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Z50・kissM・α6400・E-M5を比較してX-T30に決めた理由とは?

当然ではありますが、メーカーにそれぞれ特徴があり機能もバラバラなのでカメラ選びって難しい。でも、悩んでいるときが一番楽しい♪

候補に挙がっていたのが、ニコン(Nikon)のZ50、キヤノン(canon)のEOS Kiss M、オリンパスの(Olympus)OM-D E-M5 Mark II、ソニー(SONY)のα6400です。そして、結局最後に決めたのは、富士フィルム(FUJIFILM)のX-T30でした。

Z50 VS X-T30

関連FUJIFILM X-T30のレビュー【良い点・悪い点】


カメラは種類がたくさんあってわけわかめパラ。

カメラ選びの難しさ

  • ニコン「Z50」
  • キヤノン「EOS Kiss M」
  • オリンパス「OM-D E-M5 Mark II」
  • ソニー「α6400」
  • 富士フィルム「X-T30」

この中で悩んでいましたが、キヤノンの価格が少し低いものの、どれも似たり寄ったりの値段なので悩み倍増です。

キヤノン「EOS Kiss M」を比較


(出典:images-na.ssl-images-amazon.com)

ミラーレス 画素数:2580万画素(総画素)/2410万画素(有効画素) 撮像素子:APS-C/22.3mm×14.9mm/CMOS 重量:354g

ミラーレス一眼を選択するときに誰しも目に入る機種ではないでしょうか?何と言ってもかわいい!色は黒と白がありますが、個人的に白色がかわいく見えます。特に女性に人気があるカラーのようです。

白は汚れそう…。と思いますが、所有している人の口コミを見ると、意外と汚れないみたい。コーティングがしっかりとしているのかもしれません。

キヤノンは人の顔を撮影するのに定評のあるメーカーになります。ブライダルや雑誌関係で人物や風景を撮る人に多く使われています。肌質と血色がよく見えるように色を出しているイメージがあります。

キヤノンのMシリーズに並ぶレンズはとても好評のものが多くあります。EOS M2を過去にもってしましたが描写が非常に綺麗だと実感しています!パンケーキレンズの単焦点「EF-M22mm F2 STM」は特に綺麗ですね。被写体を絶妙に浮かび上がらせながら背景を美しくぼかします。

キットレンズとして、標準ズームレンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」と望遠ズーム「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」接写「EF-M22mm F2 STM」があります。

主婦の方にも人気がある機種で、望遠ズームは運動会や家族旅行で大活躍しそうですね。

広大な景色を撮りたいなぁ~と思っていたので、「EF-M11-22mm F4-5.6IS STM」も候補にあがりました。広角の世界は1mmで全く写す世界が変わります。

っとは言いつつ、15mmと11mmでは違う世界になるものの「おぉー!」と言うほど驚くほどの世界にはなりません。18mmや22mmの世界から11mmに入ると「おぉ!」となるかも。

そうなると、望遠レンズはNikonのP1000があるので必要はなく、キットレンズのEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMよりも、単焦点の「EF-M22mm F2 STM」と超広角の「EF-M11-22mm F4-5.6IS STM」レンズのセットがいい…。「新・映像エンジンDIGIC 8」搭載により、瞳AFなどの性能が向上しているし…。

値段が安いKiss Mで、ボディ単体、レンズ2本をバラで買うと高くなってしまう。サイクル的に「EOS Kiss M Ⅱ」が2020年の春に出そうな気もするし、カメラの形は好きで評価も高いですが総合的に考えて今回はパスへ。

追記)10月11日

2020年冬に「EOS Kiss M Ⅱ」が発売されるかも?噂が上がっています。

2020年11月に発売されることが決まりました。スペックは、前機よりも軽いアップデートにとどまっているようです。AFの最適化はされていますが、差額分を考えるとM2よりもMを買ったほうがお得のような?

