胆汁酸と呼ばれるものがある。胆汁酸を味方につけることでダイエットができると言うのだ。いったいどういうことなのだろうか?そもそも胆汁酸とはどのようなものなのだろうか?
胆汁酸…。
名前だけを見ると「酸」がついているため、「酸性」・「酸化」・「酸性雨」・「硫酸」など、あまりよいイメージとしては伝わってこない名称である。しかしこうしたらどうだろう?
胆汁さん…。
不思議である。「酸」をひらがなにするだけで可愛らしく見えてくるではないか。人間の思考回路なんてそんなものである。
しかしそんなことはどうでもよいのだ。胆汁酸に秘められる痩せる効果を見ていこう。
胆汁酸の意味とは
このダイエット方法で鍵を握る「胆汁酸」と呼ばれるもの。
これは、胆のうという臓器から分泌される消化液のひとつになる。この分泌された消化液である胆汁酸が体内に増えると、どうなるのだろうか?
エネルギーの代謝が向上する。
ダイエットに成功をするには、身体についた悪魔の脂肪を燃やす必要がある。脂肪は臓器にも付着するため、本来臓器がするはずだった動きが制限され、太りやすい体質になりやすい。悪魔の脂肪はそれほど厄介だ。
胆汁酸は小腸に分泌されるのだが、消化・吸収を助ける働きがある。
胆汁酸の一部は体外に排出されるのだが、およそ95%は腸から再び吸収されるため、身体の中を循環している。
胆汁酸の成分は杜仲葉が豊富に含む
「アスペルロシド」と呼ばれる成分を知っているのだろうか?
この成分が豊富に含まれる杜仲は、主に中国南西部に分布する落葉性の高木でとれる。
杜仲は6000万年から600万年前に繁栄した植物なのだが、樹皮・葉・雄花・種子などが古くから健康によい素材として食用されてきた。
6000万年前である。6000万年前といえば「ガオー!ガオー!」と言っている恐竜時代の末期頃だ。いや、実際に「ガオー!」と言っていたのだろうか?どちらかというと「ギャオー!」ではないだろうか?しかしそんなことはどうでもよい。
恐竜は隕石により絶滅したといわれているのだが、隕石の後にやってきたのは長い氷河期。すべてを凍らせてしまった。
A
「わたし氷河期大好き!」
B
「なんで?」
A
「氷河でかき氷食べ放題だもん!」
そんなことは言ってられないのが氷河期なのだ。永遠に続く身の毛もよだつ凍えるような世界の中で、身体の芯まで冷えさせる食べ物を食べたいというもの好きはそういない。いるとするのなら「雪女」くらいである。
動物だけではない。植物はさらに厳しい環境におかれていた。植物は光合成をしなければ生きることができない。さらに移動をすることもできない。
しかしこの厳しい世界の中で1種類だけが生き残っていた。それは現在まで生存した「生きた化石」だと言われている。杜仲だ。その奇跡の杜仲は、日本で滋養強壮作用をもつ医薬品に指定されている。
何か忘れていないだろうか?
上記の見出し冒頭で出てきた「アスペルロシド」の正体だ。これは胆汁酸の分泌を促進することで基礎代謝を高める成分になる。杜仲の中にこのアスペルロシドが発見された。
アスペルロシドが白色脂肪細胞を減らすこと、胆汁酸の分泌を促進して脂肪を燃やす作用があることが動物実験で立証されている。
アスペルロシドは胆汁酸に働きかけるのだが、人が本来持っているエネルギー代謝を手助けすることで燃焼を促す効果があるため、健康的なダイエットが可能だ。
胆汁酸の効果的な飲み方のタイミングと効能
- 肝臓で代謝向上
… 脂質を分解してエネルギー消費を促進させます
… コレステロールから合成した胆汁酸を作ります - 筋肉の代謝向上
… 脂質を素材としてエネルギーを生み出します
… エネルギーの素材である脂肪を多く使い燃焼させます - 褐色脂肪細胞の代謝向上
… 筋肉と同じように脂質を資材としてエネルギーを生み出します
… エネルギー消費を促進させます
杜仲茶を飲む時間
杜仲茶を飲むことでエネルギー量を増やす効果がある。脂肪を効果的に燃焼するためには、2カ月間に渡り濃いめの杜仲茶6gを飲みきれる量で煮出すとよい。杜仲茶を飲むタイミングは、食事と一緒に摂取する。
この量は、毎日1時間ウォーキングをしているのと同じくらい、脂肪を減らす効果があるとされている。ウォーキングはストレス発散をしながらのダイエットに最高なのだが、時間がない人は杜仲茶を摂取するようにしよう。
胆汁酸は、長く腸内に残ると機能が低下して新しい胆汁酸の合成も抑える効果がある。古い胆汁酸を排出し、新しい胆汁酸を作ることで効率的に基礎代謝を上げることが可能だ。
まとめ 杜仲茶を飲んでエネルギーを最適化して痩せる
杜仲茶には代謝を上げる効能効果がある。普段のエネルギーを更に高めながら運動をすることで効率的なダイエットが可能だ。