電話の声が違う理由は本人の声ではないから

面白い雑学
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携帯電話(スマホ)は、一人に一台という時代です。いつもでもどこでも連絡が取れるため、待ち合わせ場所に約束していた人が来ない場合でも携帯電話で連絡をすることで、手軽に不安を解消することが出来ます。

そこで相手と声のやり取りをしますが、実はその声「モノマネ」されていることを知っていましたか?え?その声は「本物」じゃなかった!?

電話から聞こえる通話相手の声、実際の声とは違います。実は、その人の声ではないのです。

[st-kaiwa4]「もしもし~わかったパラ。」ぬぉ?なんか声が違うような気がするパラ?[/st-kaiwa4]

スマホから聞こえる声は本当の声じゃない

そもそも電話で声が聞こえる仕組みとは?糸電話は、紙コップの中で声が震えることでそれが糸に伝わり、再び声として相手のほうへ届きます。

電話の場合は、声を電気に変えて電線に送り、再び声の形に戻して相手にその声を届けています。

ちなみに、船舶や建築物などでよく見られる伝声管は、声を出すとそのままその声が相手に届きます。

例えば、伝声管を沖縄に設置し、北海道まで管を引っ張っていくと、音の進む早さは1秒間に340m程度なので、その声が相手に届くまでには時間がかかることに。(船舶などでは数百メートル単位なので、実際にこの距離で声が届くのかは「?」)

一方、電話で使用している電気は光と同じになるため、1秒間に30万キロの速度で相手に届くことになります。地球を7回半回れる速度。

このため日本の裏側にあるブラジルから電話をしてもごく僅かな差で声が跳ね返ることができるのです。電話で声が違うように聞こえてくる理由は次にあげられます。

コードブックの存在

携帯電話で聞こえる声は『コードブック』と言われている声で、合成処理された音に変換されています

携帯電話の通話で聞こえる相手の声はそのままの声ではなく、約2000~2500種類の声の中から似ている声が選ばれて聞こえていたのです。

しかし、この声の数が現在も2000程度とは限りません。技術の進歩により遥かに多く、あるいは少なくなっている可能性もあります。

数千種類の音が登録されおり、コードブックの中から話している人の声の特徴に最も近い音が選ばれて受話器から聞こえています。(一人の相手の声を数千種類以上に分けてアナログ音声をデジタル信号に変換しています。)

なんでコードブックを使うの?

なぜコードブックを使うのでしょうか?

なぜこのようなことをするかと言うと、それは『データ量が大きすぎるため』

世界中で急激に普及して広まった携帯電話は、日本でも「090」番号がなくなり「080」などを新しく増設しなければいけなくなったほどです。

年末年始には通信規制などもかかります。このように想定を大きく超える事柄となってしまったため、通信量の調整が必要になりました。通信回線が不足しているのが現状です。

このような現代社会において、世界中の人々の声をすべて識別し、忠実に再現すると電気信号は複雑化します。なによりもその分通信量も大幅に増加してしまうのです。そのために採用されたのが「CELP」という技術。

人間の耳が音として認識するのは、20Hz~20kHzと言われていますが、携帯電話において伝えなくてはならない音は、あくまで人間の音声です。CELPはそこに着目して考案された技術になります。

声の特徴を除いた音韻情報だけをデータに変換しますが、この技術によりデータ量を小さくすることが可能へ。

しかし、これだけでは誰が話しているのか分からなくなってしまう…。そこでCELPでは声の特徴である音の見本がついているコードブック(音の辞書)を使用しています。

コードブックには数千種類以上の音が登録されているので、そのコードブックの中から話し手の声の特徴に最も近い音を選んでいます。

そして、コードブックの番号と音韻情報だけを電波に乗せて送ります。最後に受信した相手が音韻情報とコードブックの番号をもとに音声を合成して「声」を再生する仕組みになっています。

つまり、機械が人の声をモノマネしてる状態です。

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まとめ 電話の声はコードブックによる機械音

電話から聞こえてくる声はかかってきた主ではなく、その人の「モノマネ」。

親の声に似てきたと感じたり、兄弟・姉妹の区別がつかなくなったとか周りから言われる場合は、もしかするとその数千ものサンプルの中から同じ種類の声が選ばれている可能性があります。

[st-kaiwa4]電波は複雑パラ。[/st-kaiwa4]

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