X-T5を購入しました。
カラーはシルバーを選択。
X-T4はブラック色だったので、より趣味性の高いレトロ感を出すために今回はシルバーを選択しました。
(↑前機のT4)
(後継機のX-T5)
相変わらずイケメンですね…。
かっこよすぎ…。
ブラックも良いですが、銀色もまたまた良き。
レトロなカメラは他メーカーにもありますが、富士フイルムはなんかよくわからないけど別格にかっこいいんですよね。共感できる人は多いはず!
T5のスペックや使い勝手は多くのレビューが他にあると思うのでここでは割愛します。触った印象や使い勝手はだいたい他のレビュアーさんと似たような感じです。
X-T5は、T4とT3を合体させて中身はH2を融合させた感じなので「最高」。
この一言ですべてを悟ることができると思います。
軽いし画質は安定してるしクラシカルだし、はい最高です。
T4に比べて体感的に実質量以上に軽くなった印象があります。また、グリップがT4とは違い、形状に工夫がされていてガッチリと掴めました。持ちやすくなっています。グリップだけでも非常に良くなっております。
このページでは、個人的に気になることが数点あったので少し考えてみました。
- カメラの銀色(シルバー)は反射が目立つ?
- カメラのシルバー色は傷がつきやすい?
- XF30mmF2.8 R LM WR Macroはカッコ悪い?
- XF30mmF2.8 R LM WR Macroは影ができやすい?
富士フイルムはかっこいい製品ばっかり出してくるなぁ♪T5なんて持ってるだけで満足!インテリアとして飾っておくだけでも絵になる♪やばいT5♪
α7S IIIとX-T5の組み合わせが最強説
本題の前に最強すぎたこの組み合わせ。
α7S IIIには、普段スナップ用にFE PZ 16-35mm F4 Gのレンズを装着しています。
- α7S III …699g
- FE PZ 16-35mm F4 G …353g
=1052g
- X-T5 …約557g
- XF30mmF2.8 R LM WR Macro …195g
=752g
1052g+752g=1804g
フルサイズとAPS-Cのカメラ2台に高性能なレンズを双方につけて重さが2kg弱です。
通常の日常生活では1kgを超えると持ち運びが大変になるというデータがあるようです。しかしニコンの巨大デジカメ「P1000(約1415g)」から始まったカメラ持ち運び人生。
今では2㎏程度まではそこまで負担に感じなくなりました。(軽くはないけど)
スナップ感覚で公園を散歩していても個人的には負荷にならない重さで、ソニーと富士フイルムの小型軽量の組み合わせはめちゃくちゃ良いです。
動画は7Sのソニー、写真はT5の富士。
- 首からT5を下げてスナップスタイルで歩く
- 7Sはカバンの中
- スナップ中に動画が撮りたくなったらカバンからすぐに7Sを取り出して撮影
- そして再び7Sをカバンの中へしまう
- T5でスナップ再開
- 動画の「α7S III」
- スチールの「X-T5」
ISO6400を超える高感度の領域以上は、三脚が立てられない場合にα7Sの写真に頑張ってもらう。
最強コンビすぎました…。
2つ同時に中くらいのバックに入るし、このコンビ最強です☆
XF30mmF2.8 R LM WR Macroは影ができやすい?
XF30mmF2.8 R LM WR Macroは長さ69.5mm、重さ195gの小型軽量設計です。
そして、リニアモーターによるインナーフォーカス式の高速、高精度のAF、防滴防塵構造。普段のスナップだけでなく、ポートレートや物撮りなどにも大活躍する一本になります。
ゴリゴリのレッドバッチレンズには敵わないけど、4000万画素に対応した十分すぎるほど良好画質を出してくれます。
XF60mmF2.4 R Macroを使っていましたが、このレンズは最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロになります。XF60mmF2.4…、本当に良いレンズです。描写も最高に美しい。
ただ設計が古いので「ジーコジーコ」音が鳴ります。
一方のXF30mmF2.8はリニアモーターでインナーフォーカス式の高速、高精度のAFを採用しているため、レンズは伸びないし静かだし、使い勝手は最高級の贅沢なレンズです。(ただ、被写体に近づいたときにはそれなりのAF音がします。)
そんなXF30mmF2.8ですが、最大撮影倍率 1倍で最短撮影距離 0.1m、つまりレンズの先端から約1㎝まで被写体に近づくことができます。
そう、カメラは被写体に近づきすぎたら、太陽や照明の位置関係によって影ができてしまうのです。
目の前に何がありますか?
