PR

コンビーフの缶詰が台形の理由

雑学と豆知識

丸いツナ缶があり、そして台形のコンビーフ缶もあります。

丸と台形はデザインの違いだけ?

いったいこの両者にはどのような違いの差があるのでしょうか?

何か意味があってそれぞれの形に行き着いたのでしょうか?


ツナの缶は丸いパラ。コンビーフの缶は台形パラ。なんでこの形にしたパラ?

コンビーフ缶はなんで台形?

コンビーフは塩漬けした牛肉のこと。

CORNEDは塩漬けという意味で、CORNED BEEFを直訳すれば、「塩漬けの牛肉」になります。

まずは、作り方を見てみましょう。

面白い!

なぜ、コンビーフが台形なのかというと、面積が大きい側から肉を詰めることにより缶の中の空気を抜くことができるため。

そして、これは同時に肉の酸化を防ぎ、保存性を高める効果もあります。

つまり、台形は隙間ができずに詰めることができるのです。

まさに理にかなった形。

ちなみに川商フーズでは、1988年から丸型の缶を採用したコンビーフも販売していましたが、台形の人気が圧倒的に高くて今に受け継がれています。

付属されている「巻き取り鍵」で開けると綺麗に中身を取ることもできます。


(出典:livedoor.blogimg.jp)

ツナ缶はなんで丸い?

ではツナ缶はなぜ丸いのでしょうか?

ツナ缶は脂がたくさん入っています。

穴や凹みが発生したら大変です。

しっかりと凹みなどを防ぐために強度がいります。

ツナ缶の金属缶は中身が破裂しないようにとても硬い缶で出来ているのです。そして、円形の缶には液体が入っているため隙間ができることもありません。

丸形はどの角度で落ちても力が分散されます。

ツナ缶も理にかなった形をしている!

まとめ 缶の形に企業の技術が詰まっている

ツナ缶もコンビーフの缶もすごいですね。

ちゃんと考えて作られた形でした。

created by Rinker
K&K(ケーアンドケー)
タイトルとURLをコピーしました