世界には多くの料理が存在するのだが、代表的なものが「和食料理・中華料理・フランス料理」だ。それぞれの料理には国の文化を象徴する作りになっている。
そんな料理なのだが、ダイエットに効果があるのは日本料理だという。いったい和食のどこに痩せる効果があるのだろうか?日本食の魅力とは?
和食のレシピがダイエットに向いている理由
1年のうちにどれほど和食を食べているだろうか?
朝は白ご飯に味噌汁、そしておかずは魚。夜はお肉たっぷりの洋食。洋食の普及に伴い食生活は多様化しているのだが、人それぞれの食生活がある。しかし日本人が日本料理を一斉に食べることもある。例えば「お正月」だ。
ポン!ポポポポポポポン!
「明けましておめでとうございます」の声と共に新年がスタートするのだが、3日間ほどは日本料理がメインになるのではないだろうか?
日本料理は芸術だ。見て楽しみ、食べて楽しむ。2度美味しいのが和食である。一方の海外料理は一般的に「味」と「満腹感」が重視される傾向が強い。
とくにアメリカでは満腹思考が強く質より量が多い。ハンバーガーなどが代表例だ。フランスでは5つ星を獲得するために味の争奪戦が日々繰り返されている。
日本料理には「味・見栄え」が重要視されているのだが、実はもう1つ日本食ならではの特徴がある。
栄養だ。
和食はバランスよく栄養を摂取できるように作られている。代表的な料理が「精進料理」になる。精進料理では肉を使わない。山などで採れる木の実やキノコなどを素材にして使っているのだ。
想像してほしい。
口に入れた瞬間に広がる野山の香り。
近くを流れる川のせせらぎが聞こえてくる。
遠くで鳴くウグイスに耳を傾けると聞こえてくる優しい風の声。
瞑想である。
和食は自然の恵みをバランスよくありがたく頂く料理なのだ。そして、この料理には「低脂肪・低糖質に優れている」ためダイエットに向いている料理になる。
日本料理で健康に痩せると言われている理由はここにある。
健康的に痩せる和食の魅力と太らないための注意点
日本料理はヘルシーだ。お腹に優しくダイエットに効果的だということがわかった。積極的に「和」を取り入れたダイエットで痩せることができる。
しかしよく考えて欲しい。
果たして和食で本当に太らないのだろうか?実は気を付ける点がある。和食だからといってむやみやたらに食べてしまうと必ず太る落とし穴が存在する。
イメージ的には直線コースの先に日本料理が置いてある。そこを進んでいくのだがロンハーの敦さんが落とし穴を作って待っている感じだ。彼はニヤニヤしながら落ちるのを今か今かと待っている。
だが、そうやすやすと罠にかかるわけにはいかない。穴に落ちたほうが笑い的においしいのはわかっている。しかし痩せることを優先するべきだ。
ダイエットに強い味方になる日本食なのだが、和食を食べたからと言って必ずしも痩せるというわけではない。ダイエット向きの和食は、健康によいバランスのとれた料理だということが大前提になる。
和食は低脂肪・低糖質だからといい、過剰に食べると内臓脂肪や皮下脂肪がつく。それはもうどんどんついてくる。白ご飯は糖質・炭水化物だ。過剰摂取は脂肪がつきやすい。
それだけではない。
和食の中にはカロリーの高い天ぷら・カツなどの油を使った料理が存在する。これも立派な料理なのだがカロリーが高い。ものすごく高い。天ぷらは最高だ。パリパリとした食感の中に柔らかい食材の身がたっぷりとつまっている。
しかしこれは「罠」である。敦さんがニヤニヤ笑っている。ダイエット中だと再認識して身体に優しい食材を選ぼう。
ただし最近では「揚げない揚げ物」を作る機械が市販されている。油を使わないことで大幅に脂質を下げることができるのだ。ダイエット中に食べることができる和食のメニューを増やすことが可能だ。
まとめ 和食で栄養バランスよくダイエット
日本食はヘルシーで身体に優しく、バランスがよい栄養により脂肪がつきにくい。日本では「腹八分目」という言葉がある。ダイエット中には「腹六分目」にとどめておくとよい。