周りを見渡せば、「カロリーゼロ!」という商品が多く並んでいます。お菓子やドリンクからお酒まで実に種類も豊富です。
しかし、カロリーゼロのマイナス面が話題となっています。 いったいどういうことなのでしょうか?カロリーがゼロでも肥満になります。
カロリーゼロなのに太るの~?ワケワカメじゃない☆
カロリーゼロが肥満に繋がる
カロリーゼロやノンカロリーと謳われた商品には大概の場合、人工甘味料が使われています。そもそも人工甘味料は糖分摂取制限の必要な人のみ使用とされていましたが、現在は人工甘味料の急速な普及に伴い、多くのひとが手軽に摂取しています。
食品100ml(g)あたり5kcal未満、糖分100g(ml)あたり0.5g未満という条件を満たしていれば、カロリーゼロやノンカロリーといった表記が可能になります。
人工甘味料サッカリン等には腸内細菌のバランスを乱して血糖値が下がり難い状態をつくる原因になり、 糖尿病や肥満の原因になる恐れがあるとイスラエルの研究チームが発表しています。
そして、アメリカでの研究でも人工甘味料を使用した飲料を摂取することで、腎機能低下のリスクが増大することが判明したという結果も。
カロリーゼロに衝撃的な落とし穴
肥満の要因として考えられるのは、人工甘味料の「ホルモンに作用する」・「味覚を鈍化させる」・「依存性がある」この3つになります。
人工甘味料を摂ることで、逆に空腹感が増したり、甘み中毒になることで太ってしまった、などということも少なくありません。
日本で大量に使われていた「サッカリン」は発がん性の有無をめぐり紆余曲折の末に制限付きで使用が認可された過去があります。
また、「ズルチン」は中毒性、発がん性、肝機能への障害などを引き起こす可能性があるとして使用を禁止されています。
それでもカロリーゼロ
問題が言われ始めた人工甘味料ですが、通常の砂糖を使用するよりも摂取カロリーが抑えられるため、ダイエットをしている人にとっては見逃せない存在でもあります。
特に運動をしないダイエットをしている人は、摂取カロリーを抑える必要があるので“カロリーゼロ”は強い味方となるのも事実です。完全に太らないという意識を改めることが大切です。
まとめ カロリーゼロが太らないわけではない
ゼロカロリーと書かれていても、「太らないわけではない」と認識します。食べ過ぎ・飲み過ぎに気をつけましょう。