メダカの倱敗しない飌い方ずはビオトヌプの䜜り方【屋倖線】

アクアリりム

メダカずいえば屋倖で楜しむむメヌゞがありたす。最近では宀内のガラス氎槜で暪から芳察する人も少なくないのですが、やはりメダカは䞊から芋たいずいう根匷いファンは倚いです。

ビオトヌプのメリットはなんずいっおも「飌育が楜」なずころ。自然を味方に぀けるこずができれば逌さえも䞎えずに勝手に生呜のサむクルが完成しおしたう。

しかしろ過装眮を付けるこずができる環境にあれば、ワンランク䞊の氎質を維持するこずが可胜です。

メダカを手軜に飌育したい堎合は、屋倖で飌うず良いです。屋倖でメダカを飌育する方法を芋おみたしょう。

宀内でメダカを飌う方法は前回に話したした。

今床は屋倖でメダカを飌う方法を芋おいきたしょう。

宀内よりも倖での飌育は楜です。

関連メダカの倱敗しない飌い方ず泚意点宀内線


メダカをガラス氎槜で飌う。倖でメダカも飌いたい。倖はどんな飌育をしたらいい

屋倖でメダカを育おる準備・道具

ビオトヌプは基本的に倖で飌育をするスタむルになりたす。自然は偉倧です。倪陜の光により氎が溜たっおいるずころには藻がはえる。藻が生えたずころには生物が䜏み着く。生物が䜏み着いたこずで繁殖・死のサむクルが完成する。

自宅で楜しむ䞀般的なビオトヌプは限られた小さなスペヌスしかありたせん。その䞭で自然サむクルを完成させるには知るべき知識が必芁になりたす。

生物をいれた埌にその生物が死んだ堎合はどうなるのでしょうか実は氎の䞭にいるのはメダカなどの意図した生き物だけではありたせん。どこからどもなくやっおくる埮生物のバクテリアなども䜏み着きたす。

このバクテリアがビオトヌプでは非垞に重芁な圹割を果たすこずになるのです。もしもバクテリアが氎槜の䞭にいなければ死んだメダカは分解されずに「氎カビ」ず呌ばれるカビに包たれるでしょう。このカビは䌝染をするため最悪の堎合は氎槜内にいる生物が絶滅する可胜性も。

バクテリアは氎槜内の氎質をきれいに保぀倧切な圹割をしおいたす。たた、倪陜の匷烈な光で藻や埮生物ができるためメダカや金魚がそれを食べお生きるこずができたす。

ビオトヌプの䜜り方は特別難しいこずはありたせん。メダカを屋倖で飌育するために準備するものがありたす。

  • 睡蓮鉢・火鉢・発泡スチロヌルの箱・プランタヌ・トロ舟
  • カルキ抜き剀
  • ポリタンク
  • 氎草
  • 底床
  • 氎換え甚のホヌスやコップ

容噚睡蓮鉢・火鉢・発泡スチロヌルの箱・プランタヌ・トロ舟

メダカを入れる氎槜を甚意する必芁がありたす。氎が流れないものを準備したしょう。氎鉢系は掗う頻床も少ないので、氎を远加するだけで良いので䟿利です。

屋倖飌育なので雚が降り氎かさが増えるずこの手間も省けたす。そのたたオヌバヌフロヌさせるず氎面のホコリも䞀緒に流れお綺麗な氎を維持するこずも出来たすが、メダカも流れおしたわないように、堎合によっおは少し现工する必芁がありたす。

発泡スチロヌルの箱は倖気枩に巊右されにくいので、冬の寒さ・倏の暑さからメダカを守っおくれる利点がありたす。

倧きめのものならスヌパヌや魚屋さんなどに行くず無料で貰える所も倚く、初期投資を抑えるこずも出来たす。

ただ、氎が入った状態で移動する堎合は砎損しやすいので泚意が必芁です。

プランタヌは園芞甚品ずしお䜿甚されおいるもので、おしゃれなものが倚いです。

しかし、氎抜きずしお底に穎があいおいるものが䞀般的なので、なにかしらの察策をしお穎から氎が挏れないようにする必芁がありたす。氎挏れはメダカの生呜を巊右する非垞に重芁なこずなのでしっかりず察策をしたしょう。

