つらいダイエット生活も終わり体重が減ったことで成功したその身体。
自分では大満足の結果。
素晴らしい、よく頑張ったと褒めてあげたい。
自分では痩せたと思っていたその身体は、周囲からみると依然とまったくといってよいほど変わっていないこともある。
痩せたことに誰も気づいてくれないことすらある
自分でいうのも「なんだかな~」である。
つらいダイエット生活を続けてきた。
きれいになるためにダイエットをはじめた。
その努力は周囲の反応で感じたいのが人情。
では、見た目が痩せて周りからも「痩せたね!」と言われるにはどのくらいの体重を落とすとよいのだろう?
同じ体重の人でも、痩せて見える人と見えない人がいるよね~?あれものすご~く不思議☆彡
周囲が痩せたと気づく体重はマイナス何キロ?
ダイエットに成功したことを周囲が気づく体重差には目安がある。
この目安を越えなければ痩せていることに気づかれない場合が多い。反対に大きく目安を割り込んでいる場合には無理なダイエットをしている可能性がある。
参考に見ていこう。
カナダ、トロント大学心理学部のニコラス・ルール准教授らの研究チームが研究結果を公表した。
モデルになる男女の顔をBMIを使い、米基準で肥満「30」から米基準で低体重「18.5」までの幅で段階的に加工した。その中からランダムに2枚の写真を選び、約100人の被験者に見せた。
20~40歳の白人種男女の顔をコンピュータで加工してどの程度変化させると、太ったり痩せたりしたことに他人が気づくかという実験。
太って見える・痩せて見える境界線「実験の結果」
その結果、男性の場合は平均4Kg、女性は平均3.5Kgの減量が必要であることが判明した。そして、魅力的な体型だと感じるにはその2倍の減量が必要だということもわかった。
- 痩せたとわかる
…男性 ー4Kg
…女性 ー3.5Kg - 魅力的だと感じる
…男性 ー8Kg
…女性 ー7Kg
白人を対象にした調査のため、アジア人に比べると少し誤差が出るかもしれないのだが、痩せたと周囲がきづくには「-5kg未満」で十分だということがわかる。そして、心が惹かれるにはその2倍ほどの体重を落とす必要がある。
ダイエットの終わりは自分でなんとなく決めている人も少なくない。
それでよい。
しかし周囲目線の終わり方にはなっていないことが多い。まだ太っていたり痩せすぎていたりすることがある。
また、本来の顔から「わずかに太っただけ」に見える写真でも、痩せていると判断された顔と比較すると不健康そうに見えると答える被験者が多くいた。
つまり、人は顔で痩せている・太っている・健康・不健康を判断している。
ダイエットで身体が痩せることはできても顔は痩せない人もいる。その理由は顔にある脂肪だけが肥満に見えていた元ではないから。骨格・筋肉・むくみ・加齢など多くの因果関係があるため。その原因に合う解決策を探す必要がある。
まとめ 無理をせずに痩せて見える体重の目安を目指す
顔を小さくするにはダイエット以外には「マッサージ」がおすすめ。血流の流れをよくすることで老廃物が排出されやすくなる。むくみ以外にも「しみ」や「たるみ」を軽減する作用に期待ができる。
全身のフォルムで人は太っているか痩せているかを無意識に判断しているのだが、顔は人が最初に目が行きやすい部分になる。他の人から見て痩せていることを判断しているほとんどの部分が「顔」。
小顔効果のあるダイエットに集中するとよい結果が期待できる可能性がある。痩せて見える目安になる体重減と顔のダイエットを意識するとよい。
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