ホットバナナダイエットを食べたことがあるだろうか?通常のバナナも美味しいのだが、温めることでさらに別の世界に突入することができる。
ところで、映画「ミニオンズ」を見ているとバナナを思い浮かべてしまうこともあるのではないだろうか?しかし、ミニオンズの正体はバナナではない。「寄生虫」である。
…。
そんなことはどうでもよいのだ。
過去にバナナダイエットというものが流行したのだが、最近ではこのバナナを温めることでダイエットの効果を高めることができると話題だ。バナナをホットにすることでどのような痩せる効果があるのだろうか?
バナナダイエット方法とは
ダイエットは食事制限や運動をおこなうものも多いため日常的に続けることができずにいつの間にか辞めてしまうパターンが多い。
ダイエットは継続しなければ思うような効果をえることは難しい。そのため自分に合う続けやすいダイエット方法を見つける必要がある。
楽をして痩せるダイエット方法の1つに「バナナダイエット方法」があげられる。
バナナダイエットは社会現象になるほどのブームを引き起こした過去がある。スーパーではバナナが売れ切れ、果物屋ではバナナが売り切れ、日本中の店舗でバナナが消滅してしまった。
この時ばかりはサル・ゴリラ・チンパンジーも困ったのではないだろうか。
美味しいホットバナナダイエット方法のやり方
そんなバナナダイエットを進化させたダイエット方法が話題だ。新しく生み出されたやり方は、バナナを温めること。では、バナナを温めると何が変わるのだろうか?
バナナには「水溶性・不溶性食物繊維」が含まれている。このほかにも「ビタミン・ミネラル・アミノ酸・ポリフェノール・クラフトオリゴ糖」など豊富な栄養素が存在する。
そもそもバナナは高エネルギーであり高栄養価を誇るため栄養バランスを崩す心配がない。このバナナを加熱する。
バナナを温めることで「甘み・抗酸化作用が激増」するのだ。バナナは通常の状態でも甘い。熱を浴びるとさらに甘くなる。ダイエットでは甘いものを避ける傾向があるのだがホットバナナを食べることで甘いものを食べられないストレスを緩和することが可能だ。
また抗酸化作用もあるため肌質も改善・きれいに保つことができる。また身体を内部から温める効果・腸の働きを活発化にする作用もある。
それだけではない。
バナナには2つの食物繊維が含まれているのだが、水溶性食物繊維は腸内環境を改善する作用があるのだ。これは善玉菌のエサになるため腸の中で悪さをする悪玉菌を倒してくれる。
不溶性食物繊維は腸の中で膨らむ性質があるのだが、腸内に入ると腸壁を刺激する作用がある。この働きにより蠕動運動を促す。腸がよく動くということは宿便などを下へ下へ押していく力が強くなることを意味する。つまり便秘の改善・解消に期待ができるということ。
「ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6」も含まれてる。この成分は美肌に効果的である。
気になるのはホットバナナを摂取したことでどれほどのダイエット効果につなげることができたのかということだ。朝食をホットバナナに置き換えるだけで「1ヶ月マイナス6kgー12kg」のダイエットに成功した例もあるほどの効果がある。
なんてことだ。効果絶大である。
加熱で甘くなるバナナの効能
バナナを加熱すると甘みが増す。その理由はオリゴ糖が増えるため。腸内のビフィズス菌はオリゴ糖をエサにしている。オリゴ糖が増えるとビフィズス菌が元気になりその数も増える。その結果、腸内環境が整う
バナナは暖かい地域で栽培されている果物になる。本来南国で育つものだ。暖かい場所で育つ果物や野菜は身体を冷やす特性がある。
ダイエットに不利に働く。
冷えは熱を作る妨げになることからダイエットの天敵だ。脂肪の燃焼効率を落としてしまう。しかしバナナを温めることで腸や身体を温める効果に生まれ変わる。
腸が冷えてしまうと内臓全体の動きも悪くなる。寒い場所にいくと身体が縮こまり動けなくなる経験をしたことがないだろうか?身体の中でも似たようなことが起きているのだ。
腸を冷やさないようにホットバナナにすることで善玉菌の働きを活性化させることができるためダイエット効果も高くなる。
それだけではない。
腸内には人の免疫機能が約6割集中しているといわれている。腸や内臓が元気になることで免疫力を高めることができるのだ。病気に強い身体を作ることができる。
また便秘が改善・解消されることで身体全体の循環が効率化。老廃物を体外へ排出されやすくなるため美肌につなげることも可能だ。便秘が解消されれば代謝も改善するため健康的に太りにくい体質にすることができる。
ホットバナナの簡単で効果的な作り方レシピ
肝心なことはホットバナナをどのようにして作るのかということだ。っといっても実に簡単である。
ホットバナナダイエット方法は「バナナをトースター・電子レンジ・フライパンなどで温めて食べるだけ」。作り方は非常に簡単でお手軽だ。
- 電子レンジで500W~700W・30~40秒温める
あるいは
- フライパンで1分程度焼く
終わりである。たったこれだけで普通のバナナをさらにダイエット向きにしたスーパーバナナに変身させることができるのだ。あとは朝食の代わりに食べる。
まとめ バナナを加熱するだけで痩せる
バナナを加熱するだけで痩せる効果を高めることができる。しかしバナナはカロリーが高い。 100gのカロリー・86kcal ほどある。2本のバナナを食べるとご飯一膳分に近づいてしまうため食べ過ぎには注意が必要だ。
ダイエットでいうと一度に3本のバナナは完全にアウトでカロリーオーバーだ。
またバナナを温めたり焼いたりすることで食感が変わる。「トロッ」とした食べ心地になるため好みが分かれるかもしれない。何度も食べることで慣れてくると思うのだが、どうしても慣れない場合には目を閉じてこう唱えよう。
「これはとろけたチョコレート!」
「これはドロドロに溶けたチョコ!」
目を閉じたままバナナを口に入れてみよう。どうだろう?口にいれた味はチョコレートに変わっただろうか?変わらなかった人もいるかもしれない。大丈夫。いつかは味に慣れる。
人生なんてそんなものである。