金融辞典

約定通り返済が行われていない「不良債権」の意味とは

不良債権にはどのような意味があるのでしょうか?

不良債権は、約定通り返済が行われていない債権をいいます。

不良債権とは

不良債権は、金融機関が保有をしている債権の中で景気の減退などによる理由から返済不能となったり、金利の支払いが滞るなどの貸出先の諸事情により、約定通り返済が行われていない不良の債権を指します。

銀行はバブル時代、企業に対し大量の資金を貸付けた過去を持ちます。その後、バブルが崩壊したため企業の経営が悪化。

企業は銀行にお金を返せなくなってしまいました。このままいくと銀行は破綻してしまう恐れもあったことから担保を差し押さえようとしましたが、バブル時代に担保していた土地や株はバブル崩壊と共に価値が下落。

担保を差し押さえても企業に貸し付けたお金は戻って来ることがありませんでした。こうして銀行は巨額の不良債権を抱える結果になり、経営が次々と悪化をしていきます。

2001年4月6日、政府・与党の緊急経済対策で「不良債権のオフバランス化」が決定。

破綻懸念先・実質破綻先・破綻先の不良債権を新規発生分は3年以内、既存分は2年以内に帳簿から消し去る最終処理が行われました。

これは、直接償却という制度になりますが、「銀行の債権放棄・債権の売却・法的整理」の3つがあり、どの方法でも銀行や企業にとって大きな負担になることには変わりありません。

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不良債権の分類とは

銀行の債権は資金の能力により次の5つに分類することが出来ます。

  • 正常先
    → 業績が良好で、特別問題はない。
  • 要注意先
    → 去の債務に問題のある、または貸出条件に問題のある、または業績が不安定である。
  • 破綻懸念先
    → 営破綻までは行かないが、経営難の状態であり今度破綻する恐れがある。
  • 実質破綻先
    → 正式な破綻にはなっていないが、深刻な破綻状態となっており再建の見通しがない。
  • 破綻先
    → 正式な破綻となっており、法律的にも破綻に陥っている。

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まとめ バブルの崩壊で銀行は大打撃を受けた過去がある

銀行はお金を貸すときに見極めが重要になります。

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