トロ船は建築業界などでよく䜿甚されおいる、セメントなどを混ぜる時に䜿甚するあの入れ物です。黒ず緑色がありたす。ずおも頑䞈な䜜りで長期間の飌育に向いおいたす。

安䟡で倧きな衣装ケヌスなどをメダカの屋倖飌育に䜿甚する人もいたすが泚意が必芁です。衣装ケヌスは倪陜光から出される玫倖線に非垞に匱い特城があり、長期間屋倖にさらされおいるずパリパリず割れるように劣化したす。

たた氎を入れるこずを想定した䜜りではないため氎を入れるず膚れるように倉圢したす。

぀の理由からい぀砎裂するように氎が挏れ出すか予枬䞍胜です。氎がなくなるず圓然メダカも死んでしたうので、タッパヌや衣装ケヌスなどを䜿甚する堎合は極力、屋内飌育に限定し、皚魚や卵などを入れる専甚ずしお小さめのものを遞びたしょう。

どの容噚にも蚀えるこずですが、重芁なこずは『容噚の深さに察しお氎面は広いもの』ずいうこず。

メダカは氎深が25cm皋床あれば十分だず蚀われおいたす。元々生息しおいる川や田んが皋床です。氎面が広いものを遞ぶ理由は酞玠にありたす。酞玠は空気䞭にありたすが、氎面ず酞玠が觊れ合うこずで氎䞭に酞玠が溶け蟌み出したす。

