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赤ワインと白ワインで痩せるのはどっち?

ダイエット

赤ワインと白ワインにはどのような違いがあるのだろうか?

成分でダイエットの効果に違いが出てくるのだろうか?

ワインと聞くとビルの上階で優雅にグラスを揺らしながら飲んでいる「大人の美」を思い浮かべる人も多い。中にはワインと聞くと稲垣吾郎さんを思い出す人もいるかもしれない。

ワインは豪華なディナーと一緒に飲まれるイメージが強いのだが、そのワインは白色のワインだろうか?赤色のワインだろうか?ワインには大きく白・赤に分けることができる。

紅白歌合戦を意識してるのだろうか?

いや、そんなことはどうでもよいのだが、気になる問題はダイエット中の人がどちらのワインを選べば痩せる効果につながるのか?ということ。

実はワインそのものには痩せる効果があることが判明している。

オレゴン州立大学、フロリダ大学、ネブラスカ大学が共同で行った研究によると、ワインやブドウジュースに含まれるブドウには脂肪を燃焼させる作用があることがわかった。

ワインを飲むと痩せるダイエット効果とは

研究者らがマウスを使って実験をおこなった。

その結果、ワインに使われるブドウを与えられたマウスは通常のエサを食べたマウスに比べて肝臓に蓄える脂肪量が少ないことが判明。さらに血糖値も低いことが確認された。そこから導き出した答えがこれ。

「ブドウの中に含まれるエラグ酸などの化学物質が、脂肪燃焼に効果があるのではないか」

ブドウ成分が脂肪細胞の成長を妨げたことで、砂糖と脂肪の代謝を促す効果があると推測した。

1日1杯で痩せるワインダイエット方法のやり方

ワインには痩せる効果があることがわかった。

では、ワインをどのくらい飲めばよいのだろうか?1日に100瓶だと、とてもじゃないが無理である。続けることは難しい。

研究によると「適度に摂取するのであればワインを毎日飲んでも問題はない」としている。そして、ワインを毎日グラス1杯飲むことにより、さまざまな効能を得ることができると語る。

1杯である。これなら負担も少ない。

毎日グラス1杯のワインを飲んでいる70代女性と同年代でワインを飲んでいない女性たちに記憶力クイズを行った。すると毎日ワインを飲んでいる女性達のほうが点数が高いという報告もあがっている。

ワインを飲んでいると記憶力が向上したのだ。つまり認知症予防に期待ができる可能性も持つ。ワインの中に含まれる酸化防止剤とその他の微生物が関係していると推測される。

それだけではない。

ワインには善玉コレステロールを含んでいる。動脈硬化を防ぐ効果・血流を促す効果・炎症を防ぐ効果がある。

もちろんダイエット効果にも期待ができるわけなのだが、適度にワインを摂取している人は他のアルコール飲料を飲んでいる人よりもウエストが細いという研究報告がある。さらに体脂肪率も低い。

いったいなぜ他のアルコール類とは違うのだろうか?

その理由として、ワインを飲んだ後の90分間は余分なカロリーを消費する助けになる作用があることがあげられる。しかし飲み過ぎては意味がない。意味がないどころか逆効果に陥る可能性も潜んでいる。自分の身体に合わせて適量にすることが大切。

赤ワインの痩せる効果

赤ワインを飲んだときに得られるダイエット効果を見ていこう。

糖質はどのくらい?

お酒は一般的に太ると言われている。糖質が入っているため。血糖値をガンガンと上昇させてしまう。気になる赤ワインの糖質はどのくらい含まれているのだろうか?

赤ワインの糖質は100mlあたり1.5g。

なるほど、いまいちピンとこない。この数字を見て「わ~すごい!これならたくさん飲める!」とは思わない。思うとしたらそれはワインのプロか医師くらいだ。ほとんどの人はピンとこない。「100ml・1.5g」はどのくらいなのだろうか?

ビールの半分以下の糖質。

日本酒の半分以下の糖質。

「わ~すごい!」

ここで喜びの声である。

赤ワインの糖質はビールや日本酒を飲むよりも少ないことがおわかりいただけただろうか。さらに赤ワインに含まれる糖質は「白ワイン・スパークリングワイン」よりも低い。

カロリーはどのくらい?

お酒はカロリーが高い。ワインも例外ではない。では、赤ワインのカロリーはどのくらいになるのだろうか?

