昨日の今日で目の前の人の見た目が大きく変わっていたように思えることがない?
普通ではありえない。
人は成長をする。
成長をするのだがそれには長い年月が必要。
人の体型は成長をすると変わる。
顔も変わる。
それには時間がどうしてもかかる。
昨日会った人物は今日再び会うと何か違和感を感じる…。
整形?いや、違う。整形は一般的にきれいになるためにおこなうもの。しかし目の前の人物は横に大きくなった気がする…。いったいこれはなんなの?
IKKOも思わず叫んでしまうかもしれない。
昨日と今日で何が違うのだろう?
そこで気が付く。
「洋服」。
同じ人なのに「着痩せしているとき」と「着太りしているとき」があるのだが、痩せて見せるにはどのようにして服を選ぶとよいのだろう?
せっかく購入したかわいい服でも、いざ着てみると太って見えては残念な気持ちになる。その服は気に入っているなら問題ない。着太りは「気のせい」だから。深く考えなくてよい。好きなファッションを楽しもう。
しかし他人の目が気になる人は気になる。人とはそういうもの。
服で太って見えるってほんとかな〜?それものすっごく損した気分じゃない☆
着痩せと着太りの違いとは
同じ人なのに服を着ることで太って見えるときと、痩せてみえるときがある。
つまり痩せて見える服を意図的に着ることで周囲から嬉しい声が聞こえてくる可能性がある。
その声はすべて「気のせい」である。
実際には痩せていない。着瘦せをしているだけ。しかし嬉しい。思わず顔が「ニンマリ」してしまう人もいるに違いない。
では、着太りと着瘦せではどこに気をつけるとよいのだろう?
それは「身体の太い部分を見せているかどうか」になる。
アモーダル補完
人の脳は複雑。
未だに脳のすべてを科学では解明することができない。脳は違和感を嫌う性質があるのだが、勝手にそこにないものを補完してしまうことが多々ある。
もはや脳の中は幽霊のことでいっぱいである。幽霊を怖がるばかりに幽霊のことしか考えることができなくなった。すると脳はそこにいないはずの幽霊を作り上げてしまうことがある。
車のライトに照らされた光の形が人の顔に見えた。天井の模様が人の顔に見える。脳が一度そう思うことで強くそのイメージを固定化させようとする。
想像してほしい。
そこには本当になにもない。しかし自分で幽霊という存在を作っている。その幽霊に怖がっている自分の姿を。
もはやコントである。ただし中には説明不能な怪奇現象がある。すべてを脳のせいにして否定できる人はおそらくいない。
このように脳はさまざなものを作り出す。
これは「アモーダル補完」と呼ばれている。アモーダルという聞きなれない言葉になるのだが、「形がわかりづらい」という意味。補完は「見えていない部分を補う」意味を持つ。
ミュラー錯視
「ミュラー錯視」と呼ばれるものも存在する。同じものでも形を変えるだけで長く見えるというもの。マジックのトリックなどで使われることも多い。
おわかりいただけただろうか?
上記の画像では横棒の長さが同じ。しかし矢印の方向を内側・外側に向けるだけで長さが変わって見える。パッと見ると下の横棒のほうが長く見えるはずである。
目と脳がフル回転で混乱をした結果である。
この方式を服に取り入れることで着痩せをして見せることができる。ようするに内側にむけた服を着ることで細く見せることが可能。
バイカラー錯視
「バイカラー錯視」と呼ばれるものもある。上記と同様にうまく服に取り入れることで着痩せ効果を狙うことができる。バイカラーは2色のこと。縦に線を入れることで細く見える。
横柄よりも縦柄のほうが痩せて見せることができる。
エビングハウス錯視
「エビングハウス錯視」と呼ばれるものもある。
名前はあまり聞いたことがないと思うのだが、何気なく実行をしている人も多いかもしれない。
顔の周りにマフラーなどの大きなものを巻くことで小顔に見せることができるテクニック。ただし余りに大きなものを首に巻くと逆効果になるかもしれない。
彼女は心の中でこう思うかもしれない。
「あんたのためにつけてきたのに・・・こいつ・・・(怒)」。そうならないためにもやり過ぎには気をつけよう。
まとめ 人の脳を騙して痩せテクニックを見せる
着太りする人の特徴は着瘦せテクニックの真逆をしていることになる。
人の脳は曖昧なものである。脳が自分で勝手にイメージを作り上げてしまう。しかしそれは逆にいうと、使い方次第では利用ができるということ。
着瘦せしたい服は「縦柄」を選ぶとよい。
内側にカーブしたものを選ぶとよい。
服で内側に向いているものがない場合には髪の毛を気持ち内側にカールさせよう。ひし形にすることで小顔に見せることができる。人は最初に顔を見る人が多い。その顔から脳が身体のラインを勝手に計算する。
その結果、顔が小顔に見えると全体的に細くみせることが可能です。