ダイエットで痩せるには食事制限をすることがスタンダードだ。摂食量を減らし消費量を増やすことが鉄則。その効果を高めることができる食材がある。
「アロニア」だ。
聞いたことがあるだろうか?アマゾンにいる獰猛な魚ではない。それは「ピラニア」である。アロニアは痩せると話題になっている食べ物なのだが、気になるその正体は果物だ。
「果物を食べてダイエットができる」というフレーズだけで思わず顔がニンマリしてしまったかもしれない。いったいどのような痩せる効果があるのだろうか?
アロニアとは?どんな果物?
食べ物にはダイエット効果を持つものが存在する。太る食材もあれば痩せる食材もある。食べる系のダイエットでは、その食べ物にどのような脂肪を燃焼させる効果があるのかを知ることが重要だ。
そこで痩せると注目を集めているのが【アロニア】と呼ばれる果物である。どのような果物なのか「視覚的」に見てみよう。
これだ。
(出典:cdn.kurashi-no.jp)
ブルーベリーそっくりである。
アロニアは北米原産のバラ科の植物になる。日本ではあまり聞きなれない果物なのだが、北米やロシアでは食品として長年栽培されており、「メディカルフルーツ」と呼ばれている。尚、分類的にはラズベリーの仲間になる。
気になるのはその味だ。
ブルーベリーは美味しい。ブルーベリージャムをパンにつけて食べると幸せな気分になる。幸せな気持ちになるのは舌だけではない。目も喜んでいる。
目
「YO!HEY!ワイの目は悪かったYO!でも、ブルーベリーでなんだかハッキリ見えたYO!ブルーベリーでベリーHAPPYだYO!」
目は喜んでいる。
ブルーベリーはほのかに酸味があるのだが、アロニアの酸味は強い。ジャムやジュースなどに利用されることもあるようだ。
アロニアで痩せるダイエット効果
アロニアの正体はわかった。肝心の痩せる効果を見ていこう。このアロニアの効果は次にあげることができる。
- 脂肪燃焼
- 抗酸化作用
素晴らしい。脂肪を燃やしながら抗酸化作用により美肌をキープする効果がある。美肌を目指しながら美しく痩せたいと思っている人には打って付けの果物である。
それだけではない。
見た目がブルーベリーに似ているアロニアなのだが、ブルーベリーと同様に目の機能を改善する効果があると言われる。驚くことにアロニアに含まれるアントシアニンは、ブルーベリーの2~3倍だ。アロニアを1粒食べるとブルーベリー3粒分の効果になる。
マサイ族を超える視力を手にするかもしれない。
「目が見える」と感じるロドプシンと呼ばれる成分の合成を助ける働きがあり、目のかすみ・ぼやけ・眼精疲労などを改善。さらに内臓脂肪の蓄積を抑え、動脈硬化を防ぎ、血液をサラサラにする効果があるため太りにくい体質に傾けてくれる。
ダイエット効果はこれだけで収まらない。
アロニアに含まれる食物繊維はバナナの6倍もあるのだ。腸内環境を正常化させることで便秘の改善・解消にも効果的だ。
また、アロニアは体内で熱に変化しやすい。そのため皮下脂肪を燃やす働きがあると言われている。内臓脂肪は比較的落としやすいのだが、皮下脂肪は落ちにくいのだ。嬉しい効果がアロニアにはある。
そして「カロテノイド」と呼ばれる成分も含まれており、脂肪の分解を促進することで血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす。その結果、体内に余分な脂肪を蓄えにくくすることができる。
アロニア…、最高ではないか。
アロニアのダイエット効果
- ロドプシン
… ロドプシンと呼ばれる成分が含まれ、眼精疲労や目のかすみなどを改善 - アントシアニン
… 内臓脂肪の蓄積を抑制、血液をサラサラにして動脈硬化を防ぐ効果 - 食物繊維
… バナナの約6倍という豊富な食物繊維が腸内環境を整え、便秘改善に期待 - カロテノイド
… 脂肪の分解を促進し、悪玉コレステロールや中性脂肪を抑制 - 抗酸化作用
… 酸化を防ぎメラニン色素を抑制することで、シミ・ソバカスを抑えて美肌へ
まとめ アロニアの抗酸化作用で美肌になりながら痩せる
アロニアには痩せるダイエット効果が多く含まれている。それに加えて豊富な抗酸化作用があり、肌の酸化を防ぐことでメラニン色素の発生を抑制する。
健康的に美肌になりながらダイエットができる嬉しい果物なのだ。アロニアダイエットをさらに効果的にするには、ストレッチの運動も取り入れながらおこなうとよい。