子どもの頃に風船で遊んだ経験を持つ人も多いと思います。
ふわふわ飛んで面白い風船遊びですが、ふとした瞬間に…。
「パンッ!」
割れてしまうのも風船です。
風船は割れるイメージもありますが、風船に針を刺しても割れない方法があります。
風船遊び面白いパラ~♪尖ったものには気をつけるパラ。
針を刺しても風船が割れない不思議な現象
針を刺しても風船が割れない裏技があります。ちょっとしたドッキリみたいに脅かせることができる方法です。
風船に針を刺したら割れる。これは多くの人がイメージできると思います。風船に針をゆっくりと近づけるだけで、周囲にいる人は「ひやひや・ドキドキ・・・やめて~!!」。
でも、このときに針を刺しても風船が割れないと逆に面白いと思いませんか?方法は2つあります。
画鋲とセロハンテープで細工をする
「材料」
- 画鋲
- 風船
- セロハンテープ
ガムテープなどでも大丈夫ですが、セロハンテープは透明なため風船に同化します。細工がバレにくいのでセロハンテープがおすすめです。
試しに何もしていない風船を膨らませて、画鋲を刺してみてください。簡単に割れてしまいます。大きな音がでるので注意してください。
次に、セロハンテープを風船に貼り、その上から画鋲で刺します。すると、風船は割れることがなく平然としています。
なぜこのような現象が起きるのでしょうか?
その理由は、風船の破裂は針で刺された部分に力が集中して起こるためです。セロハンテープであらかじめ補強をすることで、力が分散され破裂を防ぐことができるのです。
画鋲を風船の下に無数に置く
上記の方法は1つの画鋲でしたが、次の方法は複数の画鋲を置きます。やり方はいたって簡単♪
試しに机に1個の画鋲を置いてみましょう。その上から風船を置きます。どうですか?簡単に割れてしまったと思います。大きな音が出るので注意をしてください。
次に、膨らませた風船を用意します。画鋲を数十個並べて、その上から風船を置きましょう。風船を手で少し押したぐらいでは割れることがありません。もちろん、強い力で押すと割れるので気をつけてください。
なぜこのような現象が起きるのでしょうか?
実は、これも上記の方法と同じように圧力が関係しています。圧力は接する面が1点であれば、重量・圧力全てが1点にだけ加わることになります。
手の平で壁を押すのと、指一本で壁を押すのでは痛さが変わります。これと同じです。
面積が大きいほど痛さは和らぎ、面積が小さいほど痛さがその部分に集中するため大きくなります。複数の画鋲を置くことで圧力が分散。画鋲の数だけ圧力が弱まるので割れにくくなるのです。
この他にも、風船の結び目と真逆に位置する先端部分に針を刺しても割れない裏技もあります。
まとめ 風船の中には圧力がたまっている
衝撃ですね。ドッキリ企画で脅かしてみてはいかがでしょうか?
盛り上がるかもしれません。