甘くて美味しいお菓子と言えば何を思いつくだろう?多くの人が「チョコレート」を思い浮かべるのではないだろうか?
1口食べるだけで不思議と湧き出す安堵感。甘い香りに包まれるその身体はお花畑で追いかけるロミオとジュリエットのようだ。
ダイエット中にはこの甘いチョコレートが天敵になる。
砂糖が豊富に含まれたその茶色い悪魔は身体の中に入り込み脂肪となって襲い掛かる。ダイエット中には遠慮したい存在だ。
っとはいってもチョコレートは食べたい…。
行くも地獄戻るも地獄とはまさにこのことである。しかし前にも後ろにも進めなければ「横」に進めばよいのだ。別に「上」でもよい。その道はチョコレートを食べても太りにくい道になるかもしれない。
チョコレートで痩せない?嘘?実は痩せるダイエットの関係とは
チョコレートはカカオの種子を発酵したカカオマスを主原料にしている。チョコレートで痩せることができる最大の秘密はこの「カカオ」にある。
カカオは西アフリカ・東南アジア・中南米などの熱帯地方生育している植物だ。カカオマスに砂糖・ココア・ミルクなどを混ぜて固めて出来たものがチョコレートになる。
響きだけでそそられるのはなぜなのか?
発音が変えてみるとさらにそそられるのではないだろうか?
どうやらそういうわけではないようだ。むしろ発音を変えたことで残念な気持ちになってしまった。チョコレートの主原料はカカオなのだがダイエット効果を見ていこう。
カカオの成分
カカオに含まれる主成分が次にあげられる。
- 糖分
- たんぱく質
- アミノ酸
- 脂質
- 食物繊維
- カルシウム
- 炭水化物
- 亜鉛
- ミネラル
- ビタミンE
- マグネシウム
など。
これほど多くの栄養素が入っている。
チョコレートを食べ過ぎるとお腹が緩くなる人も少なくない。下痢になる人も多い。これほど多くの栄養素を次から次へと身体に入れていると考えると納得である。
しかしこの豊富な栄養素がダイエットで活躍してくれる。
カカオに含まれる食物繊維により便秘の改善にも期待できるのだが、中でも注目されているのは抗酸化作用のある「カカオポリフェノール」だ。この成分は老化・癌予防をする力がある。
この他にも、動脈硬化の進行を防ぐ効果・花粉症などのアレルギー予防にも効果があるとされている。
- 便秘解消・改善
- 老化防止
- がん予防
- 動脈硬化予防
- 花粉症
- 高血圧改善
チョコレートには砂糖やミルクをたくさん使用しているチョコレートもあるため、どのチョコレートでもよいと言うわけではない。
重要なのはカカオが多く占めるチョコレートを食べる必要があるということ。
大事なことになるためもう一度言っておく。「カカオが多く占めるチョコレートを選ぶ」ことだ。大事なことだからもう一度いっておきたいところだが辞めておこう。
カカオを食べる摂取量「70%」
では、次に問題になってくるのが、どのくらいのカカオを食べるとダイエットに効果があるのかということになる。
目安としてはカカオの含有量が70%以上のチョコレート。
カカオの量が増えると砂糖やミルクの量が減る。つまり、普段食べている板チョコよりも味が薄くなることを覚悟しなければいけない。あくまでもダイエット中に食べるチョコレートなのだ。
甘いチョコレートよりもほろ苦いダークチョコレートなどがダイエットには向いている。
三食きちんとバランスのとれた食事をすることを前提に、チョコレートを3食の食前15分〜30分前に1日合計50gを目安に食べるようにする。
チョコレートダイエット方法のやり方「ダイエットに良いチョコレートの食べ方」
- 3食の食前
- 15分~30分前に食べる
- 1日の合計は50gに抑える
食前に食べることで血糖値が上昇をはじめる。そして満腹中枢を刺激することができる。
血糖値の「急上昇」は太る原因になるのだが、適度に摂取することで緩やかに血糖値をあげ、その後に入ってくるご飯などの過剰な食べ過ぎを防ぐ効果に期待ができるのだ。
また、ダイエットは甘いものを控えやすい。
もちろんその行為自体は正しい。甘いものは太る確率が高くなるためだ。しかしチョコレートダイエット方法のように過剰に摂取せず、栄養の高いものを食前に食べることでダイエットによい効果をもたらすことが可能だ。
なにより甘いものを食べられないストレスから解放されるのは喜ばしいことだ。
高級チョコレートダイエット方法とは
上記以外にもチョコダイエットの方法がある。高級なチョコを使ったダイエット方法だ。6ヶ月で-11Kgのダイエットに成功した人もいる。
バレンタインで自分のご褒美に普段買わないような高級チョコレートを買う人も多い。有名パティシエが作る超高級品のチョコレートは、安いチョコレートよりも口に入れている時間が長いのではないだろうか?
普段買えないチョコレートを買えたことで可能な限りチョコの空間を味わいたい。安いチョコレートは次から次へと食べてしまいがちだ。しかし安いチョコから高級のチョコにかえるだけでそのスピードは限りなく落ちる。
もったいない精神だ。
ゆっくりと自然に食べることでチョコ1個だけでも満足しやすい。例えば、ポテトチップスやビスケットなどのお菓子を500円分集めると約1700kcalになる。このお菓子を500円の高級チョコに変えると1粒で済む。カロリーは約70kcalだ。
大幅にカロリーを抑えることができる。
できれば10分以上の時間をかけてゆっくり食べるようにすると満腹中枢を刺激しやすいため効果的になる。
しかし溶けるチョコレートを10分も口の中にある状態を保つには難易度が高い。ただし、時間が長いほど満腹中枢を刺激できるためチャレンジしてみよう。
まとめ チョコを食べれる満足感
あくまでもチョコレート。カロリー・脂質・糖分が多く含まれているため過剰な摂取は太る原因になる。
っとはいえ、カカオが豊富に含まれたチョコで脂肪がつくのを最小限に抑えることができる。チョコレートダイエット方法はダイエット中の罪悪感を和らげてくれる嬉しいダイエット食だ。