ヒメタニシは水槽内の藻や残り餌、そして魚にとっての有害物質を食べてくれるアクアリウムの強い味方です。
マリモは、球状集合体を作る淡水性の緑藻の一種です。阿寒湖に生育するマリモは美しい球状体を作るため日本の特別天然記念物に指定されています。
阿寒湖の近隣にある湖などから源藻を採取し、人工的に丸め、観賞用やアクアリウムの水槽用としても販売がされています。
マリモは丸いパラ。水槽の中にいれるパラ。
ヒメタニシをマリモにする方法
マリモを水槽の中にいれるときは注意が必要です。マリモは「藻」でもあるので、金魚や大型の魚、ヤマトヌマエビ、貝が一緒に水槽の中に入っていると食べられてしまう可能性があります。
メダカやミナミヌマエビとなら問題ないと思います。でも、ヒメタニシをマリモみたいにすることができます。
ヒメタニシの殻に藻を繁殖させて作ります。通常のヒメタニシはこれです。
藻を繁殖させたヒメタニシがこれです。
ヒメタニシの殻に藻がついてマリモみたいになっています。
作り方も簡単で、『豊栄養の藻が生えやすい屋内水槽に、1cm~2cmのヒメタニシを入れる』だけ。後はヒメタニシの殻に藻が繁殖して丸くなっていきます。
マリモヒメタニシ”が出来たら安定している水槽に移し替えるといいでしょう。
安定している水槽に入れると、殻についた藻がゆっくりとなくなっていきます。逆に豊栄養の水槽に入れておくと藻が成長して、「リーゼント」のようになります。
藻はヒメタニシの食べ物になるので、成長して顔に近づいてきた藻は自分で食べています。
動くマリモをヒメタニシで作ることは比較的簡単です。
でも、その状態を維持させるのが少し難易度が高くなります。
見た目が可愛いので試してみてはいかがでしょうか?
↑ 動くマリモだらけ(笑)
まとめ 少しかわったアクアリウム
緑の髪の毛が生えてるみたいになります。(笑)
動くマリモの完成です。
観賞にも最適ですね。