壁?
机?
人差し指を伸ばしてください。その指を壁や机に近づけていきましょう。
どうですか?
だんだんと指の形をした影が壁や机に近づいてきたと思います。
これです。
レンズを被写体に近づけたときに出るこの影が厄介。太陽が逆光にある場合には問題がありませんが、等倍で撮影したい場合には太陽や部屋の電気が順光やサイド光にある場合には影に苦戦しそうです。
その時に味わう自然環境を写真に残すのもカメラの楽しみではありますが、影を消したい。意図しない影は不自然だし、写真に入り込んでいると気になる。
何か良い方法はないものか?
そこでレンズの影を消すために用意したのが「Ulanzi VL49 ビデオライト」です。
RGBモード&フルカラー照明撮影ライトで、撮影ライトの色温度は2500-9000Kの範囲で自由に調整でき、明るさを0〜100%の間で自由に変えるので、撮影時に必要に応じて適切な色温度と明るさを選ぶことができます。
ビデオ照明系のアイテムは初めて買いましたが、ビックリするほど使い勝手が良いです。給電タイプではなく充電タイプなのも、持ち運びが楽なのでグッド!フル充電で連続2-10時間使用することができます。
普通に撮影した写真↓。左下にレンズの影ができています。(まさかX-T5で初めて撮影したのがこれ…。雲でも先に撮ればよかった…orz)
Ulanzi VL49を使って撮影した写真
影が綺麗に消えてます。
サイドから光を当てて影を消すことも簡単です。
サイドから光を当てると影が消し去ります。
一般的な懐中電灯などの照明道具を使うと光源から発光した光が直接届くのでギラギラした光になりますが、Ulanzi VL49は電球の前にディフューズがついているので被写体に光が届くまでに拡散されて、柔らかい光を届けることができます。
三脚に固定できるのも良いです。
カメラフラッシュは一瞬の光を飛ばして影をコントロールするため、素人では不自然な写真になりやすく、なかなか難しい面があります。一方のビデオ照明は常に光がついていて、その光の強さや色も調整できるので、その瞬間に合わせた光をコントロールしやすいんですよね。
カメラのホットシューに取り付けることもできます。しっかりと構えられるので便利♪。ただ、マクロ域で上からの光はレンズの影が残るので、影を飛ばすならサイドからの光が良いです。
マクロ撮影で影に苦戦しているときにお薦めな道具です。
XF30mmF2.8 R LM WR Macroのデザインはカッコ悪い?
XF30mmF2.8 R LM WR Macroの外観を見てみると…。
好みが分かれそうなデザインをしていますね。
愛用していたレンズのXF23mmF2 R WRと同じフジツボ型をしていますが、XF23mmF2の方はカッコよく見えるんですよね。なぜかXF30mmマクロはそう見えない…。
なぜ?
(XF23mmF2)
(XF23mmF2)
XF23㎜からの…
XF30mm↓
レンズを囲む白文字の刻印が大きすぎて個人的には気になるけど、それよりも前のレンズが小さくて不格好な印象を受けました。
でもマクロレンズだしそういう設計になりますよね。
仕方がないですよね。
XF23㎜くらい前玉が大きければまた違う印象になるんでしょうけど、仕方がないですよね…。
マクロだし、ケラレの問題とかいろいろ技術面でこういう形になったはずだし…。
でもXF60mmマクロは前のレンズが大きくてかっこいい。
(XF60mm)
XF30mmF2.8 R LM WR MacroにC-PLフィルターを装着
XF30mmのフィルター口径は43㎜。
ステップアップリング43㎜→52㎜がありました。
そして52㎜用のC-PLフィルターがありました!