オリンパス E-M5 Mark IIを比較


(出典:img1.kakaku.k-img.com)

ミラーレス 画素数:1720万画素(総画素)/1605万画素(有効画素) 撮像素子:フォーサーズ/4/3型/LiveMOS 重量:417g

オリンパスは過去にコンパクトデジタルカメラで使用していました。ズーム機能が壊れた過去もあり、少しトラウマ気味のメーカーさん。

ファインダー部のピラミッドが、いかにもオリンパスを象徴しているように見えます。

「E-M5 Mark II」は、フォーサーズ4/3型のイメージセンサーを搭載しています。APS-Cセンサーよりも一回り小さいサイズなので、光の入る量がその分少なくなるため暗い場所では不利になります。

ただ、レンズを明るいものに変えたり、ISOの感度を上げることで調整することができます。ところで比較的安価なレンズもありますが、意外にもフォーサーズサイズのレンズって高価なものが多いんですね。

パンケーキレンズ・単焦点「ズイコーデジタル 25mm F2.8」は明るいレンズなので使い勝手がよさそう。

E-M5 Mark IIの人気は、何と言っても手ぶれ補正ではないでしょうか?世界トップレベルの最高性能の5軸手ぶれ補正を搭載しています。ボディー内に搭載しているので、レンズ選びの幅も広がりますし、暗い場所での撮影にも強くなります。

センサーサイズが小さい分、強力な手ぶれ補正を搭載して補っている感じです。作例を調べましたが、中にはフルサイズの一眼レフカメラと同等並みに撮っているものまでありました。

写真がブレてしまうと失敗作になります。ブレを抑えることができるということは失敗枚数を減らすことができるということ。写真の撮影はそのときのその場所でそのタイミングでしか撮れないものが多々あるので、絶対に失敗したくないシーンでは大いに活躍できるカメラではないでしょうか。

また、埃や水滴に強い作りになっているため、山登りなどのアウトドアに持っていきたくなります。

ちなみに、キットレンズとして「12-50mm EZ」などがあります。「超広角!」と思いきや、これはセンサーサイズが小さい分、数字も小さくなるためです。35mm判換算24-100mm相当で、一般的な広角サイズといったところ。

その代わりズームに強いです。フルサイズ機だと大きく重たいレンズを持ち運ばなければいけませんが、フォーサーズ/4/3型は望遠レンズを小さく軽く作れるメリットがあります。

かなり悩みましたが、「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark Ⅲ」も2019/11月登場予定なので「う~ん…、新機種の登場でⅡの価格が下がるかも?でもAPS-Cにしたい…」。

悩みに悩んだ結果、パス。

後継機 ↓

ソニーα6400を比較


(出典:www.sony.jp)

ミラーレス 画素数:2500万画素(総画素)/2420万画素(有効画素) 撮像素子:APS-C/23.5mm×15.6mm/CMOS 重量:359g

キヤノンの「EOS Kiss M」とソニーの「α6400」、どっちにしよう…。この二機種で悩んでいる人はかなり多いのではないでしょうか?

ソニーはコントラストが強いイメージがあり、ポップな絵を得意としている感じ。服の色彩が綺麗に見えるファッション業界に有利?

α6400は急激に売り上げを伸ばしている機種になります。カメラの売り上げランキングで常に上位にいて、フルサイズのミラーレス一眼も入れるとソニー製のカメラがズラリと並んでいます。

その理由は高精度の技術にあります。家電製品を牽引してきたソニーは、そのノウハウによりカメラ企業とは別視点の、一般ユーザーが何を求めているのかを知り尽くしています。

0.02秒の高速AFを実現したミラーレス一眼カメラで、リアルタイム瞳AF、被写体を追従し続けるリアルタイムトラッキング、動画撮影時のファストハイブリッドAFなど、AF性能が大幅に向上しました。

タッチ操作に対応した180度チルト可動式液晶モニターを採用したことで、自分撮りもできます。

被写体を追従し続けるリアルタイムトラッキング機能は本当にすごいです。被写体を撮影していると、その前を別の人が横切ったとします。すると通常のカメラはその横切った人に合わせてしまうことが多々あります。

