キャベツには痩せる効果がある。
そして生姜にも痩せる効果があることを知っているだろうか?この2つの食材を使用してダイエットをすることができる。
芸能人がある番組で挑戦をしている。SKE48の鎌田菜月さん、ニッチェ近藤さんだ。2週間で体重-4kg・ウエスト-8cmの減量に成功した。
キャベツと生姜のどこにそのような痩せる効果があるのだろうか?
乳酸キャベツダイエット方法の失敗しないやり方
まずは最初にキャベツのダイエット効果を見ていく。キャベツといえばなんといっても「シャキシャキ」とした歯ごたえがたまらない。
そのキャベツには「乳酸キャベツ」と呼ばれるものがあるのだが、乳酸キャベツを使用してダイエットをおこなっていく。嬉しいことに、ご飯・お肉を我慢しなくてよい。食事制限はなく自由に摂取可能だ。
ダイエットでは摂取量を減らし消費量を多くすることが基本になる。そのため食事制限をすることが多いのだが、制限をすることでそれがストレスにつながることも多い。
その点、乳酸キャベツダイエット方法では制限がないため嬉しい利点だ。
そもそも乳酸キャベツはどのようなキャベツを指しているのだろうか?乳酸キャベツは、キャベツを発酵させた食べ物になるのだが、発酵させて食べる食べ物に何を思いつくだろうか?
「お漬物」
多くの人が発酵食品を聞かれたときに「漬物」と答えるだろう。乳酸キャベツも似たようなものである。
乳酸キャベツの嬉しいダイエット効果
乳酸キャベツは、キャベツに塩・砂糖を混ぜて発酵させる。植物性乳酸菌と食物繊維の相乗効果を狙っていく。
通常のキャベツにはダイエット効果がある。キャベツには豊富な食物繊維が含まれているためだ。食物繊維には腸内を整える効果がある。
それに加えて、乳酸菌の力をかりることで善玉菌の数を増やし、身体の中から隅々まで清浄化するダブルの痩せ効果が可能になる。掘り下げてみていこう。
腸内環境を整える
ダイエットにおいて食物繊維は非常に重要な栄養素である。腸内には食べカスや老廃物がたまりやすいのだが、食物繊維が本来は身体に必要のないものを絡めとりながら体外へ排出してくれる。
キャベツには食物繊維が豊富に含まれている。それに加えてキャベツを漬物のように発酵しているため乳酸菌も豊富だ。
食物繊維+乳酸菌のダブルパワーにより腸内環境を整えることができる。その結果、辛い便秘の改善・解消に効果的に作用する。
快便にすることができれば数日~数週間という短期間で数kgの体重を落とすことが可能になる。身体の中に余分なものが入っていないため健康にもよい効果を得ることができる。
免疫力のアップ
キャベツには強い殺菌力があるのだが、キャベツを食べることで抗ウイルス対策としても効果がある。
非常に強い殺菌力があるため「キャベツの殺菌力はガン細胞を抑制する」とアメリカの研究機関でも言われているのだ。キャベツを食べることで免疫力を高めることができる。
肌に潤いを与える効果
ダイエットをして痩せることが目的になっていないだろうか?大切なことは「きれいに痩せる」こと。
単に痩せた場合には「へ~痩せたね~」で、終わりである。どうせ痩せるなら周囲も驚くほどの美人になりたい。
ダイエットをした結果、相手が想像以上のよい反応を見せたときには嬉しさがあふれ出す。それには「きれいに痩せる」ことが重要なのだ。
キャベツには多くのビタミンCが含まれているのだが、ビタミンCにはメラニン色素抑制の効果に期待ができる。
メラニンは紫外線などから身体を防御する非常に大切な成分なのだが、メラニン色素が異常に増えることで「シミ・そばかす」の原因になる。それを回避するために美肌効果を持つビタミンCを摂取するとよい。
デトックス効果
キャベツには食物繊維が豊富に含まれているため腸内環境を整える効果があるのだが、ビタミンUも含まれている。
ビタミンUは肝臓の解毒作用を活性化させる効果がある。
肝臓は身体の循環機能を正常化させるために非常に重要な器官である。心臓・脳と同じくらい重要だ。
肝臓が健康になることで身体の新陳代謝が引きあがる。新陳代謝が向上をすると身体のあらゆる臓器が活発に動き出す。その結果、デトックス効果につながる。
キャベツは漬物にするとベスト!
キャベツにはさまざまな効果があるのだが、きれいな美肌を伴いながら痩せるにはビタミンCが必要だ。
しかしキャベツに多く含まれるビタミンCは熱に弱い。非常に弱い。生まれたてたの小鹿のように弱い。
加熱調理をしてしまうとビタミンCが消えてしまうのだ。これでは「ただ痩せる」だけになってしまいかねない。美人に痩せたいのだ。
では、どのようにしたらよいのだろうか?
