小豆水を使用したダイエット方法がある。小豆は日本人に馴染み深い食べ物になるのだが、「水」がついている。どのように痩せる方法なのだろうか?
日本人にとって小豆は昔から大切にされてきた食料になる。あんこ・ぜんざいなどの材料として使われてきた。
あんこ…。
ぜんざい…。
ダイエット中の人にとってはその美味しさを知っているのもあってか辛い食べ物になる。それは太るためだ。大量の砂糖などが加えられているため少し食べるだけでも「脂肪さんこんにちわ!」になりかねない。
しかし「小豆」そのものは太る食材ではない。逆に痩せることができるダイエッターの人にとっては嬉しい食材だ。
小豆が持つダイエットの効果とは
古くから日本人の近くにいた小豆。
実は小豆はリバウンドせずに痩せる漢方食品としても知られているのだ。ダイエットではリバウンドが恐ろしい存在になる。
ダイエットが終わることで油断をしてしまうとリバウンドが襲ってくることがある。恐怖の大王「リバウンド」に襲われると最悪だ。本人はダイエットの成功、あるいはダイエットに失敗したことからダイエットをしたこと自体を忘れている。
しかしリバウンド大王はその間、静かにそして着実に脂肪を身体につけているのだ。
ある日、ふと体重計にのってみた。そこで現実を知ることになる。
リバウンド大王によりこの世が終わる勢いの恐怖に襲われるのだ。リバウンドを回避できる環境にしてこそ本当の「ダイエット成功」だといえるのだ。
小豆にはそれができる。
では、小豆の成分にはどのような栄養素が含まれているのだろうか?
小豆の栄養素
- タンパク質
- ビタミンB1/B2
- カリウム
- リン
- 食物繊維
- 鉄
- サポニン
食物繊維
小豆には豊富な食物繊維が含まれている。食物繊維はダイエットに欠かせない重要な栄養素になる。
小豆を食べることで食物繊維がお腹の中で膨張するため満腹感を得やすくなるのだ。その結果、暴食・過食を防ぐことができる。リバウンドにつながる1つの理由に暴食があげられる。満腹感を感じやすい食材は貴重だ。
それだけではない。
食物繊維が腸内にある食べカス・老廃物を絡めとりながら体外へ排出する。結果的に腸内環境がよくなることで便秘改善・解消に結び付き身体の循環機能が向上することで美肌効果にも期待ができる。
ビタミンB1/B2
小豆にはビタミンB1/2が含まれている。ビタミンB1・B2は体内で糖質・脂肪を分解する作用があるのだ。
分解されないものは蓄積されていく。ダイエットをしても体重がなかなか落ちない現象が続くことになる。
分解効率をあげてエネルギーに変換したり身体の外へ出すことは痩せるうえで重要なことだ。ビタミンB1/2にはそれができる。
カリウム
カリウムは体内の余分な塩分を体外に排出する働きがある。人が1日に摂取する塩分は6g程度、ダイエットでは4g以下がよいとされている。
しかし現在の食べ物には多くの塩分が使われているため過剰すぎるほど摂取している人が多い。
余計な塩分・水分が身体にたまるとどうなるのだろうか?
身体の循環機能が低下をしてしまう。イメージ的には塩分によりベタベタして動きが悪くなっているような感じだ。海の潮が身体につくとベタベタした経験をもっている人もいるのではないだろうか?そして皮膚の間に水分がたまりだす。
むくみだ。
本来なら痩せている体型も、余分な塩分・水分により膨れて見えてしまう。きれいに痩せたいダイエットでは厄介である。カリウムにはそのむくみを予防する力があるのだ。
小豆水ダイエット方法は痩せない?
