ジャガイモと聞くと何を思い浮かべますか？
「カレー？ポテトチップス？ポテト？」
ダイエット中には、これらのカロリーが高いものを避けてしまいやすい傾向があります。「炭水化物が含まれたじゃがいもは太る！」と、潜入感をもっている人も少なくないのでは？
でも、太るイメージのじゃがいもが、実はダイエットに向いている食材だったとしたら？
じゃがいもは太りそうパラ。痩せるパラ？
じゃがいもみたいに丸くなるのもいいじゃない☆ゆるキャラだよ〜♪でもほんとに痩せるのかな!?
ジャガイモがダイエット方法に効果的な食べ方
じゃがいもは日本の料理には欠かせない存在です。じゃがいもの種芋を畑に植えると、そこから芽がでて、やがてじゃがいもはたくさんの子どもを土の中で作ります。数も多く収穫できるため便利な野菜です。
このじゃがいもが、ダイエットに効果があることを知っていますか？
ジャガイモは「パンの３倍・お米の2.5倍の満腹感（満腹指数）」を感じることができます。満腹感はダイエットにおいて非常に重要な要素です。
ダイエットは空腹との闘いになります。
空腹はイライラをさせたり、やる気を失わせる原因につながり、それはやがてストレスとなり襲い掛かってきます。ダイエットできれいになるために始めたはずが、毎日積み重なる苦しみの生活で、より不健康な身体へ…。ストレスにより肌質も低下…。
そうなるとダイエットの失敗です。
そのため、ダイエットではいかにして空腹を感じずに過ごせるかがポイントになります。しかし、食べて空腹を回避するのでは意味がありません。それは太るから。満腹感を長く感じる食材を食べることが重要なのです。
それが「じゃがいも」にはできます。
カロリーはどのくらい？
では、じゃがいものカロリーはどのくらい含まれているのでしょうか？カロリーが高ければ元も子もありません。
ジャガイモのカロリーはお米の半分以下。これは嬉しい朗報です。じゃがいものカロリーは、お米よりも低く、満腹感は2倍以上あるのに、カロリーはお米の2分の１。
じゃがいもは、ダイエットに向いている食材なのがわかります。
じゃがいもは太る？不向き？「満腹感」と「腸内環境」を整える
ジャガイモにはタンパク質が含まれています。
タンパク質が消化される過程で「ペプチド」が小腸に働きます。
その結果、満腹ホルモンが分泌されて満腹感を感じることが可能になるのですが、ジャガイモは水と混ざることで「ネバネバして膨らむ」性質があるため、胃の中で膨張するのです。
ダブルで満腹感を得やすくなります。
また、ジャガイモのデンプンの一部は「レジスタントスターチ」という難消化性でんぷんが含まれています。レジスタントスターチは「胃」・「小腸」では消化できないため、大腸まで届くことになります。
大腸には善玉菌が暮らしています。
大腸でレジスタントスターチが善玉菌のエサになるのです。腸内には「悪玉菌」と「善玉菌」がいるのですが、悪玉菌の数が増えると身体に不調をきたしてしまいます。免疫力が下がったり、太りやすい身体になってしまうのです。
善玉菌が元気になることで、これらを予防することができます。
腸を整えるように働きかけるので基礎代謝があがり、痩せやすい身体にすることが可能になります。またレジスタントスターチはゆっくりと時間をかけて消化されるため、血糖値が急上昇をしにくい特徴があります。
血糖値が急上昇をすると、それを下げるためにインスリンが大量に分泌。その作用により脂肪がつきやすくなる特徴があるのですが、じゃがいもはそれを回避する作用があります。
満腹に痩せることができるダイエットに成功するための食べ方・食事レシピ
ジャガイモを食べることで満腹感を感じることができます。これは「暴食」・「過食」を防ぐことに繋がるということ。
ダイエット中は食事制限をすることが多いですが、食べられないストレスはその反動で見境なく食べてしまうことにつながりかねません。その結果、リバウンドする恐れがあります。満腹感を味わえるじゃがいもは貴重な存在です。
では、効率のよい食べ方はあるのでしょうか？
レジスタントスターチは、ジャガイモを温めた後に冷ますと増える性質があります。大事なことなのでもう一度言います。温めた後に冷ますと増えるレジスタントスターチ。
つまり、一度じゃがいもを温める。そして冷ますことがポイントです。
空腹時に半分だけをゆっくりとよく噛んで食べるとよいでしょう。ご飯を1食だけじゃがいもに置き換えるダイエット方法に利用してもよいです。
温めて冷ますことが重要。
尚、じゃがいもにはマヨネーズをつけると絶妙に美味しくなりますが、マヨネーズは高カロリーで太りやすいです。ダイエット中には気をつけましょう。どうしても「マヨチュチュ」したい場合には、カロリーオフのマヨネーズを少しだけつけるとよいです。
まとめ じゃがいもダイエット方法は温めて冷ますと痩せる！
じゃがいもを効果的なダイエット食にするには、温めて冷ますことが重要です。
ただし、じゃがいもがいくら痩せやすい食材だからといっても、食べ過ぎると当然太ってしまいます。あくまでも満腹感を得やすい食べ物であり、過食・暴食を防ぐためのダイエット方法だと意識をすることが大切です。