簡単だ。火を通さなければよい。キャベツは生で食べるようにする。生のキャベツに適した料理がサラダだ。
ただし、毎日キャベツサラダばかりを食べていると飽きがきてしまいかねない。そこで登場をするのが「乳酸キャベツ」である。漬物は生のキャベツとはまた違う味を引き立ててくれる。
それだけではない。
キャベツの漬物はどのような料理にも合わせることができる。普段の食事に添えておくだけでダイエットができるようになる。
乳酸キャベツの作り方レシピ
「食材」
- キャベツが入り密封できる袋
- 重し(4~5kg)または水入りペットボトル
- 乳酸キャベツを保管するビン
- キャベツ …1玉
- 塩小さじ …4杯
- 砂糖 …小さじ1/2杯
「作り方」
- キャベツを千切りにする
- 塩小さじ2杯とキャベツを袋に入れてしっかりと揉む
- 塩小さじ2杯と砂糖小さじ1/2杯を加えて揉む
- 袋の中の空気を抜く
- 唐辛子などのワンアクセントで味を足す場合はこの時に入れる
- 重しを載せ常温で1~5日保管
- 発酵したら瓶に移して保存。完成
※保存期間は約1か月程度
発酵の目安として泡を確認するとよい。泡がたっていると大丈夫だ。また、舐めて酸味を感じることで確認もできる。
生姜ダイエット方法のやり方
次に生姜を見ていく。キャベツと同じように生姜にも痩せる効果がある。実は、キャベツに生姜を加えるとダイエット効果を高めることができる。
ショウガには「ジンゲロール」・「ショウガオール」と呼ばれる成分が含まれているのだが、ショウガオールには血行を促す作用がある。血行がよくなるということは身体の末端部分にまで血液が送られるということである。
つまり、温かい。
身体を温める効果がある。しかし問題も存在する。ショウガオールは生の状態だと含まれている量が少ないのだ。これは困った。
しかし困る時間は3秒でよい。すぐに解決する。ジンゲロールという成分を忘れていないだろうか?救世主はこの成分だ。
ジンゲロールはダイエットに直接な効果を持たない。この成分自体には痩せる効果を期待しないほうがよい。しかし逆転劇はこの先に待っている。
ヒーローは決まってピンチになると登場する。「最初からそこにいればもっと早く解決できたのに!」とヒーローに言いたくなる気持ちもわかる。しかし、尺を稼がなければいけない。2時間の映画に5分で敵を倒してしまっては、徳光和夫さん以外は誰も感動できないのだ。
ジンゲロールは遅れてヒーローになる。ジンゲロールに熱を加えることでなんと、ショウガオールに変化をしてしまう。
なんとも不思議な世界である。その物質が別のものに変化をする。パラレルワールドに突入したのかと錯覚をするほどだ。
つまり、電子レンジでチンをした生姜を食べることで脂肪の燃焼効率を高く引き上げることができるというわけだ。
生姜で効果的に痩せる方法
キャベツは殺菌力が強ければ生姜の殺菌作用も高い。さらに生姜はコレステロール値を下げる働きも持つ。
生姜に熱を通すことでジンゲオールがショウガオールに変化するためダイエット効果が高くなることがわかった。
では、どのくらいの温度で加熱するとよいのだろうか?
理想的な熱の温度は80℃~100℃程度であり、じっくりとショウガに熱を与えることがよいとしてる。
電子レンジで加熱する場合は「500W・4分」あるいは「750W・3分」が目安だ。
また、ショウガオールは脂肪燃焼効果の他にも冷え性を改善する働き・血行をよくする働き・血管を丈夫にする・アンチエイジングの効果など多くの作用を持っている。ちなみに、ココアと一緒に摂取するとダイエット効果が増加する。
ショウガオールの効果
生姜を加熱をすることでショウガオールは生の時よりも400倍に増加する。もはや生姜を加熱させない意味はない。効果的にダイエットをすることが可能になる。
- 免疫力アップ
- 代謝の促進
- 身体の保温効果
- アレルギー抑制効果
- 強い殺菌作用
- ダイエット効果(脂肪燃焼)
蒸しショウガの作り方レシピ
「材料」
- 生姜
- シリコンスチーマー
- タッパーまたはビン
「作り方」
- 生姜を1mm幅にスライスする
- シリコンスチーマーに入れて600W/5分程加熱
- キッチンペーパーに温めたしょうがを取り出す
- 数日かけて天日や室内で完全に乾燥
- フードプロセッサーで粉々にする
- タッパーや瓶などに入れて保管
まとめ キャベツと生姜で痩せる相乗作用を狙う
乳酸キャベツには通常のキャベツよりも高いダイエット効果があることがわかった。
そして生姜は生で使うよりも熱することでダイエット効果が高まることがわかった。キャベツと生姜の能力を最大限活かしたダイエット方法である。