鏡をもって下を向いてみよう。
何が見える?
あごの下にあごが見えない?
「二重あご」。
人の顔は年齢を重ねるたびに重力に負けてしまい垂れ下がってくる。あごが2個あるだけで老けて見えてしまう。また、二重あごは肥満体型の人に起こりやすいため、太っている印象も与えてしまう。
これはまずい…。
これらの理由からなんとか二重あごを解消したい人も多いはず。
むしろ気にならない人は吹っ切れてワンランク上の世界にいるかもしれない。二重あごは多くの人たちが気になっている。
悩んでいる人は多いのだが、なくす方法はあるの?
その前になぜ二重あごができるの?
その原因を知ることが大切。原因をしらなければ解消できたとしても再び二重あごになる可能性が高い。デジァブを体験することになるかもしれない。
二重あごってなんでできるのかな?あごが分裂してるのかな!?
二重顎ができる原因とは
二重あごができると顔の見た目を大きく変える要因になる。ものすごく美人のあの人が下を向くたびにアゴが増える。
分身の術?
下を向くたびに出現する2つ目のアゴに愛おしさを思う人もいるだろう。しかし、ほとんどの人が気になって仕方がないのでは?
二重あごはなぜできるの?
様々な原因があげられる。
むくみ・肥満・筋肉の衰え…。
それぞれの原因を見ていこう。
肥満で脂肪が溜まる
肥満になると脂肪は首付近に多く集まりやすい。首の近くにあるのはアゴ。そのため脂肪が集まることで二重あごができやすくなる。
脂肪が首にたまると健康的にも問題が起きる。
首付近の脂肪が増えていくと睡眠時無呼吸症候群が発症しやすくなるため注意が必要。寝ることができない。これは良質な睡眠をとることができないことを意味する。
睡眠はダイエットでも重要な位置にある。良質な睡眠は痩せやすいと研究結果もあるほど。しかし寝つきが悪くなり睡眠が浅くなることで太りやすくなる可能性がある。
筋力の低下
筋力の低下によって「たるみ」により二重あごができやすくなる。筋肉がついている場所は脂肪を燃焼しやすくなるのだが、身体が細いのに二重あごがある場合には顔の筋力が不足している可能性がある。
重力により皮膚が下へ下へ行きたがっている。それを食い止める必要がある。食べ物をよく噛むように、あご周辺にある筋肉「頤筋(オトガイ)」を使い、筋力あごトレーニングをしてみるとよい。
代謝の悪化でむくみができる
人は60%~70%ほどの水分で出来ているのだが、代謝が悪く血流の流れが悪いと余計な水分が身体の外へ出ていかなくなるため、それが顔にたまると二重あごができる。
改善策としては血流の流れをよくすること。余分な水分が身体から抜けていくと二重あごを解消することが可能。
生活習慣で二重顎は解消・改善する「マッサージ・エクササイズ」
二重あごを解消するためにダイエットをするのだが、食事制限や運動をするだけでは期待するほど効果が出ない場合がある。ダイエットをしても顔が痩せない人は多いのだが、とくに痩せることが難しい部分が「アゴ」。
では、どのようにしたらよいのだろう?
マッサージ運動を取り入れるとよい。ダイエットにプラスしてマッサージを取り入れると効果的に二重あごを解消することが可能。
二重あごダイエットの方法「筋トレ・ストレッチ」
二重あごのダイエット方法を見ていく。
リンパマッサージ
二重あごを解消するには、リンパの流れをよくするのが効果的。顔を引き上げるだけの簡単マッサージは、1日1回の時間で大丈夫。マッサージを3か月くらい続けると効果が出ていくるため継続しよう。
- 人差し指・中指・薬指の3つの指でアゴをはさむ
- 「1」のまま耳の下まで引き上げる
- 薬指を意識しながら肘を上げる
- 左右を交互に5回程度繰り返す
アゴ伸ばしでエクササイズ1
座った状態と立った状態のどちらでもできる体操になる。
たるみを改善するやり方。
- 口を閉じて笑顔を作る
- 両手を重ねて首の皮を上から下に引き下げるように置く
- 目線は上の方を見て額の方を見あげるようにする
- そのまま頭を後ろに倒す
- あごが伸びていることが重要だ。伸ばしたらその止まったところで3秒静止
- 首筋を伸ばして戻す
- 一連の運動を30回繰り返す
アゴ伸ばしでエクササイズ2
- ゆっくり息を吸いながら顎を天井に向かって上げる
- 無理のない範囲であごを上げ肩と耳が一直線になるように姿勢を整える
- 姿勢をまっすぐにしてゆっくり息を吐きながらあごを喉に引き寄せる
- ゆっくり顔を正面に戻す
- 息を吐きながら頭を右に倒す
- 再びゆっくり顔を戻す
- 今後は左に倒す
舌を回す
舌を回して顔周りを鍛えるとよい。
ゆっくりと大きく舌を回すのだが、舌を回すだけの簡単なやり方で小顔になる方法。
- 舌を上の歯茎の左側から右側へスライドさせる
- 右下の歯茎へ移動させて左下までスライドさせる
- 左上に移動させてぐるぐると円を描くように舌で歯茎をなぞる
- 1周を25回、逆回転25回、1日2回行う
天井を見ながら口を動かす
顔を後ろに倒して天井を見上げながらゆっくりと「あ、い、う、え、お」と言いながら口を大きく動かす。そして、顔を前後に動かしながら10回ほど繰り返す方法もするとよい。
まとめ 二重あごの解消は筋肉を鍛えること
気になる二重あごをなくすには、運動やマッサージをすることで解消することができる。また、よく噛むことで満腹中枢神経も刺激されるため全体的な食事量も抑えることが可能。ダイエットにもつながる。