でも、α6400では一度ターゲットを決めた被写体をトラッキングし続けます。前に人が通ろうが、ピントを合わせ続けてくれるのです。

運動会で徒競走をしていると、追い抜き追い抜かれのシーンが多々ありますが、このような場合にターゲットを追い続けてくれるカメラは非常に有利です。せっかく撮影したのにピントがずれてぼやけていた…、なんてこともあると思いますが、この機能により子どもの大切なシーンをしっかりと残すことができる可能性が高くなります。

キットレンズとしては、「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」と「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」が用意されています。ただ、口コミを調べた結果、描写性があまりよろしくないようです。ボディーを買ってレンズを別に買うのが賢い買い方になるかもしれません。

レンズの種類も豊富で比較的安価なラインナップでお財布にも優しい♪

「E 50mm F1.8 OSS SEL50F18」単焦点レンズは、F値が1.8なのでかなり明るいレンズですね。その割に安い!ある程度の暗闇に強いソニーですが、明るいレンズでさらに追い込むことができます。

「E PZ 18-105mm F4 G」もなかなかいい感じ♪F値が通し4なので明るいまま使うことができます。高性能中倍率ズームレンズで、カメラの人物ブレ軽減モードや手持ち夜景モードと組み合わせることで、感度を上げずにノイズを抑えた撮影を実現します。

α6400の本体には手ぶれ補正機能がついていません。2019年11月に登場の「α6600」には光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構を搭載したものが出ます。

+5万円でα6600買うか?安価に済ませるためにα6400にするか?悩みどころですが、レンズに手ぶれ補正がついているのならα6400でいいかもしれません。ちなみに、上記2つのレンズには手ぶれ補正が搭載されています。

↓注)ダブルレンズキット、楽天は自由に選択可

もちろん、本体に手ぶれ補正がついているものを選ぶと、失敗が極端に減るので予算があればα6600(上位機種)を選ぶといいでしょう。

静止画ではなく、ユーチューバーなどの動画メインで考えている場合には「α6600」が断然有利です。少し無理をしてでもα6600を選ぶべき。後で大きな差が生まれることになります。また、動画は電池を大量に食いますが、バッテリー容量も大きく拡大しているため、これまた有利です。

静止画メインの撮影になるので、一番悩んだのが「α6400」でした。家電量販店に行き、EOS Kiss Mと比較したところ、α6400のオートフォーカスの素晴らしさに心が奪われるほどです。EOS Kiss Mに傾いていたのにまた悩んでしまいました。

EOS Kiss Mの後継機も近いうちに出るかもしれないし、手ぶれ補正のついたα6600の価格が安定した頃でいいかもしれない!

α6400はパスでお願いします。

ニコンZ50を比較


(出典:mandy-studio.com)

ミラーレス 画素数:2151万画素(総画素)/2088万画素(有効画素) 撮像素子:APS-C/23.5mm×15.7mm/CMOS 重量:395g

ニコンは自然な色、見たままの絵作りを得意とします。デジカメも含めてキャノン、ソニー、オリンパス、パナソニック、ニコンと使ってきましたが、個人的にはニコンの色が自然で好きですね。

ニコン「Z50」は、ニコンで初となるAPS-Cミラーレス一眼機になります。この機種の発売噂を知っていました。発表する数週間前からZ50の情報を追っていたので、この機種がなければ「Kiss M」か「α6400」を買っていたでしょう。

Z6/Z7をそのまま小さくしたようなカメラでかわいい!風貌がKiss Mにも似てます。ただ、EVFファインダーの部分がとって付けたような感じが妙に気になります。

P1000でも感じましたが、このサイズZ50のグリップは他の同クラスミラーレス一眼よりも、男女共にしっかりと握れるでしょう。EVFファインダーも綺麗に見えます。光学を得意とするニコンの分野で安心感があります。

パナソニック LUMIX DMC-FZ150を使っていたときはファインダーが見にくくて使い物になりませんでした。他の機能がいいだけに惜しかった!それからニコンのP1000に変えたときの感動は忘れもしません。とても見やすいです。Z50も綺麗に見えます。

Z50はZマウントになっているため、まだレンズの選択肢が少ないです。そしてZレンズは高額なものが揃っているので、手軽にレンズを揃えづらいかも?

