プールは最高だ。特に暑い日に入ると、辛い暑さも吹き飛ばす勢いである。ところで、プールで泳いでいるだろうか?それとも歩いているだろうか?
自分の好きなように楽しめばよい。
しかし、ダイエット中ならば「痩せる水泳ダイエット」を試してみるとよいかもしれない。夏でも効果はあるのだが、どちらかというと冬のほうが痩せる効果が高まる。
っとはいえ、人は動くと汗をかく。汗をかくということはプールの中は人の汗だらけではないのだろうか…?汗の味はしょっぱい。プールの水は勝手に口の中へダイブをしてくるのだが、その水の味は無味である。
「プールに入ってる人は汗をかかない…。プールに入ってる人は汗をかかない…。プールに入ってる人は汗をかかない…。」
しょっぱくないのは水量が多いからなんてどうでもよいのだ。自分を洗脳しよう。これでプールも楽しく行けるはずだ。
わたしプール大好き☆彡水の中は効果的に痩せるみたいだよ~♪ほんとかな!?
水中で効果的に泳ぐ・歩くダイエット方法
ダイエットには水泳をすると効果があると言われている。
なぜか?
簡単だ。消費カロリーが陸で歩くよりも非常に高くなる特徴があるからだ。プールや海に行ったことがなくてもお風呂でも体験をすることができる。腕をお風呂に沈めよう。そして一気に腕を持ち上げる。
「うひょー!」
体感できたのではないだろうか?腕を持ち上げるときにプルプルと皮膚と筋肉がダンスをはじめる。TRFのサムが超ご機嫌でダンスを踊っているくらいの震えようである。
水中には「水圧」と呼ばれる魔物が潜んでいる。地上には上から押さえつける「重力」と呼ばれる圧力が降りかかっているのだが、水の中では上下左右から強い圧力がかかる。
深海には魚が住んでいる。この魚を一気に水面まで持っていくと、内臓がお腹から飛び出して出てくる。そして目も飛び出す。まさに水圧は魔物だ。
この水圧は敵にもなるのだが味方にもなる。
水圧に逆らって進むことで全身の筋肉を効率的に使うことができるのだ。このときにかかる水圧は1.3トンと言われる。
1.3トンである。
もはや意味がわからない。膨大なチカラによって血流の流れが良くなり、代謝の向上に期待ができる。代謝が上がれば老廃物を体外へ排出しやすくなり、冷え性なども改善する。痩せやすい体質に変わることが可能だ。
水中は陸上よりも約10倍の力が必要。
陸で運動をするよりも、水中で運動をしたほうが短期間で痩せることができるのも納得である。腕を動かす運動だけでも10倍の力を使うのだ。
ゆっくりと筋肉を動かすことがポイント!
では、肝心の動きである。
どうせなら最も効率かつ効果的に水泳ダイエットをしたい。どのようにして動くと痩せるのだろうか?
筋肉に集中してゆっくりと動く。
水中の中ではゆっくりとした動きにしよう。何もタイムを争っているのではない。水中に入るとなぜか闘争心がむき出しになり、トッピーのごとく物凄い勢いで泳いでいくダイエットではないのだ。では、なぜゆっくりと動くことで痩せることに繋がるのだろうか?
その答えは「水圧」だ。
先に少し触れたように、水圧にはダイエット効果がある。ゆっくりと動くことで筋肉は長時間に渡り負荷を受けることになる。この圧で筋肉を鍛えることができる。
水泳ダイエットでは「ゆっくりと時間は長く」が基本。
それだけではない。水中には魔物の「水圧」がいるのだが、天使の「浮力」と呼ばれるものも存在する。深海という地獄から、まるで天国に昇れるように水面へ身体を浮かすチカラが浮力だ。
浮力は実に素晴らしいチカラである。
年を重ねると身体の至るところで悲鳴があがる。特に人間は二本足で歩くことを選択したばっかりに、足腰・膝を痛めやすくなってしまった。
A
「ワシ、膝が痛くて10mも進めないんじゃ」
B
「お前さんもかい、わしゃ3cmが限界じゃ」
グルグルグルグルグルコサミン♪を飲んでいる人も少なくないのだ。
浮力は、膝や腰を痛めている人には強い味方になる力だ。身体を浮かす効果があるため、膝や腰の負担が軽減される。陸上で運動するときよりも楽に、そして長時間に渡り動くことができる。
若年層から高齢者まで幅広い人たちに無理のないダイエットができるのが「水泳ダイエット方法」なのだ。
水泳で歩くときの距離はどのくらい?
