毎日何を食べているだろう?
昨日の夜には何を食べただろう?
一昨日の昼には何を食べただろう?
これは認知症のテストではない。ダイエットの話である。
毎日食べているものをチラシの裏やノートに書きだしてみると衝撃を受ける可能性がある。人は思っている以上に食べ物を口の中へ運んでいる。
「レコーディングダイエット方法」と呼ばれるやり方を知っている?
普段から食べているものを記録する方法である。
ノートなどに書くことで、視覚により自分の姿を見ることができるため大きなショックを与える。つまり客観的に見ることができる。
メモ!めも!メモ!どんどんメモしていくよ~☆彡
レコーディングダイエット方法とは
脳は自分にとって都合のよいほうへ考えやすい。
それはそうだ。脳は嫌なことを避けようとする。
しかしノートなどに書くことで強い視覚効果が脳へ入る。逃れられない現実を脳が受けざる負えなくなる。レコーディングダイエット方法はそこをついた痩せ方になる。
客観的に自分を見ることができる。
これにより間食の頻度が多い人はストッパーの役割をしてくれるはず。
レコーディングダイエットは文筆家の岡田斗司夫さんが考案したダイエット法になる。やり方は至ってシンプル。
食べたものを記録していくだけ。
前後の記録をもとにして体重の増減を比較しながら自分の食生活を改めることがポイントになる。逆にいえば、自分の痩せたいと思う意志が強くなければいけない。
普段の食生活にブレーキをかけることが大切。
レコーディングダイエットの方法は最初に記録することから始めるのだが、一冊のノートでもスマホ・携帯のアプリでもはじめることができる。チラシの裏でも問題ない。
最低限書き込むこと
- 1日の間で食べたもの
- 1日の間で飲んだもの
- 体重
- 日付
記録して痩せるレコーディングダイエット方法のやり方
慣れてきたら「カロリー・体脂肪」も記録していくとよい。自分を管理する素晴らしいシステムが構築される。
食後は10分以内にノートに記録すること。
人の脳は意外とあいまい。足りないものを勝手に補正することもよくある。それどころか勝手に別のイメージを重ねてしまうこともある。
記録を早くすることで食事内容を明確に記録することができる。
- 食事内容
- 体重
- 食事した時間
- カロリー
- 体脂肪
- 簡単な日記や反省点
自分だけの自分のための管理帳になるため、数年後にアルバムのような大切な思い出にすることができる。そう考えると「チラシの裏」ではなく「ノート」のほうがよいかもしれない。
毎日の食事の記録にカロリーを付け加えていくのだが、平均的な基礎代謝は成人男性が1日1500~2300kcal、成人女性は1200~1500kcalと言われている。
毎日の摂取カロリーをこの数値に近づけるように意識することで太りづらくすることが可能。また、カロリーを意識することで自然と低カロリーの食事を食べようと意識するようになる。
体重・体脂肪を計測する時間も決めておく必要がある。時間によって微妙に数字が変わるためだ。朝起きた後や寝る前など決まった時間に計測をする。
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世の中は便利な時代。
ノートに書くことで多くのメリットがあるのだが、時間に追われて忙しい人はスマホ・携帯のアプリを使うとよい。
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まとめ 客観的に自分を見て痩せるダイエット方法
レコーディングダイエット方法は運動・過酷な食事制限がない。ただし、カロリー量には気をつける必要がある。そして毎日続けることが最も重要。
自分で毎日どのくらいの食事量を摂っているのかを客観的に見ることで静止する心を芽生えさせる。
想像してほしい。毎日記録されていく。悪い数字を見ると逃げ出したくなる人も少なくないはず。すると人はどうするのだろう?
よい数字を求めたくなる。
書くのが面倒になるため間食をしないようになったり、高カロリーな食事を記録したくないため低カロリーな食事に切り替えようと動く。食事の調整がしやすくなる。
何を食べたか、何を食べなかったのか?何が普段の食事で足りないのか?多いのか?栄養バランスも考えやすくなる。