小麦粉を使用した食べ物は多く存在する。代表的なものが「パン」だ。メロンパン・ジャムパン・クリームパン・食パンなど実にさまざまな種類のパンが誕生している。
小麦粉を使用しているパンは太りやすい。
ダイエット中の人にとっては手軽なパンなだけにもどかしく手が出しにくい状態になっている。しかし安心してほしい。小麦粉を別の食品に変えることで太りにくいパンにすることができるのだ。
パンだけではない。小麦粉を使用したあらゆる食べ物をその材料に置き換えることで「痩せ食材」に変身させることができる。
米粉で痩せるグルテンフリーのダイエット方法とは
小麦粉にはその名の通り「小麦」が使われている。麦と聞くと黄金に輝く草原をイメージしやすい。映画「風の谷のナウシカ」ではクライマックスで黄金のうえを歩く姫が印象深かった。
しかし感動ばかりしてはいられない。ダイエットになると牙を向けてくるのだ。小麦などの胚乳に含まれるタンパク質の一種「グルテン」。グルテンという単語を聞いたことがないだろうか?
グルテンは食欲を増進させる作用がある。
ダイエット中の人にとっては厄介な成分だ。食欲をなるべく抑えたいダイエッターの意志とは裏腹にグルテンの甘い囁きが食欲を誘ってしまう。小麦粉を使用した食品には美味しい食べ物が多く含まている。しかし食欲を増やしてしまいかねない。
では、どうしたらよいのだろうか?
「グルテンフリー」と呼ばれる言葉を聞いたことがないだろうか?今日では食欲を増やすグルテンを含まない食材を使うグルテンフリーが注目を集めているのだ。ダイエット中の人にとっては嬉しい動きである。
しかし小麦粉を使用した食品は非常に多い。パンだけではない。麺類などにも使用されている。これらをすべて使用しないとなると食べられる食品は限られてくる。あまりに少なすぎる食品から自暴自棄になり「もう草しか食べない!」と言いかねない。
ストレスはダイエットの天敵だ。リバウンドにつながる恐れがある。
そこで小麦粉の代わりに使用するのが「米粉」だ。米粉にはグルテンが含まれていない。それだけでダイエットへ有利に働くことが期待できるのだがそれだけではない。
米粉で作られたパンは小麦粉で作られたパンよりも水分量が多い特徴がある。つまり腹持ちがよくなるのだ。腹持ちがよい食べ物はダイエットで有効だ。
気になるのは食感である。口に入れた瞬間に虫を食べているような感触では昆虫博士ぐらいしか喜ばない。
安心してほしい。食感はしっとりモチモチ。女子ウケ間違いなしの食べ心地である。
パン・料理の美味しく身体によい健康効果
- 血糖値の上昇が小麦粉を使用する場合よりも緩やか
- 食欲増進となるグルテンが入っていないため過食の抑制
- 米粉の使用により腹持ちが良くなり暴食・過食を防ぐ
- 油の吸収率が低いため揚げ物に有効
- 炭水化物、ビタミン、タンパク質と言った米に含まれる栄養が摂れる
- 腸内環境を改善し代謝が活発化されるため美肌につながる
- 便秘予防、改善、解消に期待ができる
- 小麦を使わないためアレルギー対策に使用できる
など
小麦粉から米粉に変えるだけでこれほどのメリットがうまれるのだ。
米粉ダイエット方法の注意点
米粉には米の特性を活かした美肌効果もあるためきれいに痩せることができる。しかし注意をすることがある。カロリーに関していうと「小麦粉・米粉」はそれほど変わらない。
小麦粉のほうが若干カロリーが高いのだが、米粉とほぼ同じ程度。カロリーが高い食品は脂肪がつきやすいという前提がある。食べ過ぎには注意が必要だ。
あくまでもダイエット中であり、置き換えることで総カロリーを抑える意識を持つことが大切なのだ。
まとめ 身体に優しい米粉を使ったダイエット
お米は日本人にとって身近な存在だ。お米のとぎ汁を使い洗顔にも使用されている。日本人の肌質にピッタリマッチする食べ物になる。
これまで料理に使用していた小麦粉を米粉に変えるだけでダイエットや美容に役立てることができるのだ。今日ではお米を使用したパンも増えている。