泳ぐことでダイエット効果が高まるのだが、水の中の無理な行動は危険だ。安全を第一に考えて、泳げない人は歩くようにしよう。距離を伸ばしていくとよい。
痩せるために効果的な歩き方は、ゆっくりと大きな動きにすることがポイントになる。距離は100mや150mなど、ワン区切りとしてのポイントを自分で作ると、モチベーションを保ちやすい。
痩せにくい泳ぎ方に注意する!
痩せる泳ぎ方にするには、痩せにくい泳ぎ方を知っておいたほうがよい。自分の泳いでいる姿を思い出しながら照らしわせて修正しよう。
痩せにくい泳ぎ方をしている可能性は次にあげることができる。
泳ぐときの動きが小さい
水泳ダイエットは、水圧と深い関わりがある。
水圧の中で動くことにより脂肪が消費されるのだが、動きが小さい状態で活動をすると、どうしても身体にかかる水圧も小さくなるため効果が減少してしまう。
大きな動作で動くことにより消費エネルギーも増え、筋肉も使うことができる。動きを大きくするように心がけよう。
泳ぎ方とカロリーの関係
- クロール
- バラフライ
- 背泳ぎ
- 平泳ぎ
- 犬かき
水泳の泳ぎ方はさまざまなものがある。
例えばクロールで1時間泳いだ場合、体重55kgの女性だと約462kcalを消費する。かなり大きなエネルギーを使っていることがわかる。平泳ぎでは、1時間泳いだ場合に約577kcalの消費量となる。
おわかりいただけただろうか?
クロールよりも平泳ぎのほうが痩せやすい。いったいなぜこのように消費カロリーに違いが出るのだろうか?
簡単だ。
思い出してほしい。クロールは主に腕の筋肉をフルに使いながら水を押し出して前へ進む。一方の平泳ぎはまるで「カエル」だ。手も動かせば足も動かす。全身を使う筋肉はより効果的にダイエットをすることが可能になる。
全身を大きく動かして泳ぐ平泳ぎは消費カロリーが大きい。ただし、クロールの激しい動きは消費カロリーが増えるのも事実。女性の場合は平泳ぎをゆっくりと時間をかけて行うことが理想的だろう。
やり過ぎに気を付ける
水泳ダイエットは有酸素運動が基本だ。
激しい運動の無酸素運動になってしまうと、全体的に筋肉が付きやすくなってしまう。水泳選手がムキムキマッチョマンになるのは無酸素運動を主に取り入れているためだ。
ダイエット目的では、20分以上かつ、ゆっくりと時間をかけるようにしよう。必要以上の筋肉がつかないように調整をしながら鍛えていく。
陸よりも痩せやすい水の中で痩せる効果を高める
プールは温水になっている場所も多い。特に屋内のプールは温水だ。
っとはいえ、体温よりは低い温度に設定されている。35度や40度ならば、それはプールではない。温泉だ。
A
「今日はプールで運動するぞー!」
A
「ふぁ~いい湯だな~」
ではないのだ。
人間は外気温が高いと熱を排出するために汗をかく。逆に外気温が低いと体温を維持するために熱エネルギーを発生させる。冬の季節が痩せやすいのもこの理屈だ。
つまり、何もしなくても陸上より水中の方がエネルギーを多く消費することを意味する。陸よりも水の中の方が痩せやすい環境なのだ。
水泳ダイエット方法の注意点とは?
水泳ダイエット方法で気を付けることはやりすぎないこと。
これにつきる。
水中で動くには多くの筋肉を使用するため、脂肪燃焼よりも筋肉がつきすぎる可能性があるのだ。
筋肉は痩せるために必要な組織なのだが、つき方次第では自分の思い描く美スタイルとはかけ離れてしまう恐れがある。気がついたときは他人の言葉だったなんてことも考えられる。
友人
「どうしたの?ターミネーターの映画に出るの?」
平泳ぎ・クロール・背泳ぎ、多くの泳ぎ方は肩を使うのだが、この動きで肩幅が広くなる可能性も捨てきれない。肩を鍛えることで小顔に見せる効果もあるのだが、限度に気を付けよう。
まとめ 水泳は動きを大きくゆっくりと時間をかけておこなう
水泳ダイエットでは多くの汗をかく。水に溶け込むため汗をかく実感は湧かないのだが、エネルギー消費が多いのだ。陸で運動をするときと同様に、水分をしっかり摂るように心がけよう。
また、水の中は水流や水圧があるため、マッサージ効果にも期待できる。血液やリンパの流れをよくする効果がある。