千葉県で20年以上暮らす漁師になついた野生のペリカン。
本来日本にいないペリカンが何故千葉に1羽だけで暮らしているのでしょうか?
「世界の何だコレ!?ミステリー」など多くの番組に登場するペリカンですが、「天才志村動物園」では、お馴染みの動物と話せる女性ハイジがその謎に迫りました。
千葉県印西市印旛沼に「印旛沼のアイドル」がいるみたいパラ。
ハイジが語るペリカンの本音とは
このペリカンは、「カンタくん」や「ガーくん」と呼ばれているモモイロペリカンです。ヨーロッパ南東部から中央アジアとアフリカで繁殖して、冬季はアフリカ中部から南部、パキスタン、インド、ベトナム南部等に渡り越冬します。
極まれに日本でも、「迷鳥」として沖縄県にたどり着く個体がいます。そもそも日本にいない鳥がしかも千葉県にいるのが珍しいことです。
なぜ千葉県にいる!?
ペリカンくんは、吉高揚排水機場の前の土手を降りた船着き場の小さな漁船の上で住み、そこに住む漁師さんが新鮮な魚を毎日あげてお世話をしています。
印旛沼にきてから今年で20年も経っているのですが、なぜこの場所に居続けるのでしょうか?ペリカンの20年は80歳を過ぎています。
この場所が気に入ったのか?
漁師の平山孟夫さんはこのペリカンのことを「ガーくん」と呼んでいます。20年前のある日、1羽のモモイロペリカンを発見して魚をあげたことから懐き、「ガー」と名付けて自分の子供のようにかわいがってきました。
ボートに乗せて一緒に漁に向かっています。でも、ガーくんはよく「つつく癖」があり少し凶暴。定置網には大量の魚がかかりますが、漁協から特別に許可をもらってガーくんのエサだけ獲っているそうです。
「天才!志村どうぶつ園」では、嵐の大野智さんがゲスト出演して、ガーくんと共演しています。威嚇されるほど毛嫌いされた鳥をまんまと手なづけました。
そして、動物の気持ちを読み取る能力があるハイジさんが、「なぜ千葉県のこの場所に居続けるのか?」をペリカンの声に耳を澄まして読み取りました。
ハイジが読み取るペリカン「ガーくん」の心
~陸へ移動~
~どうやってきたの?~
~?なんでここにいるの?~
~日本は寒くないの?~
まとめ ペリカン4兄弟…
漁師3兄弟をペリカンだと思っていました。ガーくんは幸せそうですね。
「この子、今とっても怒ってるみたい。ガーは自分の船に私たち(番組スタッフ)が乗っていてイライラしてる。一度船を降りましょう。」