例えばお酒で有名な「ウィスキー」は非常に高い。100mlあたり237Kcalもある。では日本人に馴染みの深い「焼酎」はどうだろうか?100mlあたり146kcalである。

なるほど。たしかにお酒は太る。カロリーが高いことは事実。肝心の赤ワインのカロリーはどのくらいなのだろうか?

赤ワインのカロリーは「73kcal」。

なんてことだ。

焼酎の約半分程度のカロリーしかない。糖質も少なければカロリーも少ない。これは赤ワイン好きのダイエット中の人にとってうれしい誤算ではないだろうか?

赤ワイン1本分のカロリーは標準的なボトルで548Kcalになる。この数字を見ると尻込みしてしまいそうなのだが、1人で1本をまるまる飲む人はそうはいない。一般的に食事と一緒に飲む量を考えると2杯程度だろう。

ダイエットの効果

赤ワインにはポリフェノールが含まれているのだが、ポリフェノールは酸化を抑える抗酸化作用があるため老化防止につなげることができる。ようするに赤ワインを飲むことで「シワ・シミ」の予防に期待ができる。

そして褐色脂肪細胞を活性化させる効果もある。

褐色脂肪細胞は脂肪をガンガンと燃焼させる働きがある。赤ワインを飲むことできれいになりながら痩せることが可能。

ただしポリフェノールを飲みすぎると肝臓に負担がかかってしまうデメリットが存在する。注意が必要。また赤ワインだけを飲むのであれば問題はないのだが、食事のお供に飲むことが多いのではないだろうか?

食事のカロリーがプラスされることを考えながらダイエットを意識する必要がある。野菜・ナッツ類・魚・豆腐・ささ身などの良質なたんぱく質を中心に摂取するとよい。

白ワインの痩せる効果

白ワインを飲むことで得られるダイエット効果を見ていこう。

カロリーはどのくらい?

赤ワインのダイエット効果はわかった。では白ワインはどうなのだろうか?

実は、赤ワインと白ワインのカロリーに大きな違いはない。100mlのカロリーは70~80kcal程度になる。カロリーだけを考えると赤ワインでも白ワインでもダイエット効果はかわらない。

しかし製品の種類によっては作る過程で「辛口・甘口」を決定付ける要素に糖分も関わるため、結果的にカロリーに違いがでてくる可能性がある。ラベルなどをよく見ることが大切。

ダイエット効果

白ワインにはカリウムが含まれている。カリウムは身体の中にある余分な水分・老廃物を排出する働きがある栄養素。

身体の中に不必要なものが溜まることで内臓機能の働きも悪くなる。内臓の動きが悪いと効率よく脂肪を燃焼することができないため太りやすい体質になってしまう。

白ワインはデトックス効果に期待ができる。また余分な水分が排出されるため「むくみ」を改善する効果にもつながる。

さらに白ワインには有機酸も含まれている。

有機酸とは「お酢・クエン酸・リンゴ酸」などの酢の性質を持つ「すっぱい成分」のこと。どのような働きをするのかというと、この有機酸は腸内環境を正常化する作用がある。つまり便秘改善・解消に結びつく。

便通がよくなると身体から不要な物が出ていく。

そのため代謝があがり痩せやすい体質にすることが可能。また腸がきれいになることで大腸癌の予防や肌荒れの改善に期待ができる。健康面や美容面でみてもよい効果を得ることが可能。

それだけではない。

白ワインは大腸菌・サルモネラ菌などに対する抗菌力が非常に高いことが判明をしている。白ワインには高い殺菌効果があるため有機酸が腸内細菌のバランスを調整し腸内環境を整えてくれる。

まとめ 赤・白ワインはどちらも痩せる要素がある

ワインは糖質・カロリーが他のお酒より低い。さらに活性酸素を除去する効果が期待されるポリフェノールが赤ワインには多く含まれている。

またフランスの大学の研究により、毎日グラス3杯から5杯の赤ワインを飲む人は飲まない人に比べてアルツハイマー病の発症率が低いという結果もでている。

白ワインにも多くのダイエット効果があることがわかった。

総合的にダイエット効果が高いのは「白ワイン」ではないだろうか。

ただし飲みすぎないことが前提。いくらカロリーが低いからといっても飲みすぎては意味がない。その分のカロリーがプラスされていく。白ワインは1日に100ml〜360mlを食事中に飲むと効果的だと言われている。飲みすぎには気を付けよう。

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