ダイエットに失敗をする人。なぜ失敗をしてしまうのだろうか?辛い日々を乗り越えて頑張った結果、目の前にある体重計に乗る。
ダイエットに成功をすることは簡単なことではない。
ダイエットがうまくいく人とそうではない人の間には「筋肉・筋膜の硬さ」が原因の差になっているかもしれない。
筋肉の硬さに注目をした「ミオドレ式ダイエット方法」と呼ばれるものがある。お腹が痩せることでくびれを作ることができるというのだが、いったいどのようなものなのだろうか?
くびれ出現!ミオドレ式ダイエット方法とは
女性の身体は腰が引き締まっていると美しいボディーラインに見える。
定規で上から線を真っすぐに下へ「シュッ!」。
分度器を使い線を分度器の曲線に沿わせて「シュ~」。
出来上がった直線と曲線。どちらが美しく見えるだろうか?人によってそれは異なる。直線が美しく見える人もいれば曲線が美しく見える人もいる。しかし柔らかいイメージを感じるほうはどちらの線だろうか?
多くの人が「曲線」だと答えるのではないだろうか?
曲線は柔らかい、そしてユニークであり奥深さを感じる。直線は開始地点からゴール地点まで先が見えている。その反面、曲線はカーブしている。開始地点からゴール地点を見ることができない。カーブの途中には物語が隠されているかもしれない。
何が言いたいのか?
曲線は多くの人を引き付ける「謎」が存在するということだ。謎は人の興味を引く。興味を引く部分を腰につくる。「くびれ」だ。人はそのくびれを魅力的な部分だと認識する。
しかしくびれを作ろうと思ってもそう簡単に作れるものではない。その原因の1つが硬いこと。お腹周りの筋肉が硬い場合には脂肪をうまく燃焼することが難しい。
つまり、柔らかくほぐせばよいのだ。その先に魅力的なくびれが出現する。
そこで有効に作用するやり方が「ミオドレ式ダイエット方法」だ。モデル・タレントを中心に注目をされている痩せ方になる。
芸能界で活躍する人は美を意識する必要があるのだが、かっこいい服を着こさなければいけない。かわいい服を着なければいけない。エキゾチックな服を着なければいけない。スポンサーが喜ぶ成果を出さなければいけないのだ。そのためには強弱のある身体が必要だ。
強弱のある身体を見せるにはくびれを作ることが最も効果的。
ミオドレ式ダイエット方法は理学療法士の小野睛康氏が考案した方法なのだが、「痩せないという悩みの根本には筋肉と筋膜の硬さがある」と話す。
1時間程度、その場で動かない状態を維持する。そして1時間後に身体を動かす。静止した状態を長時間続けたため筋肉は硬直。この状態のときに血流はうまく流れることができない。その結果、栄養が溜まる・むくみ・冷え性・便秘などの原因につながる。
身に覚えがないだろうか?
長時間スマホを触っていると気づけば2時間過ごしていたこと。仕事に集中するあまり気がつくと4時間以上も座りっぱなしだったこと。
ミオドレ式ダイエット方法はこれらの身体の凝りを取り除くことができる。身体が柔らかくなると血流の流れが改善する。血の流れがよくなることで老廃物などを体外へ排出することができるため痩せやすい体質に変えることができるのだ。
また、血行がよくなることで冷え性の改善や健康面でも効果的に作用する。
ミオドレ式ダイエット方法のくぼみを押すやり方
気になるのはやり方である。いくつか種類があるため見ていこう。
- 横隔膜(あばら骨)のすぐ下を親指以外で押す
- 前屈をする
- 顎の裏側に両手の親指を当てる
- 手前に押す
- エラ回りにつく筋肉を痛気持ちいい程度につまむ
- 首の付け根から鎖骨までを親指で流す
※5回繰り返す
- 脇の前についた筋肉をつまむ
- 二の腕の筋肉をつまんで刺激する
- 脇の外下からお腹の前まで指に力をいれてこする
※5回繰り返す
- 肋骨の下と腸腰筋につながる足の付け根を押す
- 膝裏を両手の親指を当てて押す
- 内ももの筋肉を手の平全体でつまむ
- ふくらはぎの筋肉をこすって流す
※5回繰り返す
足の付け根を押しながらマッサージをすることになるのだが、この動作をすることでむくみを効果的に流すことが可能だ。
また、筋肉をあまり使わない場所では長時間・長期間動かさないと凝り固まってしまう。場合によっては痛みも出てくる。マッサージ系のダイエットは継続することが大切だ。
尚、マッサージのタイミングは身体が温まっている入浴後がよい。
まとめ 身体の凝りをほぐすとお腹が痩せる
ミオドレ式ダイエット方法では3つの基本的な考え方がある。「押す・つまむ・流す」だ。凝り固まっている頑固な身体をほぐして柔らかくすることで血液の流れが向上する。その結果、お腹が痩せてくびれが作りやすくなる。