも消費量を増やすことだ。摂取量が多いままだと脂肪が増えていくと思うのだが…?
本当なのだろうか?
実は何でも食べてよいわけではない。食材を選ぶ必要があるのだ。痩せる食材を選びながらダイエットをしていく方法「マイナスカロリーダイエット」とはいったいどういうやり方なのだろうか?
マイナスカロリーダイエット方法とは
ダイエットは基本的に「食事制限・運動・生活習慣」を規則正しくおこなうことで痩せ体質に変えていく。
この中で難易度が高いのは食事だ。普段食べていたものを制限される。そのことでストレスを感じてしまいダイエットを諦めてしまいやすい。食欲は三大欲求の1つになるため、なおさら難しいのだ。
何かよい方法はないのだろうか?
食べる制限から食べても大丈夫な食事に意識を変えるとよい。ようするに「痩せる食材」を選べばよいのだ。痩せる食材は「消化に使うカロリー量が多い食材」を選ぶことを指している。
ダイエットは摂取量よりも消費量を増やすことで痩せることができる。この基本はどうやらこのダイエット方法でも基礎として考えられている。消費量が多い食材を選ぶことが重要だ。
つまり、食べれば食べた分だけ痩せるマイナスカロリー食材は、食材のカロリーよりも食材を食べて消化するまでに必要なカロリーの方が大きい食材を選ぶ。
マイナスカロリーの食材を増やすことができれば、満腹なのにダイエットをしている状態を作ることができる。
消化をするときにその食材のカロリーだけでは足りなくなる。すると次に使われるのは脂肪だ。脂肪がエネルギーに使われるため痩せることにつながる。
カロリーの低いものを食べる
マイナスカロリーダイエット方法は、痩せる食品を摂取することにより満腹感を保ったまま痩せることができる方法になる。
では、肝心の痩せる食材とは?
マイナスカロリー食材では海藻類があげられる。海藻類は低カロリーなのだが食物繊維が豊富に含まれている。消化吸収にもカロリーが使われるため痩せる食材になるという考えだ。
消化カロリーと消費エネルギー
消化カロリーとはどのような意味を持つのだろうか?
食べ物が体内に入ると咀嚼して胃腸に入りその後は腸で消化吸収する。そして体外に排泄するのだが、この消費するエネルギーのことを言う。海藻類などを摂取することで低いカロリーを摂りながら食物繊維で腸内環境を整える効果がある。
痩せる食材
- キャベツ
- ニンジン
- キュウリ
- レタス
- 大根などの常備菜
- アスパラガス
- ブロッコリー
- カリフラワー
- ニンニク
- 緑豆
- ホウレンソウ
- カブ
- ズッキーニ
- グレープフルーツ
- オレンジ
- ピーチ
- パイナップル
- イチゴ
- トマト
- みかん
- スイカ
- 烏龍茶
例えば、烏龍茶を飲むと1杯につき40Kcalのマイナスカロリーが可能だ。
しかし果物や野菜は種類によって糖分が含まれているため、食べ過ぎるとカロリーが増えてしまいプラスになる。注意が必要だ。
マイナスカロリーダイエットは嘘の声
少し複雑なダイエット方法なのだが、要するにカロリー量よりも消費量が高い食べ物を食べるとよいということ。この消費には日常生活の運動・消化・栄養を吸収するなど多岐に渡る。これらの消費よりもカロリー量が低い食べ物を選ぶ。
理論的には納得できる部分はある。
しかしその一方で、マイナスカロリーダイエットの効果は「嘘だ」という声があるのだ。いったい何に対して嘘だと言っているのだろうか?
どうやらその理由は科学的根拠がないこと。
ダイエットの方法を生み出す多くの考案者は科学的な実証・実験・研究を繰り返している。そのうえで公表をしているのだ。しかし食べ物の摂取カロリーと消化カロリーを測定し比較したデータが無いことから「嘘」だと言われているようだ。
オリジナルダイエットを個人的にはじめて痩せた人はたくさんいる。
その成功した経験を個人で世に発信する場合もある。この場合は科学的に調査をすることはほとんどない。ダイエット方法が有名になることで学者などが調査を行うパータンが多い。
つまり現時点では「様子見」をしたほうがよいダイエット方法になるかもしれない。ダイエットの方法では痩せる人と痩せない人がいるのは当たり前なのだが…、気になる場合は挑戦してみるのもアリだ。
まとめ マイナスカロリーダイエットは半信
ただ、海藻や野菜などの食品はどれもビタミンや食物繊維が豊富。便秘改善にも効果がある。食べ過ぎない程度に摂取してもよい食材であることは確かだ。
マイナスカロリーダイエットには科学的な数字はないのだが、カロリーが低い食材はダイエット向き食材になる。