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うどんは太る?ダイエットに効果的な食べ方

ダイエット

うどんにしようか?ラーメンにしようか?それとも蕎麦?昼ご飯に麺類を食べようと考えたときに真っ先に思い浮かぶのがこの3つである。

悩みに悩んだあげく、冷やし中華を食べる。

人生なんてそんなものである。うどんを食べているだろうか?うどんは日本人が好きな料理の上位に入る麺類なのだが、温かいうどん・冷たいうどんが存在する。

どちらのうどんも美味しいのだが、ダイエット的に見てみると大きな差がうまれるのだ。ダイエット中はできるだけ痩せる食品のほうがよいはず。

どちらのうどんが痩せるのだろうか?また、なぜ痩せる効果があるのだろうか?美味しいうどんの秘密を紐解いていく。

うどんのカロリーはどのくらい?

うどんを食べるのはよいのだが、うどんにはどのくらいのカロリーが含まれているのだろうか?讃岐うどんは定番だ。カロリーがどのくらい含まれているのか見てみよう。

  • ぶっかけうどん …286kcal
  • 温玉ぶっかけ …371kcal
  • 釜揚げ …284kcal
  • かけうどん …273kcal
  • きつねうどん …433kcal

なるほど。このカロリー量が多く見えるのか、少なく見えるのかは人それぞれだ。では、ご飯1膳のカロリーはどのくらいになるのだろうか?

ごはん1膳 …235kcal

こうしてみると、どうだろう?ご飯1膳を食べる量とうどんのカロリー量は変わらない。うどんのカロリーは思っているよりも低いと感じたのではないだろうか?

では、なぜうどんのカロリーが高いと言われるようになったのか?それはトッピングによるものだ。例えば、うどんにカレーを加えた料理「カレーうどん」のカロリーは「約804kcal」になる。

シンプルなうどんに限り低カロリーだということがわかる。それと同時に、いくらシンプルでも、食べ過ぎると太ることに繋がるだろう。

そこで、うどんをダイエット向きに食べる方法がある。

痩せるうどんの食べ方

想像してほしい。目の前にはキラキラに光っているうどんが置いてある。その麺をお箸で挟み、口の中へ入れる。つるつると喉の奥のほうへ流れていくうどん。

まるでスケートリングのように滑らかな滑りで喉の奥へ進んでいく。胃の中に到達したうどんはトリプルアクセルを決めているかもしれない。

うどんは美味しい。

ただ、このうどんには温かいものと冷たいものが存在する。ダイエット的に見ると、どちらのうどんが痩せる効果につながるのだろうか?

ダイエットには天敵がいる。「冷え」だ。冷え性の人はダイエットをしてもなかなか思うように体重が落とせない人も少なくない。その理由は冷えにより熱が発生しづらい体質になっているためである。

熱は脂肪を燃焼させるために重要なのだが、肝心な熱を作る効率が悪いため痩せにくいのだ。

冷たい食べ物は「冷え」の元。例えば冷水は身体を冷やしてしまうため常温水を飲むほうがダイエット的には正しい。

その理由から考えると「冷たいうどんは危険」だということになる。逆に腸を温める「温かいうどん」のほうが、健康面・ダイエット面から見ると有利に働きそうに思える。熱の発生の手助けをしてくれるからだ。

しかし人生はそう単純な話ではない。

うどんの主な栄養素は「炭水化物」である。炭水化物は血糖値を急上昇させやすいため太りやすい食材に分類される。実は、この炭水化物には不思議な特徴があることを知っているだろうか?

炭水化物を加熱した後に冷やすことで太りにくい効果が生まれる

炭水化物を冷やすとレジスタントスターチが生成される

普段食べているうどんは温かいうどんだろうか?そのうどんを冷やすことでダイエット食に早変わりする。

しかも簡単だ。

温かいうどんを冷ますだけでよい。炭水化物には「デンプン」が含まれているのだが、これが冷えることで「レジスタントスターチ」と呼ばれる成分に変化をする。

  1. でんぷん
  2. 冷える
  3. レジスタントスターチになる

レジスタントスターチはエネルギーに変換されにくい特徴があるのだが、整腸作用・生活習慣病の予防になるといわれている。また「不溶性食物繊維・水溶性食物繊維」の両方を持ち、消化されにくい性質がある。

温かいご飯と冷たいご飯の比較

うどんに限らず炭水化物の食材では同じ効果になる。例えば白米だ。

同じ量の温かいご飯と冷たいご飯を比較した実験がある。その結果、温かいご飯は胃を通りエネルギーに変換をするため小腸で消化吸収された。

一方のでんぷんからレジスタントスターチに変化した冷たいご飯は、小腸で消化吸収されにくくなり大腸へ運ばれる。

つまり、温かいご飯よりも冷たいご飯は摂取カロリーが抑えられるメリットがあるということ。

もちろんうどんでも同じだ。冷たいうどんのほうが摂取カロリーを低く抑える。小腸で吸収をされずに大腸まで届き、宿便を絡めながら体外に排出する効果に期待ができる。

うどん・おにぎり・冷やし中華・ざるそば・冷たいパンでも同じ効果をえることができる。

では、どのくらい冷たいとよいのだろうか?

冷やしすぎると「冷え」のもとになるため注意が必要になるのだが、レジスタントスターチが最も増えるのは4~5℃と言われている。冷蔵庫で冷やすとちょうどよいだろう。

まとめ レジスタントスターチで痩せる

炭水化物は太りやすいためダイエットでは遠慮しがちになる食材だ。しかし冷やすことで痩せる成分に変えることができる。

もちろん食べ過ぎるとカロリーが積み重なるため太る原因になるのだが、炭水化物を食べるという罪悪感は薄まるはずだ。

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