ダイエット

おでんダイエットの失敗しない具材選び

寒くなるとあの食べ物を思い出す人も少なくない。「寒い=あの食べ物」おでんだ。コンビニにいくとおでんが販売されている。しかしよく見ると虫が浮いていることもあった。

勘弁してほしい。

おでんの主役「卵」の上に小さな虫がのっているのだ。思わず「トッピングですか~?」と言いたくなるほど現実逃避をしたくなる光景である。

時代は進む。

「コンビニのおでんには虫が入っている」このワンフレーズをよく聞くようになった。特定のコンビニだけではなく全国規模で多発していたようだ。そんなコンビニもついに重い腰をあげた。むしろもっと早くあげてほしかったのだが…。

おでんが入っている場所には「蓋」がついたのだ。素晴らしい。これで虫もおでんの中に突撃することはできまい。コンビニのおでんコーナーに平和が戻った。

おでんはもちろん家でも作ることができる。屋台でも食べることができる。日本の寒い冬にはおでんがあちらこちらで「こんばんわ」をしている。

思わず食べたくなるのだがふと我に返るとダイエット中だったことを思い出す。おでんには多くの具材が入っている。この具材の中にはカロリーが高いものも含まれているはずだ。できるだけカロリーの低い具材を選べば最小限の脂肪ダメージで済むのではないだろうか?

おでんの具材でダイエット効果があるのはどれ?失敗しない選び方

実はおでんは「身体が温まる効果・カロリーが低い食材が多い・水分を多く含むため少量でも満腹感が得られる」などの理由からダイエットに向いている料理になる。

おでんを思い出してほしい。

おでんの具材になにがあるだろうか?卵・こんにゃく・大根・ちくわ、日本食のヘルシーな野菜が多いことがわかる。組み合わせによっては栄養バランスよく食べることができるのも嬉しいポイントだ。

その中でもダイエットに効果的な具材がある。

大根

大根は生のまま食べると辛い。この辛味成分がダイエットに効果があるんだが、加熱することで甘味成分に変化をする。

おでんの具材に使用される大根は脂肪の吸収を和らげてくれる食物繊維・ビタミン・鉄分が含まれているため「便秘予防・貧血予防」などに効果が期待できる。

食物繊維はダイエットにおいてとても重要な栄養素になる。腸内にたまっている食べカス・老廃物を絡めとりながら体外へ排出する作用があるのだ。宿便を外に出すことで腸内がきれいになる。

すると新陳代謝があがり臓器機能が活性化。すると基礎代謝もあがる。筋肉が効率よく動き熱を発生させやすくなるため脂肪が燃焼しやすい環境を作ることができる。

ただし、おでんの汁を吸えば吸うほど塩分が高くなってしまう。蚊のように「チューチュー」と大根のエキスを吸うのはNGだ。摂取のし過ぎには注意をしよう。

こんにゃく

板こんにゃくを見ていると何かを思いつかないだろうか?

妖怪「ぬりかべ」。

そんなことはどうでもよいのだ。こんにゃくは子供にも人気がある具材だ。こんにゃくダイエット方法と呼ばれるものがあるほどダイエットに向いている食材である。

っというのも、こんにゃくのカロリーは非常に低い。さらに水分も大量に吸収しているため満腹感を得ることができる。ローカロリーで満腹感をえるというダブルのダイエット効果をもたらしてくれる食材だ。

それだけではない。

コレステロールを下げる効果・食物繊維が豊富に含まれているため、整腸作用に期待ができる。おでんを食べるときには進んでこんにゃくを選ぶとよい。

たまご

おでんの具材NO1の卵である。

複数人でおでんを食べるときに人数分の卵を投入する。そしていざ食べるとなると卵の数が足りないのだ。おそらく誰かが卵を2個食べたのだろう。言おうか言わまいか…。

卵はおでんの主役である。それがなくなったのだ。カレーにカレーのルーがなく白ご飯だけを食べているようなものである。泣きそうな顔を歪めながら下唇を噛みしめ寒い日は終わった。

たまごは成長するとヒヨコになる。「ピヨピヨ」鳴くヒヨコは本当にかわいいのだが、そのヒヨコが成長するための栄養素が豊富に含まれているのが「卵」だ。

卵の栄養価は非常に高く「完全栄養食」とも呼ばれているほどだ。ビタミンC以外の栄養成分を全て含んでる。つまりおでんでたまごを食べるとバランスのよい食事ができるというわけだ。

しかしコレステロールも高い。1人で何個も食べていると逆効果に陥る危険がある。食べ過ぎには注意が必要だ。

おでんに含まれる具材のカロリー「組み合わせ」

  • こんにゃく …6Kcal
  • 昆布巻 …9Kcal
  • 大根 …14Kcal
  • はんぺん …39Kcal
  • たこ串 …57Kcal
  • ごぼう巻 …57Kcal
  • ちくわ …62Kcal
  • じゃがいも …70Kcal
  • さつま揚げ …75Kcal
  • たまご …83Kcal
  • 餅入り巾着 …128Kcal
  • 厚揚げ …109Kcal

など

カロリーの低いおでんの具材を組み合わせて食べるとよい。

まとめ おでんは栄養効果とカロリーで決める

ダイエット中におでんを選ぶときにはその具材に含まれる栄養素を注視するとよい。またカロリーを事前に把握しておくと選びやすい。セブンイレブンなど、コンビニでも手軽におでんは食べることができる。おでんの時期にはダイエットに向いている具材を選ぶと痩せる効果を高めることが可能だ。

食べすぎては意味がない。あくまでもダイエット中のおでん料理として意識しながら食べることが大切。

そして注意をすることがある。おでんの汁は美味しい。さまざまな具材から溶け出したおでんの汁は最後まで飲み干したい気持ちが溢れてしまいがちだ。

しかし塩分が高い。控えたほうがよいだろう。どうしても汁が飲みたい場合は具材に染み込んだ汁から適度に摂るようにすること。「チューチュー」吸い付き過ぎないようにする。

蚊ではないのだ。

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