雑学と豆知識

牛乳パックに小さなくぼみがある理由とは?

2019年2月23日

牛乳パックのくぼみはなに?「4コマ漫画」

牛乳を飲んでいますか?

牛乳を飲むと骨が強くなり大きくなるといわれています。

牛乳を手に取りコップに入れる前に何かに気がつかないでしょうか?

牛乳パックをよく見ると上の部分に小さなくぼみがあります。

たまたまこの1パックだけがそうではなく、他の牛乳パックも同じように小さなくぼみがあるので、意図的に作られているようです。

デザインなのでしょうか?

それとも別の理由があるのでしょうか?


牛乳の上に丸いくぼみがあるパラ。あれは何パラ?デザインパラ?

牛乳の紙パックの上にある小さなくぼみはなに?

牛乳の紙パック上部にある小さな「くぼみ」…。

これは何のためにあるのでしょうか?

よく見ると「あけぐち」とは反対側にくぼみがあることが確認できます。牛乳をコップに入れるときには側面を触るので、注入している間も上部にあるくぼみは「こぼれ防止」とは関係ありません。

他の自社商品やライバル商品と見分けがつきやすいように「デザイン」を考えた企業戦略?

使い道がないように思えますが、実はこれ、とっても大切なものなのです。「切欠き」と呼ばれています。

牛乳パック上部にある切欠きの重要性

切欠きの役割は、視覚障害者などが牛乳と他の飲料を区別するためのもの。バリアフリーを考えて作られたくぼみになります。

切欠きの反対側はあけぐちですが、くぼみが分かれば反対側にあけぐちがあることがわかります。

もしもくぼみがないと、どっちから開くのかわからず、一生懸命あけようとしてもそこはあけぐちではないため、牛乳パックの口が開かないということになるのです。

ただ、「切欠き」をつけるかどうかは、事業者ごとに任意で決めることができるため、切欠きがついていない商品も多いです。

また、切欠きは500ml以上の屋根型容器の家庭用紙パックに1つだけついています。中身は生乳100%、成分調整を行わない「種類別 牛乳」のみ。

「低脂肪牛乳」・「成分調整牛乳」などにはつけられていません。目が見えないためいつも飲む牛乳が判断しやすいです。

ちなみに、屋根型紙パック容器の上端の一部を切り欠く表示は、「加工食品品質表示基準」というルールで、牛乳以外は禁じられています。障碍者は迷わず牛乳を選ぶことができるというわけです。

過去に牛乳の容器がわかりにくいという声が出ました。そこで業界は、2000年5月以降に試験的に切欠きをつけた容器を流通させました。

その後、視覚障害者の人たちへアンケートをとると、わかりやすいという声が増えたため、2001年9月、農林水産省は紙パックの牛乳に「切欠き」をつけることを決めました。同年12月ごろから流通が開始されます。

まとめ バリアフリー設計の紙パック

切欠きは、中身が生乳100%の「種類別 牛乳」にのみについている印になります。コーヒー牛乳にもイチゴ牛乳にもついていません。

ただし、これはあくまでも任意の表示。切欠きをつけているメーカーとつけていないメーカーがあります。

シャンプーとリンスを区別するためにシャンプーボトルの横のギザギザなどがありますが、牛乳のパックにも同じように優しいバリアフリーがあります。



グラスフェッドの『なかほら牧場』
365日の通年昼夜放牧で乳牛を育て、牧場内で製品をつくっています。食のプロが集まる総合食品展示会『FOODEX JAPAN 2013』で開催された『ご当地牛乳グランプリ』で『最高金賞』を受賞。ほかにも料理のプロ向け雑誌『料理王国』の『料理王国100選2017 優秀賞』、『フード・アクション ニッポン アワード 2015 商品部門農林水産業分野の優秀賞』など、多くの受賞歴があります。


南日本酪農協同 デーリィ霧島山麓牛乳 200ml×24本(楽天)
霧島山麓の新鮮な生乳を殺菌処理後、無菌充填した常温保存可能な牛乳です。コクも風味もしぼりたての生乳の味わいそのまま。緑豊かな霧島山麓の新鮮な自然の味をたっぷりお楽しみいただけます。もちろん防腐剤や保存料は一切使用しておりません。

【関連】牛乳でお腹を壊す理由

-雑学と豆知識