プロテインはマッチョマンの必需品。
彼らは三度の飯よりもプロテインが好き。
お菓子よりもプロテインが好き。
むしろプロテインそのものになりたいとすら思っている。
彼らが憧れているのはゴリラである。ゴリラの完璧な肉体美。ドラゴンボールの世界から飛び出したような筋肉を持つゴリラになりたいと思っている。
筋肉は身体のスタイルに強弱をつけることができる。美曲線を生み出すことができる。ドラム缶スタイルが美しい?
いや、世の中にはマニアックな人もいる。ドラム缶を美しいかたちだと思う人もいるだろう。しかし大半の人はひょうたん型に魅力を感じるだろう。
くびれがあることで身体に強弱ができる。
その強弱をつけるために必要なものが筋肉。
そこで筋肉をつけるために効果のある摂取物が「プロテイン」。プロテインを飲むことで効率よく筋肉をつけることができる。筋肉がつくことで魅力的なボディーラインを手にすることができる。
では、プロテインを飲むことで最も効率的に筋肉をつけることができるタイミングはいつになるのだろう?
サプリメントを飲むと効果的に筋肉がつく!べんりなアイテムがあってラッキーじゃない♪
ダイエットを効果的にするプロテインを飲むタイミングはいつ?
筋肉は熱を発生させる。その熱により脂肪を燃焼させる大切な組織。ダイエットにおいて筋肉は非常に重要な存在である。
つまり、筋肉量が多いほど太りにくい体質であることを意味する。
そこで頑張って筋肉をつけようと筋トレに挑むのだが、思うように筋肉がつかないことも多い。はじめのうちは筋肉がつく。しかしその上にはどうしてもいけない。目の前に筋肉の扉が見えている。ところがどうしてもその壁を越えて扉のところまで到達できない。
まるで孫悟空をどうしても超えることができない誇り高きベジーターのように。
ドラゴンボールの世界なら「精神と時の部屋」に入ることでパワーを引き上げることができる。しかし現実世界のどこを探しても同等の効果を得るような場所はない。普通の重力の中でジムに通うくらいが精いっぱいである。
そこでサプリの力を借りる。
どうせプロテインを飲むなら効果的な飲み方をしたい。筋肉をつけるために飲む人なら当然気になることである。
筋肉を効率よくつけるために、そしてダイエットで効率的に痩せるためにプロテインを飲む人は少なくない。
プロテインの効果を高めるために最も適した「飲む時間のタイミング」はある?
頑張っていても思うように筋肉がつかないときにはサプリに頼るのも1つの手段になる。プロテインは筋力アップ・栄養バランスの改善・そしてダイエットの効果などに作用する。
運動・筋力トレーニングをすることで筋繊維がダメージを受ける。
通常はダメージを受けると力が減っていく。ゲーム「ストリートファイター」を想像してほしい。ダメージを受けるとライフが減っていく。そしてあまりに大きなダメージを受けてしまうと頭の上で「ピロピロピロ~」とヒヨコが出現。
動けなくなる。
しかし筋肉はこのときに力を蓄えている。
傷ついた筋繊維に栄養が入ることで修復される。すると筋肉量が増える現象が起きるのだが、これは筋力のアップにつながる。
孫悟空は敵にやられる度に瀕死の状態から復活をする。
スーパーサイヤ人のようなことが、実は現実に起きている。サイヤ人ほど強力にレベルを上げることはないのだが、筋繊維がダメージを受けることで以前よりもパワーアップすることは可能。
もちろん人間の能力には限りがある。
破壊と修復を繰り返すことで筋肉が覚醒したことにより、怒りを味方に変えて金髪のスーパーサイヤ人になることはない。安心してほしい。仮にそのようなことが起きていれば格闘家はゴリラみたいな金髪君しかいなくなる。
っとは言え、タンパク質が不足した身体は時間の経過とともに筋肉を次々と分解してエネルギーにかえてしまうため、筋肉を維持させるには効果的にプロテインを飲んで筋肉量を保つことが重要。
筋肉は脂肪を燃やす。
そのためダイエットをするうえでも大切になる。
プロテインは食事と一緒に摂取する
栄養を取り扱っている米誌が最新の研究を公表した。
プロテイン・サプリを食事と一緒に食べたグループと食間に食べたグループを比べたところ、食事と一緒に食べたグループのほうがより多く脂肪を減らすことに成功したという。
では、食間にプロテインを摂取したグループはどうなったのだろう?
太った。
なんていうことだ。食間に食べたグループは体重が増えてしまった。ダイエットをするためにプロテインを飲む。そのタイミングが食間の場合には体重が増えるというなんとも悲しい現実に直面してしまう。
- 食事と一緒
…痩せる
…94%筋肉量が増加
…脂肪に対する筋肉の比率100% - 間食で摂取
…太る
…90%筋肉量が増加
…脂肪に対する筋肉の比率84%
今回の研究では食事中だったのだが、食後にしても問題はない。
その理由は食後のタイミングで食事を摂ることでインシュリンが分泌される。このときにたんぱく質の吸収性が高まっているため。食事から時間が空きすぎると太る。
運動の後は30分以内に飲むこと
運動をおこなう際にもプロテインの効果を最大限に得ることができる、飲むタイミングがある。
運動後30分以内。
運動をした後は30分以内にプロテインを飲むとよい。この30分間は「回復のゴールデンタイム」とも呼ばれている。筋肉へ送られるアミノ酸が3倍にアップしている。身体が傷ついた筋組織を修復するべく、栄養素を必要にしている状態。
運動後の30分間を逃するのは非常にもったいない。
運動後30分以内にタンパク質を補給することで傷ついた筋繊維が回復。以前よりも強くたくましい筋肉にすることができる。
さらに効果を高めるために「糖質」を同時に摂取するとよい。糖質は疲労の回復速度を高める効果がある。即効性の高いエネルギーを補給することで効率よく筋肉量を増やすことができる。
睡眠前に飲む
プロテインを効果的に飲むタイミングは就寝前もお勧め。
人は寝ることでホルモンを分泌する。成長ホルモン。成長ホルモンには筋肉量を増やす作用も含まれている。ようするに成長ホルモンはタンパク質の吸収を促す力がある。
成長ホルモンが活発に機能しているときにタンパク質を補うことでタンパク質の吸収を高めることにつながる。
プロテインに含まれる良質のたんぱく質を寝る時間のタイミングで飲むことで効率的に筋肉量を増やすことができる。
では、寝るどのくらい前がよい?
就寝30分~1時間前を目安にする。
就寝直前に服用すると胃に負担がかかる恐れがある。睡眠は身体を休ませる意味もあるのだが、体内に食べ物が入ることで胃や腸はゆっくりと休むことができない。これでは良質な睡眠につながらず、成長ホルモンの分泌量も減る可能性がある。
これでは意味がない。
成長ホルモンのピークは就寝後の30分~3時間後だと言われている。プロテインは摂取してから身体に吸収されるまでには時間がかかるため、就寝する30分~1時間前に飲んでおくと効率がよくなる。
まとめ プロテインは効果的に飲む
プロテインを多く飲めば比例するように筋肉量が増えるわけではない。ここが重要。
身体にとって余分なタンパク質は体脂肪に変わる。おわかりいただけただろうか?
一定の栄養吸収限界を超えると筋肉に変化は起きない。その栄養はどこにいくのかといえば「脂肪に蓄えられてしまう」。
ダイエットと真逆の作用になる。摂りすぎには注意が必要。プロテインは高栄養になるため決められた量を飲むことが大切である。
「タンパク質が欲しいよ~欲しいよ~」