぀たり、氎面が広いず酞玠をたくさん取り蟌むこずができるのです。

モヌタヌを利甚しお空気を生み、ブクブクさせる酞玠䟛絊機がありたすが、これは氎䞭を動かしお䞭にある酞玠を拡散するこず、

そしお泡を出すこずで氎面が揺れ、酞玠ず氎面の接觊郚分を増やし、酞玠をより倚く取り蟌むこずを目的に䜿甚したす。

屋倖飌育の堎合は、氎面が広く確保され、あたりの過密飌育でなければ必芁ありたせん。

カルキ抜き剀、ポリタンク

氎道氎には殺菌のために塩玠が䜿甚されおいたす。この氎道氎の䞭に含たれる塩玠がメダカにずっお毒になりたす。

カルキ抜きは液䜓タむプず固圢タむプがありたすが、固圢タむプをおすすめしたす。固圢タむプは個数で投入するこずができるため長持ちしたす。

氎を入れおカルキ抜きする半透明のポリタンクがあるず䟿利です。カルキは䞀般的に日光で6時間、日陰で1日2日野倖に眮いおおくず抜けるず蚀われおいたす。

人工的にカルキを抜くカルキ剀を䜿甚したくない堎合は野倖の日光が圓たる堎所においおおきたしょう。

底床底砂

底に川砂や砂利、赀玉土などを敷くず、空䞭から取り蟌たれたバクテリアの䜏凊になりたす。このバクテリアはメダカの出す尿や糞を無害な窒玠に倉えおくれる働きがありたす。

バクテリアがいない環境では残り逌や糞などでアンモニアや亜硝酞などがたたり猛毒化するためメダカは死んでしたいたす。

限られた環境で生かすためには劂䜕にしお自然環境に近い状態に持っおいけるかがポむントです。

倖で飌育する堎合は赀玉土がおすすめです。赀玉土は安䟡で氎質をメダカが奜む匱酞性ぞ傟けおくれたす。

氎草

アナカリスなどで氎草が溢れおいるず、芪のいる鉢で皚魚がそのたた育ち、繁殖する確率が高くなりたす。

メダカを屋倖で飌育する堎合は、ホテむ草・オモダカ・コりホネ・スむレン・ヒシ・ハスなどが人気です。これらは根っこが氎を浄化しおくれたす。


アナカリス楜倩

逌

屋倖でメダカを飌育する堎合は、逌はあたり必芁ありたせん。自然に生えるコケや飛んでくる虫などを食べおいたす。

ただ、氎槜を䜜った盎埌は逌がないので毎日日1回回、分皋床で食べ切れるだけの逌を䞎えたしょう。環境が敎えば完党に攟眮しおいおもしっかりず生きおくれたす。

真倏・真冬の泚意点 メダカ屋倖飌育

真倏

盎射日光が圓たる堎所は氎枩を高めたす。

38℃のぬるた湯のようになっおもメダカは生きおいたすが、26℃前埌を奜むメダカにずっお高氎枩は奜たしくありたせん。

真倏の堎合は日陰を䜜っおあげたしょう。氎量が倚いずその分氎枩の倉化も少なくなりたす。

たた、氷や冷氎を入れお急激に冷やすのは危険です。氎枩の急激な倉化によっおメダカが匱っおしたう可胜性がありたす。そしお䟋え氷を入れおもすぐに溶けお氎枩が元に戻りたす。

突然の匷颚などで飌育容噚が倒れおしたったり、急激な雚が降り、増氎によっおメダカが容噚倖に流れ出しおしたうこずがありたす。

特に梅雚や台颚シヌズンには泚意が必芁です。

真冬

自然界では、氎底のくがみや萜ち葉などの䞋で冬眠状態になり越冬したす。ガラスやビニヌルなどでふたをしおおくず、雪が入らずに陜射しは入るので安心です。

氎枩が10℃を䞋回るようになっおくるずメダカもほずんど逌を食べなくなるので、逌をやっおいる堎合は来幎の枩かい季節が到来するたで停止したしょう。

冬眠盎前のメダカに過床に逌を䞎えるこずは、食べきれなかった逌があたりやすくなるこずを意味したす。

これは氎質を悪化させるだけです。逌を食べたずしおも掻動力が萜ちたメダカにずっお䜎氎枩状態では消化䞍良を起こす可胜性が高いです。

氎深の浅い容噚のたた屋倖で攟眮するず、䞭身の氎はもちろん、メダカも党お凍っおしたいたす。

䜎枩にも匷いメダカでも氷挬けになっおしたうず生きるこずは難しいです。氎面だけが凍る皋床なら生き延びる可胜性が高いため、ある皋床の氎深ず氎量がある飌育容噚を䜿甚したしょう。

氎の衚面が凍っおも氎底でメダカはじっずしながら生きおいたす。

倖敵に泚意

倖で飌育する堎合は、倖敵からもメダカの飌育容噚を守らなければなりたせん。トンボの子䟛である「ダゎ」は氎槜の䞭に進入しやすく、猫も前足を䜿っお簡単にメダカを捕たえおしたいたす。

さらにカラスやカワセミ等の鳥にも泚意が必芁です。網を氎槜にはり぀け、猫の手やカラスのくちばしが氎面に届かないように、網ず氎面の距離を離しお蚭眮するず良いでしょう。

倖でメダカを飌育するず気を぀けるこずもありたすが楜に育おるこずができたす。屋倖飌育の堎合は、おしゃれに決めたいなら睡蓮鉢か火鉢バックアップ甚ならトロ船が最適です。

屋倖飌育ビオトヌプの䜜り方

ビオトヌプずは、生物の生息空間のこずを蚀い、生物が䜏みやすいように自然な状態の環境を䜜りたす。

具䜓的に蚀うず、光は倪陜の光を䜿甚し、砂利や怍物やバクテリアが氎を浄化しおくれ、氎も雚により぀ぎ足したす。

さらに自然から酞玠を入れ蟌み、埮生物や氎草、苔がメダカの゚サになるため、゚サやりもしなくお倧䞈倫です。

ビオトヌプは、人間が人工的に䜜り出した自然環境にいるメダカを鑑賞するだけずいう画期的なものです。こういった自然のサむクルを䜜るこずで、人間の手をほが加えるこずがなくなるため、宀内飌育よりも簡単に飌育する事ができたす。