こんな風に!
(XF23mmF2 可変式フィルター装着例)
PLフィルターはZX [ゼクロス] C-PLのものを使用。
レンズが高級なのに、レンズの前につけるフィルターが可笑しい色になると、せっかくの高級レンズが台無し。意味がありません。フィルターは透過性やカラーバランスを維持できるものを選ぶ必要があります。
ZX [ゼクロス] C-PLは、最高のカラーバランスと超高解像を実現した、究極のPLフィルターです。
通常のPLフィルターよりも約1EV明るい透過光量で、これはつまり最大で1絞り分しか暗くならないということ。シャッタースピード低下の影響も少ないので、スチール目的のX-T5とのバランスも最高です。
それでは早速装着!
イメージ通り良いじゃないですか。
カッコよくなったんじゃないですか?
フィルターが真っ黒に見えますが、これは明暗差でカメラの設定のせいです。実際には薄っすらとXF30mmマクロの前玉が見えます。
ステップアップリングで52㎜にしているので口径が一回り大きくなり、フジツボ感が薄くなっています。良いアクセントになっていますね。
一段分暗くなりますが、所有する喜び、そしてカッコ良さを優先します。
52㎜に口径アップしているのでレンズフードはつけません。っというかこのレンズは逆光耐性があるのと、マクロレンズなのでフードが影を作りやすく逆に邪魔になりそうなため。それとレンズ自体が長くなってしまうので。
カメラの銀色(シルバー)は反射が目立つ?
カメラの銀色って、ガラスなどに反射しやすいんですよね。
ブラックも反射することはしますが、黒色は光を吸収する性質があるので、反射して映るカメラが目立ちにくい。一方の白系色は光を跳ね返す性質があるため、ガラスにカメラが映りやすくなります。
あれ?そういえばさっきPLフィルターをつけたような…?
PLフィルターは反射を抑えるフィルターです。
はい、光の反射をコントロールすることができます。
あれ?ひょっとして…、カッコよくするために付けていたこれ、いけるのでは?
試しましたが万能とはいきませんが、場合によってはかなり使えるかも?っというのも、PLフィルターの特徴として最大限の反射をカットするには斜め45度がベストな角度になります。シチュエーションによっては使えそうです。
正面から撮影していて、どうしてもカメラがガラスなどに映りこむ場合には、カメラに黒い布を被せる手もあります。
また、東京タワーやスカイツリーなどの展望台から夜景を撮影する場合でも、レンズをガラスギリギリに近づけて撮影すると、ある程度の反射を抑えて撮影することは可能です。
銀色のカメラが反射する場面が自分の環境ではそんなにないため、上記の方法で対策はできそうです。
野生動物やスポーツ系の撮影では、光を反射せずに目立たないブラック色が向いていると思います。趣味性はシルバーですね。
XF30mmマクロ×PLフィルターの良いところ
- カッコよく見える
- 反射を抑えられる
- コントラスを高くできる
- レンズ保護(プロテクター)の役割にもなる
- 太陽の強光でセンサーが痛むのを少しだけ抑えられる(一段分のND効果)
カメラのシルバー色は傷がつきやすい?
カメラの傷って地味にショックですよね。
その傷はカメラと共に過ごしてきた証だとしてもショックなものはショックなんです。
ブラックもシルバーも傷はつきます。富士フイルムの塗装はなんだかんだいって剝がれやすい印象が強いです。X-T30(シルバー)もX-T4(ブラック)も傷がつきやすいでしたw
X-S10は傷が付かなかったですが、たまたま運が良かったのでしょう。
塗装が甘いのかは不明ですが、下地の合金がすぐに「こんにちは」します。
この解決策ですが、考えても思いつきませんでしたw
傷がつかないようにサランラップでも巻きますか!(無謀)
小さな擦り傷なら修正ペンで消すしかなさそうです。
「証」なので諦めて、傷も泣きながら愛しましょうw
まとめ
X-T5はT4から更に進化をしました。写真向けに振ったカメラですが、デザインも含めて扱いやすく所有欲を満たしてくれるカメラです。