人の手は、動物の中でもズバ抜けて器用です。小さな待ち針の穴にも糸を通すことができるほど。
この自分の手が理想のボディーラインを導く鍵になるといいます。
人間の手は繊細パラ!小さな物も掴めるパラ!
でもこの前なんて落としたビーズを拾うの大変だったんだから〜☆親指と小指で一個一個拾ったの。一年かかるとおもったよ〜☆
自分の食事量は手を見ると目安になる
ダイエットをはじめると食事制限をすることも少なくありません。さらに運動を加えるため「食事制限+運動」により、ダイエットそのものに対して苦痛を感じてしまいやすくなります。
身体の負担になることをしているので、嫌になるのは当然のこと。加えて、自分で勝手にはじめたダイエットです。勝手にはじめたものは勝手に辞めることができます。
ダイエットはそもそも諦めやすい環境にあることを忘れてはいけません。
食事制限でいえば「ダイエットではこのくらいの量を制限するとよい」が一般的です。たしかに基準になる制限量を設定するとわかりやすいです。
でも、本当にその量は自分の身体に合っている量なのでしょうか?
人の身体はそれぞれ。
体格がよい人もいれば細い人もいます。
同じ「体重」・「身長」でも、お肉の付き具合は体質により変わります。
本当にその摂取量は正しい目安になっているの?
ダイエット中はバランスのよい食事を摂ればよいのは分かります。偏った食事を摂り続けても思うように痩せないことが多いためです。食事に関するダイエットでは、「食事バランス・摂取量」が痩せるための鍵を握るのですが、自分に合う正しい量はどのくらいがベストなのでしょうか?
そこで自分の「手」を見るとよいでしょう。
「わたしの手っていつみても綺麗でみとれる~♪」
っではなく、自分の手を見て「きれい」だと思うのはよいのでが、見る場所が違います。手の大きさに注目をしましょう。
「この人の手って大きい!」
「小さくて可愛い手をしてるね」
手は、人によってサイズが異なります。ここが重要なポイントです。
ダイエット中の食事の適量は、計算などを毎回しないといけないため、めんどくさくなることから続かなかったり、そもそもよく分からないことも多いです。
そこで「自分の手を使って計量をする」とよいでしょう。
人それぞれで、手の大きさは違います。自分の手を見ることで、自分の身体に適した正しい食事量が分かります。医療ダイエット専門クリニックの管理栄養士も勧めているダイエット方法がありますが、その例を見てみましょう。
食事量の目安、主食(1食あたり)
- ご飯 …軽く握ったこぶし1個分
- 麺 …水をすくうように指をそろえてくっつけた両手にのる分
- 肉や魚(1食に1品) …肉や魚の摂取量は指を除いた手のひら大
- 生野菜(1食あたり) …両手にいっぱいになる分
- 熱したもの …片手を広げた分(きのこ、こんにゃくも同様)
- いも類(1日あたり) …いも類やかぼちゃは1日にこぶし1個分までOK(かぼちゃ、果物)
- 果物 …1日にこぶし1個分まで
- 肉や魚などの主菜 …指をのぞいた手のひら1枚分
- 大豆製品 …手のひら2枚分
- スナック菓子 …片方の手のひらに載る分量
- ポテトチップス …3枚~6枚程度
自分の手を見るだけで摂取量を簡単に把握することができます。
また、米健康系メディア「Livestrong」によると次にあげることができます。双方で試してみて、身体に負荷のかからない方法を選ぶとよいでしょう。
- 手の平 …タンパク質の量
- 握りこぶし …野菜の量
- 器型にした手の平 …炭水化物の量
- 親指 …脂質の量
米誌の場合はとてもシンプルで覚えやすいと思います。
さらに、男女では手の大きさが異なります。男女の手の大きさでも大まかに食事量を判断することが可能です。
男性の手ばかりダイエット方法
- 手の平2つ分のタンパク質
- 握りこぶし2つ分の野菜
- 器型にした手の平2つ分の炭水化物
- 親指2つ分の脂質
女性の手ばかりダイエット方法
- 手の平1つ分のタンパク質
- 握りこぶし1つ分の野菜
- 器型にした手の平1つ分の炭水化物
- 親指1つ分の脂質
はじめは覚えることが大変ですが、無理をすることはありません。繰り返ししていくことで自然と覚えられるようになります。焦ることはありません。
手ばかりのメリット
それでは手ばかりダイエット方法のメリットを見ていきましょう。
- 面倒なカロリー計算の必要ない
- 場所に拘らずどこでもカロリーコントロールができる
- 栄養のバランスが取れることで健康的に減量可能
- 誰でも簡単に自分に合った食事量が摂取できる
- 無理をしない習慣化が可能になる
まとめ 自分の手で自分に合う食事量がわかる
自分の手を「グー」にしたときに、それは自分の心臓の大きさになると言われています。それほどに、手は身体の「物差し」でもあります。
自分の手の大きさによって、自分の身体に合う食事の量がわかります。「暴食」・「過食」を回避することが可能です。
しかし、あくまでも目安。
ダイエットはさまざまな条件がうまくかみ合うことで、はじめて成功につなげることができます。あくまでも参考程度に考えて、バランスのよい食生活を過ごすことが大切です。