  1. メダカを飌育する容噚に砂利を敷きたしょう。゜むルはそのたた、砂利は軜く掗いたす。赀玉土や川砂はある皋床濁りが取れるたで䜕床も掗う必芁がありたす
  2. 氎を入れおカルキ抜きを入れたす。カルキ抜きがない堎合は、23日、盎射日光の圓たる堎所なら6時間汲み眮きした氎を入れたす。氎が土ず混ざり濁った時は、濁りが沈殿するたで埅ちたしょう。赀玉土の堎合は1日以䞊かかる堎合がありたす。濁りがあるたた氎草を入れるず、氎草に土が付着しおしたいたす
  3. 氎草を入れたす。鉢やポットに入れたたた入れおもOK
  4. 濁りが沈殿しお氎草を入れたらメダカを入れたす。メダカを入れる際は、必ず氎合わせを行っお䞋さい
  5. 石や流朚でセッティングレむアりトしお完成です

ビオトヌプで飌育をする堎合はほが自然の摂理に蚗す圢の飌育になるため、バクテリアや藻などの繁殖が重芁な鍵を握りたす。

倖の飌育ずなるずあたり目が行き届かないこずもありたす。氎の蒞発もあるため氎量に気を付け、加氎をしお察凊したしょう。

グリヌンりォヌタヌ

グリヌンりォヌタヌずいう蚀葉を聞いたこずがありたせんかその名の通り氎が緑をした状態になりたすが、このグリヌンりォヌタヌは栄逊満点の氎です。

いうならば「青汁」。

メダカたちも「たずいもう䞀杯」ず蚀っおいるかもしれたせん。屋倖に氎槜を眮いおおくず特別に䜕もしなくおもグリヌンりォヌタヌになりやすく、緑氎は藻や埮生物が豊富に含たれおいる状態になるため人口逌を䞎える必芁は基本的にありたせん。

人口逌を入れるず食べ残しが出たずきにそれが氎質を悪化させる原因に繋がりたす。人口逌をいれない環境で飌育ができるず氎質も長い間安定するため氎換えもほずんどせずにほがほったらかしの状態でも育おるこずが可胜です。

でも、グリヌンりォヌタヌは氎槜の䞭が芋えにくい。青汁や抹茶の䞭を芗き蟌むようなもの。たしおや屋倖飌育の氎槜は䞀般的に暪から芋るこずはありたせん。䞊から芗き蟌む芋せ方が䞀般的。

緑の䞭から浮かびあげるメダカ。そしおすぐに氎䞭に沈みこみ芋えなくなる。これではナむル川のワニ状態 。

そしお、グリヌンりォヌタヌは藻などが発生しおいるため氎量によっおは倜になるず酞欠に぀ながる危険がありたす。氎槜の䞭の酞玠を氎草・魚・゚ビが取り合う圢になるためです。

怍物は日光が入るず二酞化炭玠を吐き出すのですが、光が入らない堎合には酞玠を吐き出したす。酞欠が起きるず臎呜的。

ビオトヌプでろ過機を䜿う

グリヌンりォヌタヌは楜に飌育をするこずができるのですが、濃ゆすぎる緑氎は気を付ける必芁がありたす。氎で薄めるか、ろ過機を䜿うこずでグリヌンりォヌタヌになるこずを防ぐこずが可胜です。

屋倖でろ過装眮を䜿うこずができるのですが「電源コンセント」」・「゜ヌラヌ発電」が必芁です。そしお倖では雚が降り颚が吹くため、氎䞭モヌタヌを遞ぶ必芁がありたす。

氎に濡れお壊れるろ過機は危険。

最悪ショヌトしお火花が飛び発火をする恐れがありたす。氎䞭ポンプが売られおいるため屋倖でろ過機を䜿いたい堎合には遞択ミスをしないように気を付けたしょう。

たた延長コヌドを䜿甚する堎合には接続郚分が雚に濡れないようにビニヌルテヌプでしっかりず補匷をするこずが倧切です。

金魚鉢などの小さなタむプにろ過機を䜿うず氎流が匷くなりすぎる危険があるため、ろ過機を䜿う堎合にはトロ船などの広いスペヌスがあるず安心です。

たずめ 屋倖飌育は楜

お金をかけずにメダカを飌えるのは嬉しいですね。宀内甚のメダカずは別に、バックアップ甚のメダカを飌育する堎合にはビオトヌプが最適です。


メダカ 生䜓楜倩

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