面白い雑学

うどん屋に蕎麦がなくて、そば屋にはうどんがある謎の理由

2019年8月7日

日本食で愛されている食材に、「うどん」と「蕎麦」があります。手軽に食べることができることから、多くの人が日々、口にしている料理ですが、双方の専門店に行くと気づくことがありませんか?

「うどん屋に行ったときにお蕎麦がない」

「蕎麦屋に行ったときにうどんがあった」

なぜ、うどん屋には蕎麦がおいてないのでしょうか?うどん屋は蕎麦屋に対してライバル意識が強いから?

蕎麦屋にうどんがある理由

お蕎麦屋さんには、うどんのメニューが置いています。蕎麦を食べるはずが、ついついメニューの中にあるうどんを食べてしまう人も多いのではないでしょうか?お蕎麦屋さんのうどんは、なんだか美味しく思えますね。

一方のうどん屋さんにはお蕎麦が置いていないところが多いです。なぜ、蕎麦屋にはうどんが置いてあるのに、うどん屋には蕎麦が置いてないのでしょうか?

実は、1つの理由に蕎麦とうどんの製造工程が似ているという点があります。そして歴史に秘密が隠されているのです。

蕎麦屋の歴史

時は室町時代。

この時代に、庶民が親しんで食べていたものは「うどん」。「おやじ!うどん一丁!」、「へい!お待ち!」と、美味しいうどんを楽しんでいました。

蕎麦屋さんは?

このときに蕎麦屋さんはありませんでした。人々は蕎麦という食べ物自体を知りませんでした。うどんのほうが蕎麦よりも歴史が古い食べ物なのです。

庶民から好まれているうどんなので、そのうどんを求めるお客さんは多くいます。それに比例して、うどんを提供するお店も増えます。うどん屋をする屋台がたくさんありました。

多すぎるうどん屋…。ライバル店が多すぎて売り上げが思うように良くないと嘆いていた、あるうどん屋さん。そんなある日、蕎麦搔きをご飯として食べていました。当時は現在のように、麺状の蕎麦は存在していません。そのため蕎麦粉を茹でて作る団子状の「蕎麦搔き」として食べていました。

すると、ひらめいたのです。蕎麦搔きを麺状にしてメニューを増やせばお客さんが増えるかもしれないと。さっそく、うどん屋の店主は蕎麦の麺づくりを始めました。

そう、昔のうどん屋さんには蕎麦があったのです。蕎麦とうどんの両方を売り出したのは「うどん屋」が最初になります。

できあがったお蕎麦をお客さんに出してみたら、これが大好評!瞬く間に「蕎麦」という食べ物が広まっていきました。いつの間にかうどんよりも蕎麦のほうが人気になってしまうほど。

多くの人が蕎麦を求めだしたので、そうなると「うどん屋」よりも「蕎麦屋」でお店を開いたほうがお客さんが来ると考えだしました。そして看板を付け替えていったのです。

うどん屋さんが次々とお蕎麦屋さんに転身していきます。

でも、蕎麦屋さんに看板をかえてもうどんの人気は依然健在!お客さんが求めているものを提供しようと、お蕎麦屋さんでは、蕎麦とうどんの両方を出すようになりました。

また、現在では蕎麦アレルギーの人に対して、うどんが提供できるという意味でもメリットになっています。

うどん屋さんが蕎麦を出さない理由

現在のうどん屋さんでは、なぜ蕎麦を出さないのでしょうか?

讃岐うどんや稲庭うどんなどを提供するうどん専門店では、地方の名産うどんになっています。知名度が高いため、あえて蕎麦を出す必要がないのです。

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まとめ うどんの歴史に蕎麦があった!

歴史的に見ると、うどんが最初に生まれました。そして蕎麦が誕生しますが、その蕎麦はうどん屋さんが開発したもの。

人は蕎麦にハマりました。そこでうどん屋さんが蕎麦屋に転身。蕎麦屋でうどんを求めるお客さんもいたので、うどんも出し続けていたのです。

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