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板ガムが消えた理由【粒ガムはいつから】

雑学と豆知識

ガムといえば板状のものを思い浮かべませんか?

でも最近では粒状のガムが主流になっています。

粒状のガムが増えた理由はどこにあるのでしょうか?


ガムは平べったいイメージパラ。円錐のケースに入った粒状のガムが増えているパラ。なんでパラ?

板状から粒状のガムに変わった理由とは

ガムは集中力を高める効果があります。気分転換に、眠気覚ましになど、ガムの特性を活かして様々な味が発売されています。

このガムは少し前まで板状が主流だった!

ガムといえば平たいもの。

でも板状のガムは減少しているようです。それに代わって増えているのが粒状のガム。ケースの中に粒状のガムがたくさん入っているあれです。

板状のブロックタイプやスティックタイプのものは「板ガム」と呼ばれています。糖類で表面をコーティングしたものは「糖衣ガム」。糖衣ガムには粒状の「粒ガム・球状」をしたガムが含まれます。

粒状のガムが増えている理由はどこにあるのでしょうか?

チューインガムの登場

チューインガムの原材料は南米に生息する樹木「サポディラ」の樹液を煮て作った「チクル」という天然樹脂です。これを熱で溶かして弾力性と香り成分の原料を加えながら調整して作っています。

溶かして固めるチューインガムは形を選びません。開発者の好きな形に作ることができます。

キシリトールの粒ガム食感

そんな中、1997年に虫歯の原因にならない甘味料「キシリトール」を配合したガムが登場しました。キシリトール配合のガムが市場に登場したときに出てきたのは、そのほとんどの製品が粒ガム。

粒ガムは「カリッ」とした表面の斬新さやヘルシーなイメージによって世間に定着しました。

これまでのガムとは違う食感が世間にうけたのです。

女性の中で爆発的にヒット

板状のガムを一度に口の中に入れるときには大きな口を開けなければいけません。でも、粒状のガムは「食べる時に口を大きく開けずに済む」という女性ニーズに合いました。

また、ガム同士がくっつかない利点を生かしたボトルガムの登場でおしゃれ感から注目を集めます。バックの中に入れていても、会社や学校の机に置いていても馴染みやすい形状です。

砂糖を使わずに虫歯予防もある

砂糖を使用していないということもあげられます。

砂糖はカロリーが気になるため、ダイエット中でない人も従来の砂糖をたっぷり使用したガム商品にはなかなか手が伸びませんでした。

でもキシリトールは砂糖ではありません。カロリーの心配がなくなったため、女性にとっても嬉しいガムになっていたのです。

また、虫歯を予防する効果があると言われています。

キシリトールを虫歯の原因になるミュータンス菌は分解することができません。そのため虫歯になりにくいのです。

まとめ 板ガムは粒ガムへ時代のニーズに合わせて変化

健康に気を遣う時代のニーズにマッチしていますね。

粒ガムは特に女性に人気があります。

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