ちなみに、FTZマウントをかませるとFレンズシリーズも使えます。

キットレンズは安価な「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」と「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」が新製品として用意されています。

F値がやや暗いですが、光学メーカーなのでどこまでいけるのか期待したいところ。作例を見ましたが、描写はいいのではないでしょうか。

ISOも、標準ISO100~51200、拡張:ISO204800相当と、他のメーカーよりも明るい場所まで行くことができます。ISOをあげるとノイズが目立ちますが、1600、3200まではギリギリいけそう?単焦点の明るいレンズが出たら、いわゆる「神レンズ」として崇められるかもしれません。

キットレンズの「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR(画角は35mm判(FXフォーマット)換算で24-75mmレンズの画角に相当)」は凄いですね。見た目はパンケーキレンズそのもの。質量約135gなのでスナップショットとしても活躍しそうです。

手ぶれ補正の機能はついていません。手ぶれ補正をつけると本体の値段が高く大きく重くなってしまうので、コンパクトで手軽なイメージを付けたいニコンにとっては仕方がない選択だったのかもしれません。

防塵・防滴機能があるのはグッド!急に雨が降ってきたら大変ですからね。水滴と埃は精密機械にとって大の天敵です。

追記
ニコンの誤表記のようです。防塵・防滴機能はなしとのこと。

「誤」
安心して撮影に集中できる高い信頼性
金属を使用した堅牢なボディー、シャッターの耐久性、防塵・防滴性能など、小型・軽量ボディーでありながら、高い信頼性を確保しています。

堅牢性/防滴・防塵性能
ボディーには堅牢な金属を使用し、軽量化を達成しながら高い剛性と耐久性を実現しています。接合部には効果的なシーリングを施し、悪天候でも安心して撮影できる高い防塵・防滴性能を確保。厳しい撮影環境での風景撮影や、屋外で長時間撮影することが多いインターバルタイマー撮影にも安心して臨めます。

「正」
安心して撮影に集中できる高い信頼性
ボディーには軽量で堅牢なマグネシウム合金を使用し、高い剛性と耐久性を保ちながら軽量化を実現。また、一部にシーリングを施し、防塵・防滴に配慮した設計となっています。

高い堅牢性
ボディーには軽量で堅牢なマグネシウム合金を使用し、高い剛性と耐久性を保ちながら軽量化を実現。

防塵・防滴に配慮した設計…。配慮した…。ハードな使用を求めて購入した人にとってはこれどうなんでしょう?う~ん…。

Z50にはセンサーのゴミを振るい落とす超音波除塵ユニットがありません。これはなぜ?この機能を除いたのは痛い!センサーはカメラの心臓部分。埃がつくと写真に影が映ります。個人的には防塵・防滴機能よりもセンサーの自動お掃除の方が重要。

センサーお掃除用の商品がありますが、自分でするのはビクビクしますから。ゴミ付着のリスクを下げるためにも超音波除塵ユニット機能はついていて欲しかったです。

っというのも、デジカメで一度ズームレンズの隙間からゴミが入ったことがあります。運が悪く内部のイメージセンサーに付着。デジカメなのでレンズを開けて掃除もできなければ写真におっきな黒い物体映像が残る。軽いトラウマになっています。

