第2章【UIの習得】

Blender初期起動画面の位置を確認!

2019年7月18日

第1章が終わり、続いて第2章を見ていきましょう。第2章ではBlenderの画面に慣れることを目的にします。

何事もはじめておこなうものに対しては慣れることがありません。使い続けることで慣れてきます。Blenderも同じです。何度も画面を見ることで自分の中にBlenderの画面が違和感なく入り込んでくるようになります。

【前】Blenderで使うマウスとキーボードの選び方

Blenderを初めて起動した画面の見方

いよいよBlenderソフトを開きます。Blenderのアイコンをダブルクリックしてソフトを起動させましょう。

ここで注意点があります。Blenderを開くとき、最初に黒い画面が出現して本ソフトが起動します。黒い画面のときにその中をマウスなどでクリックすると起動しなくなります。

他のデータ量が多いソフトでも、アイコンをダブルクリックすると「ソフト読み込み中…」などの画面が出て、その後にソフトが起動すると思います。

黒い画面はBlenderのソフト情報を読み込んでいる画面になるので、このときにマウスなどでクリックすると、コンピューターが起動プログラムにはない動作が加わったとしてパニックを起こします。パニックを起こすとBlenderが起動しません。

そのため、黒い画面には触らないように気を付けましょう。時間にしてアイコンをダブルクリック後、3秒~5秒くらいでしょうか。

無事にソフトが起動したら次のようになっていると思います。(バージョンの変更により多少の違いがあるかもしれません。画像はBlender v.2.80)

  • ①infoツールバー
    Blenderの管理画面及び、最適なUIに即時変更可能
  • ②情報ツールバー
    設定画面切り替え時に項目が変わる
  • ③3Dviewport(3Dビュー)
    モデリングをする場所
  • ④Select Box / Draw
    編集ツールの格納倉庫
  • ⑤Time line(タイムライン)
    時間軸
  • ⑥Scene Collection(シーン)
    オブジェクト情報全般の設定
  • ⑦Properties(プロパティ)
    出力設定、オブジェクト設定等

Blenderを起動すると様々なボタンがあります。そして多くの英語表示に頭が痛くなった人もいるかもしれません。日本語にはあとで変えることができるので、まずは画面を確認しましょう。

Blender v.2.79前までは、わかりにくいUIとして悲しい定評があったBlender。3DCG初心者泣かせの初期画面でした。何をどうしていいのか、何からどうはじめていいのか、まったくわからない!そんなUIだったのです。Blender v2.49以前はさらに…。

Blenderは進化を続けています。進化を繰り返したBlenderはとうとう2.8に突入。それと同時にUIを一層しました。

現在、起動をしてるBlenderは2.8以上だと思います。その画面は過去と比べると月とスッポンぐらいわかりやすくなっています。

①infoツールバー

Blenderの全般設定。セーブ・インポート・エクスポート・詳細設定などはここで行います。

その横に、「layout」・「Modeling」~…、のボタンがあるので押してみましょう。画面が切り替わることが確認できると思います。

これはBlenderが「このような画面にしたら制作がしやすいですよ」とお勧めしている画面になります。Blenderでは自分のやりやすい画面に分割することで同じことができますが、はじめからBlender側で設定しているため、時間短縮につなげることができます。

②情報ツールバー

現在、自分が選択していることに対して、その機能が表示されています。

例えば、②を見ながら③の好きなボタンを押しましょう。すると、②の表示が変わったと思います。

次に②に注目しながら①の「Sculpting」ボタンに切り替えます。すると②の表示も変わりました。

このように、その選択した行動によって操作画面が切り替わります。

③3Dviewport(3Dビュー)

この画面がなければ何もできません。モデリングをする一番大事な場所です。初期画面では立方体が表示されています。

その他にも、カメラ・ライトがオブジェクトとして配置されています。

④Select Box / Draw

編集するために必要なツールが格納されています。Blenderではショートカットキーなどを用いて機能を呼び出していくことができますが、④のボタンから呼び出すことも可能です。

⑤Time line(タイムライン)

主に動画を作りたいときに使用する、時間を表示する部分です。テレビ映像は1秒間に約30コマ(29.97fps)使用されています。アニメは約24コマ。

実写をスムーズに見せるスピードとアニメ画像をスムーズに見せるスピードが異なるため、数字が違います。

ようするに、1秒の動画を作るには24枚~30枚の画像が必要だということ。その画像をコンピューターがつないで1秒の動画にしていきますが、3DCGで動画を作るには、それほど途方もない時間がかかります。

枚数を減らしたらどうなるのでしょうか?1秒間の画像が減るのでカクカク漫画(パラパラ漫画)のようになります。違和感はあるもののギリギリまで減らせる枚数は8枚でしょうか?いろいろ試してみましょう。

⑥Scene Collection(シーン)

Blenderでは重要になる場所です。制作しているすべての情報がこの中に集まります。細かい管理もこの中でしていきます。

例えば、レンダリングに反映させたくない場合や他のモデリングの邪魔になるため一時的に非表示にしたい場合など。

はじめのうちはごちゃごちゃしてしまうので、ゆっくりと慣れていきましょう。一度慣れると便利な使い方ができます。

⑦Properties(プロパティ)

プロパティではオブジェクトの設定をおこないます。これはカメラ設定やライト設定、背景なども含まれます。

オブジェクトに色をつけたいときも、この場所とノードと呼ばれる機能を使います。また、パーティクルシステムや物理演算など、CGらしい設定ができます。

まとめ

Blenderの画面に慣れないうちは覚えるのに大変です。でも、慣れてくるとアレルギーもでなくなるので、時間がない場合は慣れるまでBlenderの初期画面だけでも見るようにしましょう。



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