朝・昼・夜、人は通常3食を食べて暮らしている。
忙しさや生活スタイルで必ずしも3食とは限らないのだが、1日3食が一般的。
この食事のときに使用する茶わんの色は何色を使っているだろうか?
その茶碗、ひょっとすると太る原因になっているかもしれない。茶わんの色により肥満を左右する事実が判明した。
お茶碗の色で痩せ方が違うの?不思議なダイエットじゃない☆
太る茶碗の色と痩せる茶碗の色
白米は日本人の主食。
毎日のようにお米を食べる。パンが日本に入ってきたことでパンを日常的に食べている人も少なくない。しかしそれでもお米文化が主流である。
そのお米を入れる茶碗。
ご飯は美味しく食べたい。美味しく食べたいからこそ好きな色・デザインをした茶碗で頂きたい。このように思うのは当然の話である。
しかしちょっと待ってほしい。
ダイエットをしているにも関わらず脂肪が落ちない事態に陥っていないだろうか?
食事制限がいらないダイエット方法なのに、なぜかテレビでしていた芸能人のように痩せることができない。
なぜだ…。
その原因は無意識に食べ過ぎていることがあげられる。ダイエットは摂取量より消費量を増やさなければ痩せることができない。摂取量が多ければ多いほど「脂肪さんこんにちわ」になる。
食事制限のないダイエット方法は、あくまでもダイエット中の考えである。普段と同等程度の食事をしてもよいのだが、気持ち的には少なめにする気持ちが大切。
そこで問題なのが、無意識に食べ過ぎていること。
無意識なのだから仕方がない。人は無意識になることもある。寝ている間は意識の欠片もない。
しかしこれではマズイ。起きているのに無意識に食べ過ぎているとなると、その行為を制御しなければいけない。
そこでご飯の量に注目をする。
白米は炭水化物になるため血糖値を上げやすい。太りやすい栄養素になるため、白米が減ることで痩せる効果につなげることができる。
白米はその名前の通り、白いご飯だ。ご飯は白いため濃い色の茶碗に入れた方が色の対比がはっきりと分かる。
つまりどういうことかと言うと、こういうこと。
実に美味しそうなご飯である。湯気まで再現されている。この写真を撮影したカメラマンの腕は天下一品ではないだろうか。
黒い茶碗の中にある白い白米。周囲が黒で覆われているため白い部分が協調される。
黒い器に白い食材になるためその量が判別しやすい。別に、ダイエット中だからだと思わなくても、無意識に少なめの量に制御する傾向が強くなる。
想像してほしい。
白色の茶碗に白色のご飯。白色の茶碗は清潔感が出るためご飯も気持ちよく食べることができるだろう。しかし白と白の色になり境目の色が一緒になる。その結果、ついつい多めに盛ってしまう。
研究結果も存在する。
白と黒の同じお茶碗のサイズを用意したところ、なんと9割以上の人が白い茶碗に多く盛るという行動を起こした。つまり、黒色よりも白色は「多く食べやすい = 太る」ということ。
人は無意識に動いてしまうことがある。「自分は無意識に動いていない!」そう反論する人がいるのも当然。無意識なのだから本人は気づいていない。
もはや「世にも奇妙な物語」の世界である。
まとめ 黒色の境目効果でご飯の量が少なくなる
黒色は白色との境目がハッキリとする。白色は白色との境目がわかりづらい。そのため、黒色の茶碗にご飯を盛ることで量がわかりやすい。その一方で、白色は盛り過ぎてしまう。
その結果、食べ過ぎてしまい太るという現象に突き当たる。
ダイエットをしてる人はお茶碗の色を黒色・紺系色にしたほうが痩せる効果がある。
逆に意識をしっかりと常に維持できる、意識高すぎ高杉君みたいな人は、茶わんの色が黒色だろうが白色だろうが関係はない。適量で盛ることができるはず。
ただし、常に気を張るということは気疲れしてしまうため一般の人には向かない。意識高すぎ高杉君だからこそできる技。やはりここは無難に黒色茶碗を使用するとよい。