金融辞典

政府が有償で投資や融資する「財政投融資」ってなに?役割とは

財政投融資とは、どのような意味があるのでしょうか?

公的機関に政府が有償で投資や融資することです。

財政投融資とは

財政投融資は、税金や国債とは別に国の信用で集められた公的資金を財源とし、国家の政策的に必要性のあるプロジェクトに対して、公的機関に政府が有償で投資や融資をすることを指します。

開発は場合により巨額な資金が必要となるため、このような民間では困難になります。大規模で長期的なプロジェクトを支援したりするため、中小企業金融や教育・福祉・医療など、民間金融機関では適切な資金供給が行えない様々な分野や場面において活用されます。

これまでは旧大蔵省資金運用部が郵便貯金や年金積立金などの資金を高速道路や中小企業の建設などを、公庫や公団などの特殊法人に融資をする制度でした。

しかし、郵便貯金や年金が特殊法人に「そのままお金を自動で流入」する仕組みだったため、何をどこへどれだけ使っているのか不透明になりその結果、工事費の無駄遣い・天下り先・役人の高額退職金などが明るみなり問題化をしました。

これを受けて2001年に法改正が行われます。大蔵省資金運用部は廃止。財務省になり資金の流れを明確化し、その上で予算を組み計画を立てるように移り変わります。

ただし、2017年より大きな問題に発展した森友学園問題などで、財務省の資金の流れが再び不明確な状態に陥っているのが実情です。

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財政投融資の仕組み

  • 租税負担に拠ることなく独立採算する。
  • 財投債(国債)の発行などにより調達した資金を財源とする。
  • 政策的な必要性があるものの、民間では対応が困難な長期・固定・低利の資金供給や大規模・超長期プロジェクトの実施を可能とするための投融資活動を行う。

2001年4月に財政投融資制度が改革されたため、これまで原資とされてきた郵便貯金・年金積立金が自主運用されるようになり、財務省は特殊法人に貸し出す財源を郵便貯金に依存出来なくなりました。

そのため必要な資金は財投機関債(国債)を発行し調達をしています。

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まとめ 本当に必要な場所に支援をすることが重要

お金は本当に必要なところに支援することが重要です。

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