腰をくねくねと回す運動があるのだが、一度は楽しんだ経験があるかもしれない。
フラフープだ。
幼い頃に、グルグルと上手に腰を使い回している人を見ながら真似をして試す。しかし不思議と回すことができない。その人はいとも簡単にフラフープを回しているのだがなぜ?
まるでサンバのようだ。
シャカシャカグルグルとフラフープがダンスを踊りだす。負けじとフラフープを腰にセットして勢いよくフラフープを送り出す。
カランカラン~…
なぜだ…、なぜ回らない…。そこで幼いながら1つの答えを出した。
時間とは時に残酷な現実を突きつける。フラフープを回すにはどうやらコツがいるようだ。簡単に回せる人と回せない人がいる。しかし回すことができれば「くびれ」を作ることができる。
くびれは身体のラインに強弱をつけて見せることができるため、美スタイルを目指すなら絶対に欲しい部分になる。
わたしフラフープ大得意だよ〜♪ぐるぐる回してたら、いつの間にかわたしも一緒に回っちゃって楽しかった☆
フラフープを使って痩せるダイエット方法とは
フラフープはアメリカで爆発的ヒットを生み出した商品だ。そしてその波は海を飛び越えクジラに挨拶をしながら日本に到達する。
到達したフラフープの波に飲み込まれた日本人はフラフープにドハマりした。右を向いてもフラフープ。左を向いてもフラフープ。皆が腰をグルグル回していた。
うまく回すことができれば大きな達成感がうまれる。そして周囲から「すご~い!」との声。まさにヒーローになれたのだ。
そんなフラフープはダイエットに向いている運動になる。っというのも、フラフープを使った運動は全身を使う有酸素運動になるためだ。
腰をグルグル♪
腰をグルグル♪
膝をグルグル♪
フラフープが回りだすと思わず「グルグル♪グルグル♪グルコサミン♪」と、腰ではなく膝を回してしまいたくなるほど楽しく運動をすることができる。
腰をぐるぐると回す運動を普段からしているだろうか?サンバのダンサーかフラダンスのダンサーくらいだろう。
普段あまり使わないお腹回りの筋肉が使われることになるのだが、インナーマッスルが鍛えられることになる。その結果、基礎代謝のアップにつながるため痩せることができるのだ。
有酸素運動と聞くと、どの運動を思い出すだろうか?
ウォーキング・ジョギングを連想する人も少なくない。これらと比較してもフラフープを回す運動は同等程度の消費カロリーになる。
フラフープは骨盤周りのインナーマッスルを鍛える。内腹斜筋・腹横筋・骨盤底筋群などをダイレクトに刺激する。
それだけではない。
人の身体は軸がズレやすい。身体が歪んでいる人は非常に多い。そこでフラフープをすることで内臓が定位置に安定させることができるためメタボ解消にも有効だ。血流がよくなることで冷え性の対策にもつながる。
そしてフラフープを腰のあたりで回すことによりマッサージ効果もある。「マッサージ+インナーマッスルの強化」でウエストを効率的に細くすることが可能なのだ。インナーマッスルと筋肉を鍛えることで基礎代謝がアップするため、痩せやすい体質にかえることができる。
テレビなどを見ながらできる運動になるのも嬉しいメリットだ。
太ももを引き締めてくびれを作るフラフープのダイエット効果
- 基礎代謝量の向上
- 骨盤矯正効果
- 腰痛改善
- 便秘改善
- ぽっこりお腹の改善
- くびれ効果
- 下腹や腰回りのぜい肉の引き締め
- ウエスト痩せ
- 太ももを引き締め
- 足痩せ
- 下半身痩せ
- ヒップアップ
- 骨盤矯正
- O脚/X脚の矯正
- むくみの解消
など
フラフープが回りだすと落とさないように集中をしながら回すことになる。自然と腰に集中力が高まるため、ウエストを引き締める効果を意識的に高めることができる。
効果的に痩せるフラフープを回すやり方
では、フラフープダイエットは具体的にどのようにおこなえばよいのだろうか?
1日10分の間、フラフープを楽しむだけ。
驚くほど簡単だ。簡単なのだが回すことさえできればくびれが出現する。使用するフラフープのサイズは「85~100cm」程度のものを選べば大丈夫だろう。
10分間フラフープを回し続けることで得られる消費カロリーは約100kcal。
10分間ジョギングをしたのと同程度の消費カロリーに相当する。ジョギングは雨が降ると走ることが難しくなるのだが、フラフープは畳一畳あればおこなうことができるため、ダイエットが継続しやすいメリットがある。
問題は正しく行うことだ。痩せるやり方は下に挙げられる。
- 脚を肩幅に開く
- 片足を半歩前に出す(右から左に回す人は左脚を前にする。左から右に回す人は右脚を前にする)
- フラフープをおへその高さにセット
- 背中にしっかりと密着させよう
- 両脇を閉める
- 前腕はフラフープに沿える
- 片方の手を少し後ろに引く
- 勢いをつけてフラフープ重心を意識しながら回そう
注意点
効果的に腰回りを細くするフラフープダイエット方法なのだが注意点がある。
フラフープは腰を回す運動だ。そのため腰痛持ちの人は注意が必要になる。また、フラフープをやりすぎると内蔵に悪影響を与える恐れがある。やり過ぎには注意が必要だ。
- ウエストを細くする意識を持ちながらおこなう
- 腰を痛めるため無理はしない
- ヘルニアなどの持病がある場合は医師に相談する
- 生理中は注意する
- 妊娠中は医師に相談をするか辞めておく
まとめ 回して楽しく痩せるダイエット方法
1日10分フラフープを楽しむことができれば消費カロリーは約100kcal。ランニングと同じエネルギーを使うことができる。
フラフープは意外と大きなカロリーを消費する。ただし、やり過ぎには注意が必要だ。
どうしてもフラフープを回せない人でも、安心しておこなうことができるダイエット方法がある。試してみよう。