G7とは、どのような意味があるのでしょうか?
G8、G20の呼び名もあります。この3つがもたらす意味とはどのようなものなのでしょうか?
G7ってなにパラ?ぬぉ?G8ってなにパラ?ぬぉー!!G20ってなにパラー!
G7(じーせぶん/じー7/Gせぶん)とは
7つの国が集まって、経済のことを話し合う会議になります。
G7とは、「米国・英国・フランス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ」の7カ国の財務相が中央銀行総裁と共に年に数回集まり(通常は年に3回)、「為替相場を始め、マクロ経済状況などを話し合う会議」を指します。
世界経済に重大な影響を与える事象が発生した場合には随時、非公式で開催されることもありますが、これは世界経済の持続的な成長や安定を目的にしているため行われます。
起源は、1985年9月に日本・アメリカ・イギリス・西ドイツ(当時)・フランスの5か国(G5)でドル安誘導を協調し行うことがプラザ合意として発表され、G5の存在が公になります。
そして、翌年からイタリア・カナダが加わりG7として会議が開かれるようになりました。
合意事項には法的な拘束力はありませんが、グローバル時代に突入した現在では各国のつながりが非常に重要になっており、一国の判断でこれに背くような政策は取りづらくなっているのが実情です。
ロシアが加入し「G8」へ
また、1998年からロシアが加わり「G8」になりました。主要国首脳会議やサミットといえば通常、「G8」を指します。
2014年にはG7の首脳らがオランダのハーグで開催された核安全保障サミットの合間にウクライナ情勢をめぐり緊急会議を開催。
ウクライナ情勢が一段と不安定化した場合には対ロシア制裁を強化する用意があるとし、G8からのロシア追放などもあり得ると厳しい声も上がりました。
G20とは
G7の拡大版として、「G20財務相・中央銀行総裁会議」が存在します。
1999年より開催されており、EU(欧州連合)・オーストラリア・新興経済国11カ国(中国・ロシア・ブラジル・インド・インドネシア・メキシコ・トルコ・アルゼンチン・南アフリカ・韓国・サウジアラビア)が加わったものを指します。
国際通貨基金や世界銀行、欧州中央銀行などが関係をする国際機関も参加し、世界経済を話し合う場として重要な位置づけになっています。
まとめ 世界の国が安定した金融について話し合う
世界のお金を安定するために話し合う会議です。利益をもとめる国同士。うまくいかないことも多いです。