もち麦は「もちもち」そして「ぷちぷち」とした食感があるため好きな人も多い。
もち米のように粘りのある麦になるのだが、ビール・麦茶・麦ご飯などで使用されている。
もち麦は大麦の一種だ。米にも「うるち米」と「もち米」があるように、大麦にも「うるち性」と「もち性」がある。そんなもち麦はダイエットに効果があると言われている。
もち麦の栄養素
うるち性の大麦で一般的なのが押し麦になる。そして、もち性にあたるのがもち麦だ。もち麦の栄養素が次にあげられる。
- カルシウム
- ポリフェノール
- ビタミンB2
- 鉄分
など
もち麦ダイエット方法の効果
腸内環境を整えるとして注目されている食材は「スーパー食材」ともいわれているのだが、「もち麦」もその1つに入る。耳をすませば聞こえてくるその声。
健康や食生活に敏感な人以外にも人気が高まっている。もち麦は大麦の一種になるのだが、注目されている理由は「大麦β-グルカン」だ。
この成分は食物繊維を豊富に含んでいる特徴があり、水に溶けやすい水溶性食物繊維になる。食べ物を包むように覆うことでゆっくりと胃や腸を進んでいくため糖質の吸収を抑える効果や血糖値の急上昇を防ぐ作用がある。
また、もち麦に含まれる「大麦β-グルカン」は腸内の善玉菌のエサになり腸内環境を整えることができ、強い粘性でコレステロールを吸着することで体外へ排出する作用も助けることができるのだ。
もち麦には腸内環境を改善するすごい力がある。では、どのくらいの食物繊維が含まれているのだろうか?
もち麦には食物繊維が白米の25倍以上・玄米の約4倍も含まれている。毎日食べているそのご飯はどの種類なのかを思い出して欲しい。
ほとんど毎日、白米・白米・白米・たまに雑穀米・白米・白米・白米ではないだろうか?
日本の米と言えば白米を連想する。たしかに江戸時代などでは白いご飯が珍しかった。白いご飯が本当のお米という認識であった。余分なものはいらない。白く輝く透明で美しい米粒が欲しかったのだ。
しかし現代では様々な種類の米がある。もち麦を選ぶことで白米を食べるよりも25倍以上の食物繊維を摂取することができるのだ。つまり、25倍のダイエット効果になる。便秘解消や腸の免疫力を高める効果につながりやすい。
「水溶性食物繊維」と「βグルカン」という粘り成分によりゆっくりと消化吸収することができる。血糖値の上昇率は白米と比べて半分程度になる。白米よりも、もち麦はダイエットに向いている食材なのだ。
- 血糖値の急上昇を抑える
- 食物繊維が白米の25倍
- 食物繊維が玄米の4倍
- 便秘解消
- 肥満防止
- 免疫力アップ
もち麦ダイエット方法の食べる量
では、効果的にもち麦を食べるにはどのくらいの量を摂取するとよいのだろうか?もち麦は白米よりも太りにくい。効果的な食べ方とは?
1日2回、朝と昼のご飯に1膳ずつ食べる。
実に簡単だ。白米は夜に食べることができる。白飯を食べたくて仕方がない人もストレスを溜めずにダイエットができそうだ。
また、もち麦の味や食感が合わない場合には、白米+もち麦を混ぜるなどして工夫するとよい。比率的にはもち麦を多くするように心がけよう。むしろほとんどもち麦でよい。
まとめ もち麦は即効性のあるダイエット
もち麦ダイエットは即効性があることで話題だ。早い人は3日ぐらいから実感できる。1か月続けた人は体重が5kg減るという結果もあるのだ。
白米の3倍低い低カロリーで腹持ちもよいため理想的なダイエット食品になるのだが、油断をして食べ過ぎてしまうと太る。油断は禁物だ。常に脂肪が身体に付着するチャンスを狙っていると考えたほうがよい。
「モチモチして最高じゃん!」