アメリカで痩せる「ライスミルク」が話題です。
「ライス」と「ミルク」、ようするに「お米」と「牛乳」ですが、アメリカはパン文化です。しかし、今日ではご飯も多く食べられています。
このご飯に注目をしたアメリカ人は、ライスとミルクでいったいどのようなダイエットを見つけたのでしょうか?
「ライスミルク」は言葉だけで美味しそうパラ
ご飯と牛乳でしょ〜?わたしの好きなものじゃない☆それで痩せられるなら最高最高最高だよ〜♪
ライスミルクダイエット方法とは
米国でダイエットに効果があると話題を集めている「ライスミルク」。
「米」と「ミルク」は双方で違います。
米は固形物。
ミルクは流形物。
異なる2つの材料をどのようにして摂取するのでしょうか?
実は、ライスミルクはお米から作った牛乳です。植物由来のミルクとして、米国では古くからライスミルクは知られているものになります。
「パンが主食である米国人でもライスミルクは昔から知っていた」
牛乳・豆乳に次ぐ「第三のミルク」と言われるヨーロッパやアメリカでは、かなり人気を誇る飲み物です。アメリカ人といっても、お肉ばかりを食べているわけではありません。中にはお肉を一切食べないアメリカ人もいます。世間ではこのような人を「ベジタリアン」と呼びます。
ライスミルクは「ベジタリアン・乳製品のアレルギー」を持った人向けに、牛乳の代わりとして飲まれているようです。
気づきましたか?
そう、ライスミルクは牛乳ですが牛乳ではありません。「お米で作った牛乳に見た目が似ている飲み物」になります。
牛の乳が使われた商品にアレルギーを持っている人は少なくありません。「牛乳を飲みたいけど飲めない」そんな悩める子羊ちゃんを救うべく薦められているのが、ライスミルクでもあります。
お米と水分を擦り合わせて作られるため、お米の栄養分がそのままライスミルクの中に含まれることになり、それは、お米から作られたヘルシーで身体に優しいということ。幅広い世代から支持されている飲み物です。
さらに美容にも良く、「米」を使用した化粧品をみたことがないですか?洗顔商品にも使用されています。米の成分は肌と相性がとても良く、きめ細かな肌にしてくれます。
また、ライスミルクは牛乳に比べて糖分が少なく、低カロリーで低脂肪。さらにコレステロールはゼロ。
牛の身体から作られる牛乳はどうしてもカロリーが高くなってしまうため、ダイエット中の人は避けてしまう要因にもなります。
しかし、米を原料にしたライスミルクを飲むことで、牛乳が飲めない精神面の苦痛に対して和らげることができます。見た目は若干ベージュっぽいのですが、牛乳にも見えます。脳が牛乳だと思えばストレスフリーにできるはず。
強く念じてみましょう。
「これは牛乳である…これは牛乳なのだ…あぁ、これは牛乳…ベージュ色に見えるけど白…もはや牛乳にしか見えない…」
ヘルシーで糖質も少なくカロリーも低い。
ベジタリアンが好んで飲むのも納得です。
ライスミルクの栄養素
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンE
- 葉酸カリウム
- マグネシウム
- カルシウム
- 食物繊維
- ビタミンB12
- ビタミンB3
- 炭水化物
など
カロリーが牛乳の半分であり低脂肪。コレステロールを含まずに糖質も少ない。ダイエットに向いている飲み物であることがわかります。
ダイエットと健康に効果的なライスミルク!
- ダイエット効果
- 美肌効果
- むくみ
- 冷え性予防
- アンチエイジング効果
ライスミルクは危険?
ライスミルクはお米…。
お米は炭水化物であるため、太るのでは?
実はその通り。飲み過ぎてしまうと太る可能性が高いです。牛乳よりもカロリーが低いのですが、飲み過ぎには注意が必要です。
ただし、「お米は太る」と言われていますが、これは精製された白米を現代のおかずと合わせて食べたことが主な原因としてあげられます。欧米食が日本に入ってきたことで、おかずのカロリーが以前の日本食よりも高くなっています。
- ご飯は太る
- お米は太る
連想ゲームのように誤解をされていきました。
ご飯は炭水化物ですが、パンのように粉から作られたものに比べると、お米は太りにくい食べ物です。
米に含まれる「でんぷん」が冷めることで、「レジスタントスターチ」と呼ばれる消化されにくいでんぷんになるため、吸収されにくく太りにくい特徴があります。
またビタミンB群が豊富に含まれているため代謝をあげます。そして満腹感を持続させるため暴食・過食を防止する効果にも期待ができます。
食中毒を起こす可能性
玄米の取り扱いが適正でないと、食中毒になりやすいと言われています。玄米は白米に比べて精製されていない状態です。
栄養価は非常に高いのですが、土壌に含まれている耐熱性の高い芽胞菌・細菌などが繁殖しやすい食べ物でもあるためです。
玄米を購入した後に空気に触れている時間が長い場合や、湿度・高温の場所で保管をしていると菌が繁殖する恐れがあります。
ライスミルクは自宅で作ることも可能。
しかし、保存方法が重要になります。気になる場合は、牛乳よりも値段が高くなるものが多く、懐事情が痛くなるのですが、市販されているものを購入すると安心です。
または玄米を使わずに白米を使用するとよいでしょう。栄養は玄米よりも落ちてしまうのですが、見た目は牛乳で、食中毒のリスクも大幅に低下します。
消化不良
消化不良を起こす可能性があると言われています。
ライスミルクは生の非加熱製の玄米を使いながら作るのが一般的です。そのため、体内に取り込んだときに消化されない物が多くなる可能性があります。
胃腸の弱い人・胃腸が弱っているタイミングで飲むと、消化不良を引き起こしてしまいかねません。ライスミルクを飲んですぐに運動などをはじめるのは辞めておいたほうが良さそうです。
消化不良に拍車をかけてしまうので、30分はパソコンがフリーズしたときのように固まっておくとよいでしょう。身体を休める時間が必要です。
ライスミルクの作り方レシピ
米国では一般的に飲まれているのですが、日本では通販・市販されているものや、自分で作ることができます。
「材料」
- 玄米または白米1合
- 水(コップ半分)
- ミキサー
「作り方」
- 米を炊いてミキサーに入れる
- 水を加えて2分ほど滑らかになるまでミキサーですりつぶす
- 味見をして口に合わない場合は少量の砂糖・塩・油を入れる
ココア・ハチミツを入れて自分なりに飲みやすいように調整してみるのも良いでしょう。ただし、加えて材料分のカロリーがプラスされることを意識することが大切です。あくまでもダイエットメニューとして作ります。
- 牛乳1杯134kcal …コレステロール24mg
- ライスミルク1杯66kcal …コレステロールゼロ
ライスミルクは飲み過ぎないこと。
消化不良に気をつけること。
玄米の管理には注意すること。
まとめ 牛乳よりもヘルシーな飲み物
ライスミルクはダイエットに優れている飲み物になるのですが、カルシウムや栄養素の量が牛乳よりも少ないです。
不足をした栄養素は他の食材で補う必要があるため、バランスの良い食生活を目指すことが、綺麗にダイエットで痩せる近道になります。