っということで、Z50を買いたかったのですがパス。Z30?Z55?Z60?Z70になるとZレンズも揃っているだろうし、待つことにしました。

富士フィルムX-T30の比較で購入を決めた


ミラーレス 画素数:2610万画素(有効画素) 撮像素子:APS-C/23.5mm×15.6mm/CMOS4 重量:333g

これは困った。

ニコンのP1000は素晴らしいカメラですが、1.4kgあるものを日常的に持ち運ぶには向きません。ゴリマッチョマンを目指している人くらい。

やっぱり、Kiss Mかα6400か、う~ん…。

っと、ダラダラしているところ、目に止まったのが富士フィルムが出す「X-T30」でした。完全に盲点をつかれた登場です。

富士フィルムといえば「写ルンです」が有名ですね。よく撮影していました。ダイヤルを回して撮影、再びダイヤルを回して撮影、そしてまたまたダイヤルを回して撮影。

そして、カメラ屋さんにもっていく。お店には二つの時計があり、現在の時刻と現像後の時刻がわかるようになっています。はぁ~レトロ…。

一度切りのフィルムカメラ。現像後の写真を見るとぶれていたり、ちゃんと撮れてなかったり、それも思い出になります。

「写ルンです」は現在も若い女子に人気が最熱しているようです。スマホ時代なので逆のギャップに惹かれたのかもしれません。

X-T30は見た目も「カメラだな~」と思える商品。

X-T30は、他のメーカーとは違い操作が電子式というより物理式が多く、細かな設定はダイヤルを回しておこないます。マニュアルチックでメカメカしていますね。もちろん、すべてカメラ任せにできるオート撮影も搭載しています。

シャッター速度や絞り値の開放など、電子式ではやりにくいんですよね。っで、結局オート撮影になってしまうと。よくよく思い出すと、せっかくのカメラなのにスマホみたいな撮り方になってしまっていました。

X-T30はダイヤル式なので、カメラの基本を学びたい人にも最適なのではないでしょうか?また、タッチパネルも搭載しているので、昔と今の融合が富士フィルムカメラには備わっている感じです。

手ぶれ補正が本体についていない、レンズの単焦点にもついていないものが多いのはマイナス点ですが、脇を締めてカメラを構えるという基本を学ぶにはベストかと思います。ちなみに、X-T30のキットレンズには手ぶれ補正がついています。

カラーは「ブラック・シルバー・チャコールシルバー」の3色あります。個人的にはチャコールシルバーがかっこよく見えるのでこちらの色を購入。製品自体は3月発売ですが、数か月後の2019年6月にチャコールシルバーは新規で追加色になりました。

なんで富士フィルムに決めたのか?その理由は「富士カラー」が決めてでした。富士フィルムには「フィルムシミュレーション」があります。他のメーカーにはない、深みのあるどこか懐かしいフィルム時代の世界を再現できるのです。

そういえば富士フィルムのカメラに変える人が最近多いみたいですね。X-T30は、ソニーのα6400並みにオートフォーカスが激早です。瞳AFにも対応しています。富士フィルムの苦手分野だったAF機能が大幅に改善されたことで注目を集めているのかもしれません。

そしてやっぱり「フィルムシミュレーション」ですね。

フィルムシミュレーションとは?

80年以上に渡りフィルムを長年作ってきた富士フィルムならではの、豊かな色再現性と階調表現をフィルム取り替える感覚で設定できる機能です。

JPEGで撮り、JPEGで出すことができます。RAWはカメラやパソコンで現像をする必要がありますが、これは結構めんどくさい。富士フィルムカメラの場合はカメラで見たままの景色でJPEG出しができるので手間を大幅に省くことができます。

カラーリバーサルフィルムを再現した「PROVIA」「Velvia」「ASTIA」、渋みのある「CLASSIC CHROME」、プロ用ネガフィルムを再現した「PRO Neg.Std」「PRO Neg.Hi」、レトロな雰囲気をかもし出す「SEPIA」、モノクロフィルムを再現した「アクロス」「モノクロ」「モノクロ+Yeフィルター」「モノクロ+Rフィルター」「モノクロ+Gフィルター」、映画用のフィルムを再現した「エテルナ」など、多彩なモードがあります。

特に「エテルナ」はX-T30に搭載されたことで大注目を浴びています。エテルナは映画で見るときの画質です。地上テレビと邦画(日本映画)では色が違いますね。エテルナは奥深い色を出すことができます。空もふんわりと柔らかく撮ることが可能です。

静止画よりも動画に向いているかも?ただ、X-T30ではモニターが反転しないので自分撮りができません。また、4K動画は10分の連続撮影に制限されています。他のメーカーは30分なので惜しい!

神レンズと言われる明るい単焦点レンズ

まとめ 落ち着いた雰囲気を出せる富士フィルム

塗り絵や過剰な色を電子的につけた写真が多い中、富士フィルムは色を抑えながら付けるところにはしっかりとつけています。

ずっと見ていられる写真、それが富士フィルムの世界だと思います。クラシックな世界をのんびりと楽しみたいという気持ちからX-T30に決めました。

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