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富士山の頂上は何県?所有者は誰?

雑学と豆知識

富士山の頂上には問題があります。

実は静岡でも山梨でもないのです。

意外な持ち主がいました。

日本の宝でもある富士山は年間30万人以上の登山客が訪れる観光スポットで、最近では外国人が急増しています。

そんな美しい富士山の頂上は誰の所有者なの?


富士山を見ると癒やされるパラ~♪日本で一番大きな富士山パラ。富士山はみんなのものパラ~♪

富士山の頂上は持ち主がいた

富士山の一部には所有者がいます。

誰のものなの?国?静岡県?山梨?

実は、富士山の一部、八合九勺「3360m」から上は私有地になっています。持ち主はあの徳川家康で、1606年に家康から大社に寄進されたと伝えられています。

徳川家康の敷地だった!

現在では徳川家康の土地を受け継ぎ、頂上に鎮座している「浅間神社が管理者でもあり持ち主」になります。

浅間神社とは

浅間神社は、全国に1300以上あります。富士宮市宮町に位置する富士山本宮浅間大社は総本宮。

浅間神社と富士山の結びつきは古くからあり、そもそもの持ち主は徳川家康で、1606年に家康から大社に寄進されたと伝えられています。明治維新後の1871年に国有地化された!

太平洋戦争後には全国で国有地された土地が寺社へと返還されるも、富士山頂だけは一部を除いて返還されませんでした。

なんとか国から土地を取り戻そうと、1974年の最高裁判所の判決により、あらためて浅間神社のものと認められました。

ところが国は返還しませんでした。

それからさらに30年ほどの時が流れ、2004年に財務省東海財務局がようやく無償譲与しました。

こうして134年ぶりに富士山山頂は元の持ち主に戻った歴史があります。

富士山の住所

今も山梨県と静岡県の所有権争いを避けるために、富士山に明確な県境線が引かれていません。

山梨でも静岡でもない状態が続いているため、山頂が私有地と言っても、土地の登記が出来ない状態です。

したがって住所も「富士山無番地」になります。

富士山頂宛へ手紙を送る

富士山に手紙を送ることもできます。宛名が以下です。

〒418-0011 富士山頂郵便局(定期開設局)

まとめ 徳川家康は富士山を手にしている

徳川家康の庭に登山できると思えばすごいことです。

郵便物はヘリで移動はしないので、届くまでの日数に注意しましょう。

富士山に手紙を出す場合には郵便局に出せば良いです。

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