映画の種類は多い。笑えるコメディーもの、心が「キュンキュン」とする恋愛もの、ハラハラするシリアスもの、期待膨らむSFもの、血が騒ぐアクションもの、そして身の毛もよだつホラーものだ。
普段からどの映画を見ているだろうか?
どのジャンルの映画が好きだろうか?
その日の気分で見る映画を変える人も少なくない。むしろほとんどの人がそうである。
しかしダイエッターは「ホラー系」の映画を見るべきだ。心をキュンキュンさせたい日でも、「キャー!」の悲鳴にするべきだ。大笑いしたい日でも「キャー!キャー!」の悲鳴にするべきなのだ。
ダイエットに効果があるのだから。
恐怖の映画を見ることで、カロリーを大量に消費していることが判明した。
ホラー映画を観て痩せるダイエット方法
一度はホラー映画を観たことがあると思うのだが、手に汗びっしょり、脇汗びっしょりパラダイスである。
怖い…。
世の中のホラー映画監督はなぜ、あそこまで人の心に宿る恐怖心を知っているのだろうか?
わかっていても怖いのだ。そういう場面では決まっていつもテレビ画面いっぱいの「顔ドアップ」である。
ホラー映画監督はたまに人を釣って楽しむこともある。勘弁してほしい。
一般的に映画は90分の上映が多い。その90分のホラー映画を鑑賞している間にカロリーは消費をされている。
では、どのくらいの消費カロリーになるのだろうか?
消費量は30分のウォーキングに匹敵する。怖い映画を見るだけでウォーキングと同等の消費カロリーを生み出すことができるのだ。
ドキドキ…。
ホラー映画はいつ驚かされるのかわからない。その恐怖からエネルギーが大量に使われていく。アドレナリンは急激な強いストレスや恐怖を感じたときに分泌されるのだが、速効性のあるアドレナリンが分泌されているのだ。
ホラー映画とダイエットの研究
イギリスのウエストミンスター大学が研究をおこなった。映画とダイエットに関係する調査だ。
対象者は10人。
この10名にサンプルとして用意されたホラー映画を鑑賞してもらった。「キャー!」・「うわー!」・「いやー!」、恐怖の声と共に被験者の心拍数・酸素摂取量・二酸化炭素排出量を計測。その数値を元にカロリー消費量を算出した。
気になるのはその結果だ。
ホラー映画の鑑賞中には普段の消費量と比較して「平均3分の1ほど多くのカロリーが消費」されていることが判明。これにより、怖いホラー映画ほど鑑賞中の心拍数は上がり、カロリー消費も多くなると結論付けた。
恐怖で食欲が抑制される
ポップコーンをその手に持ち、このような映画を観ていると、次から次へと口にポップコーンを運んでしまいがちだ。ポップコーンの量も計算せずに「パクパク」と食べてしまう。そして映画残り時間1時間を過ごす。
しかしホラー映画は別だ。
ホラー映画の場合は食が進み難くなるため、無意識に食事制限がかけられている。怖い恐怖の映画は食欲抑制効果がある。
ダイエットの基本は摂取量よりも消費量を増やすことが重要だ。ホラー映画を観ることで痩せる環境を作ることができる。
ただし、本当に「怖い!」と思いながら映画を観ることが重要になる。例えば、映画を観ながら映画の裏側を想像してはいけない。
絶対に恐怖を紛らわすために映画の裏側を想像してはいけない。ダイエットの効果がなくなってしまう。
家でホラー映画を観るときには雰囲気づくりが非常に大切だ。部屋は必ず暗くしよう。カーテン・部屋・家の鍵も開けていたほうがよいのだが、これは防犯の関係から辞めておこう。
壁際にいないこと。背中には空間があったほうがよい。怖くても目をそらさずに集中して見続けることがポイントだ。自分の世界が映画の中に入ると消費カロリーは莫大に増える。
- ジョーズ …161kcal
- エクソシスト …158kcal
- エイリアン …152kcal
- ソウ …133kcal
まとめ 恐怖で脂肪が燃える
映画「チャッキー」はトラウマになるほど怖かった。恐らくあの映画を観たときには消費カロリーが高くなりー50kgは減っていたかもしれない。それほど恐ろしい映画だ。
そして映画「ソウ」もヤバい。映画「ファイナルデッドコースター」は泡を吹くレベルである。この3作を連続で見てしまうと体重が0kgになってしまうかもしれない。
そうなると、もはや自分の姿がホラーである。
通常よりも3倍のカロリーを消費する。ホラー映画が苦手な人は特に効果が現れるダイエット方法だ。