小豆水ダイエット方法を実際に試してみると痩せないという声もある。ダイエットは自分の体質・性格に合うものを選ばなければ、思うような効果を得ることは難しい一面も持っている。
痩せたという人もいれば、痩せないという人もいるのは当然なのだ。自分に合うダイエット方法でなければ、他のダイエット方法を見つける必要がある。
ただ、小豆水ダイエット方法で痩せないと言ってる人の多くは、体重こそ目立った減量は起きないものの、トイレの回数が増えた実感はあるようだ。
これは非常に重要なことである。
トイレの回数が増えているということは、身体の中に動きがあるということ。小豆に含まれる食物繊維・カリウムなどの栄養素がよい効果を与えた可能性が高い。そのまま続けていくと代謝が上がり、脂肪を効率的に燃やしていくことが期待できる。
小豆ダイエット方法を効果的にする痩せる作り方レシピ
小豆にはダイエット効果があることがわかった。この他にも「皮膚湿疹予防・疲労回復・高脂血症」などの治療回復に効果があることも判明している。
しかし大切なことがある。
ビタミン・カリウム・食物繊維は小豆の外側の皮に多く含まれているということだ。小豆の中身ではない。皮がとくに重要だ。小豆ダイエットの作り方を見ていこう。
小豆ダイエット用の作り方レシピ
- 小豆を水の中に24時間漬ける
- 網の上に載せる
- 日の当たらない温かいところに置く
- 8時間ごとに水をかける(24時間発芽させる)
- 発芽したら干す
- 乾燥してからミキサーで粉末にする
なんてことだ。
目が飛び出すほどの手間がかかるではないか。本当に目が飛び出したら死活問題になるため実際は顔面にしっかりとインプットされているわけなのだが効果的に痩せるにはそれなりの苦労も必要だということだ。
出来上がった粉末小豆は食事の30分前に食べるとよい。食事の前に食べることで過食・暴食を防ぐことが可能だ。
上記の手間を少し緩和したのが下記のやり方になる。
小豆水ダイエット方法の痩せるやり方
小豆にはダイエット効果があることがわかった。小豆ダイエットに慣れてきたら「小豆水ダイエット方法」に挑戦してみるのもよい。
小豆水ダイエット方法をはじめて1週間でマイナス3.6kgものダイエットに成功した人もいるほどの効果がある。
小豆水は利尿作用の効果に期待できるため、余分な水分を体外に排出し、脂肪の付きにくい身体にすることができる。
また煮汁に含まれるサポニンが体内の脂質・糖質の吸収を抑制する力があるのだ。その結果、「コレステロール減少効果・高脂血症などの生活習慣病予防効果」にもつながる。
小豆水ダイエットは茹でた小豆の成分で作った小豆水を1日3回食前に飲むダイエット方法になる。
小豆ダイエットは粉末になるのだが、小豆水ダイエットでは小豆のエキスを飲むという違いがある。
小豆水ダイエットに重要な成分はポリフェノールだ。小豆には「小豆ポリフェノール」という成分が含まれているのだが、食前に飲むことで脂肪の吸収・血糖値の上昇が抑えることができる。
もちろん小豆である。血管拡張効果もあるため血流がよくなることで美肌効果・冷え症改善にも期待ができる。
小豆水ダイエット方法のルールがあるのだが、短期ダイエットを目的にした方法だ。長くて2週間まで。長期でおこなう場合には医師と相談しながらおこなおう。栄養面で問題がでてくる場合があるためだ。
なお、少女時代の妹分であるガールズグループf(x)のヴィクトリアや、BIGBANGのT.O.Pも「小豆水ダイエット」を実践して痩せたとして話題を集めている。
小豆水ダイエット方法のやり方「ルール」
- 1日3回、食前30分以内に飲む
- 1日に300cc以上飲む
ダイエットに成功するためには、注意することもある。
- 注)下痢などのおそれがあるため1日の摂取量は1リットル以下に抑えること
- 注)小豆水と一緒に茹でた小豆を食べてもよい
- 注)茹で小豆の1日の摂取量は100g以下にする
- 注)甘い物は基本NG。ただし少量なら食べてもよい
- 注)板チョコ、ショートケーキを3分の1程度なら食べてもよい
体調を気にしながら無理のない範囲でおこなうことが大切だ。身体を壊しては意味がない。ダイエットは健康できれいに痩せることが重要なのだ。
小豆水ダイエット用の作り方「1」
材料
- 小豆 …50g
- 水 …500cc
作り方レシピ
- 鍋に小豆と水を入れる
- 30分間茹でる
- 茹であがったらザルで濾す
- 人肌程度に冷ましたら完成
小豆水ダイエット用の作り方「2」
- 小豆60gを水で洗い、900gの水に10時間つけておく
- 「1」を強火でゆでる
- 沸騰後、さらに中火で30分ゆでる
※アクはとる。温かい状態で飲むのがポイントになる。
小豆水ダイエットの効果
- 血液循環の促進
- 食欲抑制
- 便秘改善
- 新陳代謝の促進
- 利尿作用
など
あまった小豆には「βカロテン・ビタミンC・E・ポリフェノール」などが含まれているため捨てずに摂ることで美容効果を得ることが可能だ。
小豆水ダイエットの注意点
小豆水ダイエットには注意点がある。
それは飲み過ぎてしまうとお腹を壊してしまうこと。小豆に含まれている食物繊維は100g中で水溶性食物繊維0.8g、不溶性食物繊維11gと豊富だ。
また、作りおきには向かない材料になるため、作ったら2日以内に出来るだけ早く飲むことが大切だ。
まとめ 小豆のダイエットは食事の前に摂取すること
日本人が昔から愛してきた小豆には嬉しい痩せる効果がある。小豆ダイエットは作るのに少し手間がかかってしまうのが難点だ。
ダイエットはめんどくさいことをはじめる。それが苦痛になることで辞めてしまいやすい。その面から考えると作る工程に時間がかかってしまうのはデメリットでもある。
しかし小豆水ダイエット方法の作り方に関しては小豆ダイエットに比べると時間もかからず簡単だ。
どちらにしても一度つくればある程度の作り置きができるためうまく調整をしてダイエットをしていくとよい。
「いやー!ダイエットに成功したのになんで!?」B
「嘘でしょ・・・ダイエットする前よりも太ってる・・・」
C
「これは間違いこれは間違いこれは間違いあーあー聞こえない!見えない!」