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濾過フィルターの重要な役割とは?

水槽のろ過フィルターはなんで必要なの? アクアリウム

地球は常に循環されています。雨が降りそれは川へ流れそして海へ。海についた水分は太陽の熱により蒸発され水蒸気となり雲になる。

そして雲はやがて雨を降らせます。

グルグルと回っているため川を汚染するとそれはやがて自分の頭上から「毒」が降ってくることになるため、環境を守ることはとても大事なことです。

実は水槽の中でも循環が行われています。水槽の水をきれいにする役割を持つ非常に重要な機器が「ろ過フィルター」。

アクアリウムをはじめると必ず耳にするこの機械にはどのような役割があるのでしょうか?

水槽内をより良い環境にするためにはろ過フィルターが重要です。ろ過器フィルターの役割はいろいろあります。


ろ過器ってなにパラ?アクアリウムでよく聞くパラ。

アクアリウムで重要なろ過器の役割と必要性

濾過フィルターは、なぜ必要なのでしょうか?

ろ過フィルターが必要だといわれているのにはいくつかの理由があります。水槽の中には生物を入れることになりますが、その中にはその生物が出した糞や餌の食べ残しが溜まります。

それ以外にも、「アンモニア・亜硝酸」など目に見えない汚れがあります。一見すると水は透明度を誇りきれいなのですが、ある日を境に次々と魚たちが死んでいく。水槽の中で「悪魔」が猛威を奮っているのです。

この悪魔は肉眼で見ることができません。焦る飼育者をしり目にじわじわと魚を弱らせて楽しみます。悪魔の暴走を止めなければいけません。

ここで1つ大切なことがあります。「きれいな水」は見た目の話ではないということ。アクアリウムで「水を作る」といわれているのは水の透明度ではなく、水そのものの水質を指しています。

つまり水の中身。

悪魔の好き勝手にはさせない方法が「ろ過フィルター」です。この機器を水槽に導入することで悪魔と戦うことができる勇者のアイテムといったところ。

ろ過機が水を綺麗にする3つの役割と機能

ろ過フィルターには主に「3つの力」があります。

「生物濾過」・「物理濾過」・「化学濾過(吸着濾過)」。

このどれもが水槽をきれいに保つ大切な役割を持っています。逆にいえば水槽が汚れる原因の多くをろ過フィルターが担ってくれているのです。それぞれの特性を見ていきましょう。

濾過は主に、「バクテリアの働きによって水の汚れを分解する生物濾過」、「大きなゴミを濾し取る物理濾過」、「汚れを吸着する物質を利用する化学濾過(吸着濾過)」という3つの種類があります。

物理ろ過

水槽はいつもきれいな状態とは限りません。これは見た目の話。水中の中には糞が転がります。

そして水草を植えている場合にはその枯葉が水槽内をさまよう。猫を飼っている家では水槽の中に猫の毛が浮遊していることもあります。その他にも部屋には多くのゴミが浮いているためこれらが水槽の中に入ってきます。

ゴミが溜まると水槽は汚くなりますが、このようなゴミを物理的にフィルターに吸い込ませることで目に見えるゴミを水槽内から取り除く役割があります。

水槽の中に毛が浮いているのを想像してみると…。

癒しを求めるアクアリウムにはなりません。ゴミを魚が誤飲することもあります。そのため物理ろ過は非常に重要なのです。

水中の糞や水草の枯れ葉、残りエサなどのゴミをスポンジなどに引っ掛けてとり除くろ過方法。目に見える程度の大きいゴミは物理ろ過で取り除くことが出来ます。

化学ろ過

科学の力でろ過する役割もあります。

水槽が濁っている場合・黄ばみが発生した場合には水槽の景観を損ねてしまいますが、水が汚く見えてしまってはアクアリウムも台無し。水槽内に漂うこれらの物質を吸着・分解する力が働きがあります。

ろ過フィルターを購入して水槽に設置しただけではモーターに吸い上げられた水をそのまま水槽の中に落としているのと同じ。

吸い上げられた水を活性炭などに触れさせることで消臭効果や黄ばみ・濁り予防につなげることができます。触れた水は不純物を取り除き、きれいになった状態で再び水槽に戻る仕組みです。

水槽が濁ってたり、黄ばみが発生した場合は、その原因になっている物質を吸着や分解します。活性炭やゼオライトなどをろ過フィルターの中に入れたり、水中に入れることで水をろ過します。

生物ろ過

ろ過フィルターで最も重要視されているのが「生物ろ過」です。ろ過フィルターを回すことで、魚などの意図した生物とは違うものが水槽の中に住みだします。それは「バクテリア」。

フィルターの中に微生物のバクテリアが住処を作ります。

バクテリアの食べ物は生物の死骸・糞・残り餌など多岐にわたりますが、ろ過フィルターに定着したバクテリアの働きにより、水の不純物・有機物・有害物質を無害化してくれるのです。

アクアリウム生活がうまくいく鍵はバクテリアが握っているといってもいいでしょう。バクテリアが水槽の中にうじゃうじゃと出現しますが、目には見えないので安心してください。

水をきれいに保つためにはいかにしてろ過フィルターの中に質のいいバクテリアを多く住みつかせるかにかかっています。

バクテリアは目に見えないものになるため、水を綺麗に保つ微生物はアクアリウムを楽しむためには非常に重要な存在です。

水を安定させることが重要

アクアリウムは癒しを求めることができますが、水を安定にさせることで魚や水草などが快適な空間で生活をすることができます。しかし、水槽の限られた水量には限界があります。

そこでろ過機を用いることで、水槽内にある物理的なゴミや、酸素がたっぷりと含まれるろ過機の中にバクテリアを住ませて、人の目には見えない猛毒を生物の力により効率的に分解させる非常に大切な装置であり、生体の数が多ければ多いほど、絶対に必要なろ過機になります。

まとめ 水槽の水は中身の質が肝心

水槽内の水にはエサの食べ残しや生物の糞が原因となり、目に見えない汚れ、『アンモニア』や『亜硝酸』などが存在します。水は透明でも実際はこれらが溜まり汚れていることがあります。

アクアリウムで『水を作る』は水の透明度ではなく、水そのものの水質を指します。これらを放置しておくと熱帯魚やエビ、水草は死んでしまうため、濾過を働かせることで汚れを循環させて綺麗にする必要があります。

アクアリウムは癒しを求めることができます。ろ過フィルターを使い水を安定にさせることで魚・エビ・水草などが快適な空間で暮らすことが可能です。

ろ過フィルターを使うことで水槽内にある物理的なゴミを取り除きながらフィルター内に酸素を大量に送り込みますが、この酸素によりバクテリアは活性化。水槽内に存在する有害物質を次々と分解していき綺麗な水として再利用されます。

ただしバクテリアの分解にも限界があります。分解しきれなかったものは水槽内にたまり続けてしまうため週に1度は3分の1程度の水を交換してあげるといいでしょう。水質が安定すると水の交換頻度も抑えることができます。

水質を綺麗に保つろ過は水換えの頻度も少なくできるので楽になります。

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